なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

カラスビシャク(サトイモ科・ハンゲ属)多年草

2016-05-30 13:05:20 | 草花
 ウラシマソウやマムシグサを緑色の小型にしたようなカラスビシャクが松の木の下に出ていました。
もっとも、これは、テンナンショウ属の花とは、ややつくりが違っているそうです。
 葉柄の下にムカゴがみられます。これで、どんどん増えていくのかな?
昨年の今頃、用水路沿いを、ウォーキングしていた時、除草剤で、全ての草が枯れてしまっていたのに
あちこちにこのカラスビシャクだけが、緑色の葉を広げ、花をつけていたのを思い出しました。
地中の塊茎から、他の草よりやや遅れて葉を伸ばすので、この草だけが、生きていたのかもしれません。


























ツメクサ(ナデシコ科・ツメクサ属)1~越年草

2016-05-22 11:19:34 | 草花
 小さなツメクサの花をわたしも撮ってみたいと思い、家の周りを探しました。
ツメクサはいくつか見つかったのですが、どれも、花が開いていません。この花も、日光が
何時間か差さないと、開花しないみたいです。何回か見に行って、ようやく花が開いているのを
撮影することが出来ました。
葉は、名前の如く切った爪のような形で、線形です。花径は、4mmぐらいで、萼片には腺毛が
あります。花弁は、白色で5個、雄しべ5本が先に伸びて、次に花柱5個が開いてきます。
果実は、熟すると先端が5裂して、種をこぼします。






























タチイヌノフグリ(オオバコ科・クワガタソウ属)越年層

2016-05-19 12:56:57 | 草花
 ツメクサの花を撮ろうと思って、なかなか開かないので、何度も見に行っていましたら・・・。
その隣で、ひょろっとした草に小さな小さな青い花が咲いているのを見つけました。
ん?これは・・・。  花弁は4枚のように見えるし・・調べてみましたら、何とこれが、
タチイヌノフグリらしいのです。 名前は、何度か知らされていて、・・でも、こんなに小さな
目立たない花だとは、思ってもいませんでした。
外来種で、何処にでもたくさん生えているそうですが、花が小さく、快晴の日中、数時間しか
開花しないので、気づかれることが少ないということでした。
茎につく葉は、鋸歯のあるハート型が対生していて、上部は、被針形になって互生しています。
花の終わった茎には、たくさんのフグリ(果実)がついています。ここからいっぱい種が撒布される
のですから、そこらへんがこの草だらけになるのは、うなづけます。





















カラスノエンドウ(マメ科・ソラマメ属)越年草 学名ヤハズエンドウ

2016-05-17 13:45:04 | 草花
 裏の畑で、いろいろな草に混じって咲いていたカラスノエンドウです。
3月から6月ころまで、道端や草原など何処ででもよく見られます。
葉は、羽状複葉で、先端が3つに分かれて、巻きひげになっています。種が熟すと黒くなることから
カラスノ・・・と言われます。よく似たのにスズメノエンドウ、カスマグサなどがあります。
 子どもの頃、よくこのさやでシービービーって鳴らしたのが懐かしいです。





















ミヤマオダマキ(キンポウゲ科・オダマキ属)多年草

2016-05-06 20:30:01 | 草花
 連休はよいお天気でしたが、相変わらずの不調で、外出もままならず、家の周りの花などを撮って
慰んでいます。
このミヤマオダマキは、毎年撮っていますが、今年も僅かながら開花しました。
あまり湿気のない砂利のような場所が好きみたいです。
花弁の中を覗いてみましたら、雌しべが5本、たくさんの雄しべが見えました。
種がこぼれて、ひとり生えしてきますが、花をつけるようになるには、何年もかかります。