ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

ガンになって「緩和ケア」は治療をあきらめた訳ではない

2023-08-22 10:32:52 | 健康・医療
このブログでも簡単に触れたことがありますが、私は75歳以上になったらガンが見つかっても積極的な治療はしないつもりでいます。

現在76歳ですので、もうガン検診なども受けないようにしていますが、見つかってしまうかもしれません。私が積極的な治療(手術、放射線、抗ガン剤など)を受けたくない理由は、治療を受けても放置しても寿命にあまり差がないだろうという考えからです。

手術などのガン治療は、身体に非常に大きな負担をかけるものです。これがどの程度の負担になるかをまとめて、ブログで書くつもりでいますがまだまとまっていませんので、ここでは大雑把な感じだけとなります。

例えば手術の場合は、全身麻酔が必要となります。この全身麻酔については、どんな負担になるのか色々と出ていますが、ここではそれ自身が身体を弱らせてしまうという事だけにしておきます。

その実際に切開して患部を取り出し、臓器の一部を切除することになります。この場合ガン細胞だけではなくかなりの部分、臓器の何分の一かは切除してしまいますので身体への負担はかなりのものとなります。

その後切開部分の治癒のためにかなりの時間が取られることになります。こういった大きな負担により、どの程度寿命が縮まるかは明確になっていませんが、かなり大きいものと予想されます。また当然ですがこういった治療によって再発や転移が完全に防げるわけではありません。

一方ガンの方は、発生した部位やその性質にもよりますが、私ぐらいの歳になれば一般的に進行はかなり遅くなり、症状もそれほどひどくはならないでしょう。

何年後かにはガンも大きくなり、末期ガンとしての症状が出てきます。そうなると痛みや苦しみを取るための処置が必要になりますので、緩和ケアを受けることになります。ここで重要なことは、この緩和ケアを受けるまでは、普通の日常生活が送れることです。

ほとんどの高齢者が寝たきり生活など送るよりは、ピンピンコロリを希望しています。ガンになったとしても、末期の痛みなどが出て緩和ケアを受けてすぐに亡くなれば、ピンピンコロリといえるような気もします。

治療を受けても受けなくても寿命は大して変わらないだろうということは、誰も結果を見ることができないことですが、治療を受けることによる日常生活の中断は避けたい気がしています。こういうことは私が死を受け入れる準備ができているから出る発想なのかもしれません。

なおタイトルは、ガン治療における「緩和ケア」の重要性に関する記事を出すつもりでしたが、私のガンに対する処置だけになってしまいました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