コメント
名人戦第5局(再々掲)
(
1号
)
2006-05-29 22:17:03
戦型予想:『相振り飛車』
しかし、こっれって・・・、
(
ssay
)
2006-05-29 22:18:54
プロ同士でも、よほど実力が接近していないと成り立ちませんよね。あと、読みの波長が合わないと・・・。佐藤棋聖なんか、他の方と少し違う読みをされそうなので、
竜王「(指を差しながら)ここへ来るか」
棋聖「えっ?そこ?そんな手があったか」
もう一度、1億と数手読み直したりして。
昔は
(
りぼんの棋士
)
2006-05-29 22:23:10
おおらかだったんですね。テレビ対局ではどうだったんでしょうか?囲碁では現在でもぼやく方はいらっしゃいますね。若い方でもいらっしゃいますしね。
名人戦は一手損角替わりかと予\想します。(多分当たらないと思いますが…。)谷川先生に頑張っていただきたいです。
これは
(
harunire
)
2006-05-29 22:23:33
A級順位戦の1局ですね。
懐かしい。
新聞の切り抜きがいまでもありますが、
大内の攻め、升田の受け、紅の観戦記は
すばらしい。
りぼんの棋士さんに同歩
(
角って苦手なのよね
)
2006-05-29 22:34:24
本当に大らかだったんですね。でも、こういった対局者の生々しい声が伝われば、将棋ファンや将棋雑誌の購読者数も増えるのではないでしょうか?
近年の将棋は、技術的には非常に洗練されたと思いますが、その分、人間ドラマの要素が減っていると感じるのです。洗練された技術に追従して心底楽しめるのは、極く一握りのトップアマやそれに準ずる方だけでしょうが、人間ドラマとしての将棋はヘボでも存分に楽しめますし。
名人戦の勝敗に関してはりぼんの棋士さんが書かれている通り先手番の谷川先生の勝利を願ってますが、戦型予想は1号さんがだいじなものを取り戻せる事を祈って1号さんの相振り飛車に乗ります。
どうもです。
(
あきら
)
2006-05-29 22:36:33
素早いコメントありがとうございます。
もちろん、読みが合わない可能性があるような微妙な局面ではボヤきませんので大丈夫です
上図のような狙いが明らかな局面でボヤきます(笑)
昔の棋士は対局中に良く会話をしていたそうですね。今ではほとんどなくなりました。
そうです、A級順位戦です。当時の新聞の切抜きを持ってる方がおられるとは
ヒゲの先生
(
大分のおじさん
)
2006-05-29 22:36:54
升田幸三という棋士は魅力的な方だったようですね。新手一生を掲げて当時としてはかなり斬新的な構想を持って指していたようです。河口俊彦さんの「大山康晴の晩節」(?)を読みましたが升田先生についても書いて欲しいものです。升田ー大山戦は相撲で言えば大鵬ー柏戸戦みたいなものだと思いますが人間的な魅力のある棋士同士の対決を今の時代にも見てみたいものです。
山崎さんは竜王だけには死んでも負けたくないようですね。渡辺ー山崎戦も死闘を繰り広げ将棋ファンをわくわくさせるようなライバルになってください。
将棋世界の「対局日誌」が終わるような話を聞いたのですが本当でしょうか?どなたかご存知の方教えて下さい。
竜王のブログも最近は名人戦一色ですが、以前のように柊ちゃんの写真や「嫁が書く」を載せてもらうと嬉しく思います。
おもろい!
