なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヤツデ(ウコギ科・ヤツデ属)常緑低木

2016-11-30 18:57:25 | 樹木
 天狗の葉団扇のような独特の葉をしたヤツデは、日本が原産の常緑低木だということです。
ヤツデといいますが、実際には7~11枚ほどに葉先が分かれ、奇数に分かれるそうです。
花期は、11月~12月で、球状の散形花序に綺麗な花を開きます。さらにこの球状の花が
集まって大きな円錐花序となります。
先日、ここのヤツデの花にたくさんのハエやアブなど昆虫が集まっているのを見ました。
ヤツデの花は、開いた時雄しべから花粉を出しますが、この時、雌しべはまだ未熟なため、昆虫が
来ても受粉しません。数日経て花弁と雄しべが落ちた後に、雌しべが成熟し、他の花の花粉をつけた
昆虫から、花粉を受け取り、受粉します。同じ花からの受粉を避けるための巧みなしくみです。





















ハマヒサカキ(モッコク科・ヒサカキ属)常緑小高木

2016-11-29 15:18:50 | 樹木
 沼近くの木陰に生えていた低い木に白い花が咲いていました。5mmぐらいの鐘形の小さな花がびっしりと
ついています。黒い実がついてるのもありました。
名前がわからないので、「このきなんのき掲示板」で、教えてもらいました。
ハマヒサカキという木で海岸近くに生えていることが多いそうです。植木として、生け垣などにも使われると
いうことでした。
雌雄異株でしたので、わたしの撮ったのは、雄株の雄花とわかりました。雌花では、雄しべが退化していて
花柱が3裂しているそうです。実が出来ていたのは、雌株の方でした。
花期は、11月~12月で、実の熟すのも同じ頃だそうです。
ヒサカキと花の形は似ていますが、ヒサカキの花は、春に咲きます。



































ノブドウ(ブドウ科・ノブドウ属)つる性木本

2016-11-28 14:40:16 | 樹木
 沼近くの低い木に、ノブドウが絡みついて、少し青い実をつけていました。
ノブドウの実には、虫たちの幼虫が虫コブを作って住みつきますので、いろいろな色や大きさになるのだと
いうことです。
 オマケ画像は、曽根沼の紅葉です。日当たりが悪いので、綺麗に色づきません。





























ラクウショウ(スギ科・ヌマスギ属)針葉樹  別名ヌマスギ

2016-11-27 16:37:24 | 樹木
 曽根沼公園には、ラクウショウの木が何本も植えられていて、大きく育っています。
丁度、落葉の季節になってきました。足もとは、ふかふかの落ち葉でいっぱいになっています。
朝、9時半頃出かけたのですが、荒神山の山陰になっていて陽射しが届きにくく、写真がうまく撮れません
でした。ラクウショウの大きな木の上の枝から何やらぶらぶらと下がっているものが見えました。
来年咲く、雄花の花序だということです。
果実は、既にそこいらじゅうに落ちていて、歩くと靴の下でぱきぱきと割れました。割れた実から種が見えて
いました。
ラクウショウの特徴である呼吸根が大小多く見られ、遊歩道の舗装を突き破って覗いているのもありました。












































カンムリカイツブリ(カイツブリ科・カンムリカイツブリ属)

2016-11-26 19:18:29 | 
 今日はお天気もよく、久しぶりの曽根沼行きでした。
水面を泳いでくる水鳥・・カモとは、ちょっと違うし・・と思って見ていましたが、どうやらカンムリ
カイツブリのようでした。
カンムリカイツブリは、冬羽になると、冠羽はあまり発達せず、頬から首にかけての羽毛は白くなります。
何度も水に潜っては、水中の餌を探しているようです。浮かび上がってくるまでの潜水時間がかなり長い
ように思えました。
オマケ画像は、いつも同じ場所に立っているカワウとアオサギです。