なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

センニンソウ(キンポウゲ科・センニンソウ属)常緑つる性半低木

2017-09-12 13:21:43 | 樹木
 公園に植えられていたヒイラギナンテンにセンニンソウが絡みついて、たくさんの花を咲かせて
いました。ここで、センニンソウを見つけたのは、初めてです。
仙人のお髭をつけた種がここまで飛んできて、根付いたのでしょうか・・。
 花弁のように見える白い4枚は、萼片です。花の中央に円筒状に開いているのが、8個の雌しべ
です。雄しべは長短多数あり、葯は3mmぐらいあります。葉には、長い柄があり、奇数羽状複葉
です。小葉は、卵形をしています。






























ヒロハスズメノトウガラシ(アゼナ科・アゼナ属)一年草

2017-09-09 14:51:50 | 草花
 おや、わたしは誰でしょう? そう、アゼナの仲間、ヒロハスズメノトウガラシです。
刈り取りの済んだ田んぼの畦に一面に咲いていました。
つぶれたようなお顔の唇形花で、お髭のような2本の雄しべをのぞかせて、ユーモラスなお顔立ち
ですね。トウガラシというだけあって、細長い実をつけています。果柄が長いのですね。
 昨年は、10月18日に撮りましたので、少ししか見つけられなかったけど、9月8日の昨日
では、いくらでも見つかりました。


































アキノタムラソウ(シソ科・アキギリ属)多年草

2017-09-08 12:53:13 | 草花
 公園の木陰にアキノタムラソウが、はや、花期の終わり近くなって、茎の上部に僅かに咲き
残っていました。長い花穂を伸ばし、長さ1.5cmほどの淡紫色の唇形花を何段にも輪生
させて咲きます。花は、日光の方に向いて、やや偏ってつきます。
 雄しべ2本が、上唇に殆ど付着し、はじめは、伸びていますが、次第に下向きに曲がって
きます。雌しべは1本です。萼は2唇形で、下唇の先が2裂しています。
茎にも萼にも花冠にも短毛や腺毛がたくさん生えています。









































コシロネ(シソ科・シロネ属)多年草

2017-09-06 13:38:36 | 草花
 曽根沼の畔にコシロネの花が咲いていました。
草丈は、倒れ込んでいたので、わかりにくかったのですが、60cmぐらいだったかと思います。
茎が角張っていて、対生した葉の葉腋にたくさんの白い唇形花をつけていました。
雄しべは2個、雌しべは1個でした。
この草がシロネなのか、コシロネなのか、随分迷っていたのですが、高さが1m以上もなかったので、
コシロネとしました。間違っていましたら、教えて下さい。



































クサネム(マメ科・クサネム属)一年草

2017-09-04 19:54:06 | 草花
 クサネムも田んぼの雑草で、農家の方からは、嫌われています。
この写真も一ヶ月程前の写真ですので、今は、すっかり大きくなり、実も熟しています。
蝶形花は、同じマメ科のアレチヌスビトハギにもよく似ているな・・と思いました。
でも、葉の形は全く違って、クサネムは、偶数羽状複葉です。
 花の竜骨弁の中に雄しべと雌しべがあります。果実は、熟すと節ごとに切れ目が入り、
バラバラになって、水に浮きます。
 ラストの写真は、幼苗ですが、これが、全部成長して大きくなったら、大変なことに
なりそうです。