なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ハンノキ(カバノキ科・ハンノキ属)落葉高木

2018-03-17 16:16:03 | 樹木
 曾根沼の西側の岸辺に大小数本のハンノキが生えています。
これは、一ヶ月前の2月18日に撮影したものですが、たくさんの雄花序が垂れ下がっていました。
松笠状の円いのは、昨年の秋に実った果実です。雌花序は、雄花序の基部についている小さな赤紫色を
帯びた楕円形のものではないかと思います。
ハンノキの花粉も花粉症の原因になるということです。



































トサミズキ(マンサク科・トサミズキ属)落葉低木

2018-03-15 20:00:31 | 樹木
 庭にトサミズキの花が咲きました。葉に先立ち、穂状花序を垂らして、黄色い花を数個開きます。
高知県に自生することから この名前がついたということですが、庭園樹として、よく植えられています。
ロウバイ、マンサク、サンシュユなど、トサミズキも早春の花は黄色が多く、優しい感じです。
雄しべの葯は、咲いたばかりの時は、赤い色をしていますが、花粉を出し終えると黒っぽい色に
変わっていきます。雌しべは2本、咲き始めは、花の外に突き出しています。
蜜蜂がさかんに飛び回って、花粉を集めていました。



































ハシビロガモ

2018-03-14 13:59:54 | 
 2月20日、久しぶりに暖かい日でしたので、曾根沼の向こう側までぐるっと歩きました。
こちらは日当たりもよく、ハシビロガモの2組の番がいました。
ハシビロガモは、冬鳥の渡り鳥ですから、もう今頃は、北の国に向かって旅立っていることでしょう。
嘴の先が平たく広くなっていますので、この名前がついています。
雄は、黄色の目をしていて、白い胸と赤茶色の腹が目立ち、翅は青みを帯びて美しいです。
番の2羽が水面をぐるぐる回って、採食中のようでした。嘴の内側に細かいブラシのような突起が
ついていて、水面のプランクトンなどを濾し採るということです。
帰りに公園の木の下で、落ち葉をひっくり返してごそごそしているシロハラに出会いました。






























セツブンソウ(キンポウゲ科・セツブンソウ属)多年草

2018-03-12 13:12:05 | 草花
 昨日、急に思い立って、米原市大久保のセツブンソウを見に行ってきました。
セツブンソウは、丁度見頃で、たくさんの花が咲いていました。今年は、セツブンソウまつりも開催されて
いなくて、日曜日の割には、訪れる人が少なめでした。お陰で、ゆっくりと撮影出来ました。
 半透明の白い萼の中に花弁が変化したという黄色い蜜腺が綺麗です。淡紫色の雄しべからは、葯が開いて
白い花粉を出しているのがわかりました。雌しべは、真ん中のやや赤みを帯びたものだと思います。
こんな可憐な花を大切に守っていて下さる地元の方々に感謝です。







































キバナノアマナ 





大久保の風景 左に姉川が見えます。