なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

コウヤボウキ(キク科・コウヤボウキ属)落葉低木

2017-10-31 18:57:41 | 樹木
 会いたいと願っていると、いつか会えるものですね。
今日は、荒神山の山裾の道をてくてく歩いていて、斜面にコウヤボウキの花を見つけました。
わたしには、初めての出会いだったのですが、すぐにコウヤボウキだとわかりました。
枝には卵形の葉が互生していました。疎らな鋸歯があり、3脈が目立っています。
頭花は、白い筒状花が10数個集まったもので、くるくるリボンのようなのは、花冠が5裂したもの
だということです。筒状の両性花は、雄性先熟です。雄しべは、5個がくっつき筒状になって、
雌しべを囲んでいます。雄性期が終わると、雄しべの中から花柱が伸びてきます。






























イヌタデ(タデ科・イヌタデ属)一年草

2017-10-29 14:20:29 | 草花
 田んぼに所々イヌタデが集まって生えていました。
もう、寒くなってきて、花の開いているものは、よく見ないとわからないくらい少なくなっていました。
殆どは、実になっているようでした。
托葉鞘があって、縁に長い毛が生えています。
花被は、5深裂し、雄しべは8個、柱頭は、3裂しているということですが、画像を拡大しても
わかりにくかったです。茎は、円柱形で、紅紫色を帯びています。



































ハナイバナ(ムラサキ科・ハナイバナ属)1~越年草

2017-10-27 19:42:45 | 草花
 刈り取りの済んだ田んぼの縁に、暖かい陽射しを受けて、ハナイバナの花が咲いていました。
春に咲く花かと思っていましたら、今頃まで、長く咲いているのですね。
キュウリグサのような長い花序はつけずに、茎の上部の葉と葉の間に花を咲かせるので、葉内花と
呼ばれます。2~3mmの淡青紫色の小さな花で、花の中心部が、キュウリグサのような黄色で
なく、白い色をしています。
葉の縁に長い毛が生えているのが、この草の特徴だということですが、3枚目の写真で、それが
よくわかります。

























ミゾソバ(タデ科・イヌタデ属)一年草

2017-10-24 14:07:50 | 草花
 近所の空き地の草原にミゾソバの花がかたまって咲いていました。細い水路の畔のようでしたが、
草に覆われていて、よくわかりません。花の当たりだけが、ぱっと明るく感じました。
昔、金平糖と言って遊んだ、懐かしい草です。
葉は、牛の顔みたいな形をしていて、ウシノヒタイとも呼ばれているそうです。葉の柄の基部に
丸い托葉鞘のついたのもありました。






























ザクロソウ(ザクロソウ科・ザクロソウ属)一年草

2017-10-21 19:17:09 | 草花
 田んぼ道にザクロソウが生えていないかなあ・・と、探していましたら、2・3箇所集まって
生えている所がありました。夏の除草剤のせいか、まだ草丈があまり伸びていませんでした。
 茎はよく分枝し、細くて稜があります。下部の葉は、3~5枚輪生していますが、大きさは、
不揃いです。白い花被片(萼)は、5枚で、花径は、3mmぐらいです。
これから咲く蕾なのか、花が閉じて種を稔らせているものか、少し赤っぽく見えるのも
ありました。