今年の1月に彼女と会った時に話をした時である。
一昨年にミャンマー青年を雇って失敗した事の、話を聞いて見たのだ。
いくら娘の恋人でも、娘が大学を卒業して、娘に出すお金が無くなったから。
ミャンマー青年の賃金を上げてやって、雇うのは経営者としての疑問に感じていた。
彼女の言い分は町には人を雇うにも、大都市に働きに出て人が居ないからと言う。
人を雇えは彼女は経営者となり、仕事量は少なくなるのであるが、
普通タイ人の事業者は家族内で、仕事のやりくりをしており、人を雇うにも短期の人間しか雇わない。
彼女は女で一人で、カエルの養殖と、マンゴ農園を経営していたのだが、
娘が体が弱く家の手伝いは殆どさして居なかった。
ミャンマー青年を雇うには、ターク県やピサヌロークの県庁にも数回も行き、正規の許可を取ってやり、
タイ人と同じ保険にも加入してやり、警察の届などいたりつくせりで雇ってやり。
1日に数時間の仕事量しかなく、後は父親の家の手伝いなどをして、過ごしていた。
その位なら短期の人を雇えばよいのに、住む家と3度の食事付きで雇っている。
カエルの養殖では餌代が殆どを占めるし、売値の単価は安いし、
マンゴ農園は薬品代や肥料代など、儲けはしれている。
家族で助け合って人件費を浮かせて、初めて利益が出て来るのである。
娘が大学を出るまではと思い、日本に帰っても時々タイに行ったり、送金したりしていた。
娘が大学を出たので私の役目も終わったと思っていたし、
ミャンマー青年を雇うのに、私が援助する必要は感じなかった。
彼女も儲かっていると言う話で、手を引くことにしたのであるが。
タイ人は直ぐ規模を大きして儲けを多くしょうと考える、これが失敗の元と思う。
養殖池を4か所も作り、ミャンマー青年に使った費用などと、飼料代などで、
貯金が0になり銀行に借金が有るのではないかと思う。