(
ごうじょうたかちゃん
)
2006-05-29 22:37:50
もしかして今シーズンからA級に昇級したA棋士が対局中にこんなコメントしてくれないかなぁ。あの人の感想戦が滅茶苦茶面白いので。。。
こんな話題ばかりでこのブログが進んでいけば楽しいね。
日本将棋連盟
(
1号
)
2006-05-29 22:43:13
1.勝負事は厳しくないと面白くない。
2.今回の名人戦騒動は目先の利益追求であり中期的には将棋界に低迷をもたらす。
3.過去の栄光を追っかけていつまでも名人戦の主催新聞社の契約金にだけ頼ろうとする安直な考えが愚か。しばらく将棋界は衰退に向かう。
4.衰退する要素:
①趣味、興味の多様化。
②10~30年後、コンピューター将棋が人間に追いつく。
③縄文時代以来、昨年初めて日本の人口が減少し始めた。
5.戦後(ここ50年で)人気が衰えたモノ:(一例)
・プロレス
・プロ野球巨人軍(→ロッテ:日本一)
・スキー
・テニス
・男子ゴルフ
・サントリーオールド
・カルピス
・仁丹
・着物
・テレビと新聞(→インターネット)
・男性の威厳(自分で責任をとる勇気がない)
6.渡辺 明 竜王の発奮に期待します。
強い将棋指しになって下さい。
とりあえず、王位戦2連勝。
大分のおじさんへ
(
ごうじょうたかちゃん
)
2006-05-29 22:50:01
確かに山崎先生は、竜王にライバル心を燃やしています。ファンとしては山崎先生の物凄い、たまに訳の分からん指し方に?魅了されます。
それを受ける竜王も凄いんですが、「これでどうだ!」とか「ウッッ」とかの声が上がりながらの対局、見てみたいですなぁ。どちらが早くA級に上がるか身内で盛り上がっています。
共に頑張れ!竜王も山崎先生には負けたくない筈です。
ごうじょうたかちゃん様
(
大分のおじさん
)
2006-05-29 23:03:19
同歩です。お二人がA級に上がり名人への挑戦権を争う姿を見てみたいものです。
ここへ来るか
(
ハイビスカス
)
2006-05-29 23:57:28
『感想戦で「おっ」「ここがわからん」「ここへ来るか」を4人で連発』に大笑いしました。棋士の皆さんの、厳しくも楽しい研究の様子が伺えてうれしかったです。
はじめまして
(
へろへろ
)
2006-05-30 00:08:14
升田-大内のA級順位戦ですか。懐かしいですね。
ちなみにこの時の名人戦主催は朝日新聞でしたね。
升田九段が順位戦を指した最後の年だったとも記憶しています。
最近の棋士って個性がない
(
たくじ
)
2006-05-30 00:18:15
これは将棋棋士に限らないことですが、
今の将棋の技術水準は昭和の時代より
はるかに発展したけど、テレビで見る
棋士はほとんどサラリーマンみたいな
人ばかりである意味つまらなさを感じる。
その点、渡辺竜王は大山十五世名人を彷彿
とさせるものがあるので、あとは升田実力制
名人のような個性派棋士がいれば少しは
面白いと思うけど、今の時代に育った人に
個性派棋士を求めるのは難かしいのだろうか。
といっても米長邦雄みたいな棋士は個性派
というよりも、単なる目立ちたがりやで、
将棋界の壊し屋にすぎないですが。
Unknown
(
ひろひろ
)
2006-05-30 00:40:59
対局中は、まぁ会話をしないというのは分かりますが、NHK杯のようなTV対局の感想戦ではもう少ししゃべって欲しいです。
この前、木村先生のぼやきながら(しかし、ちゃんとしてた)の感想戦は楽しかったです。
時には
(
ごじょうたかちゃん
)
2006-05-30 01:08:01
亀田ファミリーのような実力に伴うリップサービスが将棋界でも必要かと思います。ひろひろさん、のようにぼやきながらの感想戦などは人間味が溢れて良いですよね。竜王や名人に向かってライバル心メラメラなのはファンとしては対戦がドキドキして楽しみです。そういうネタをマスコミは待っているんではないでしょうか?マイクパフォーマンスが秀でていてユーモラスのある棋士をマスコミは放って措きません。惹いては将棋布教にもってこいと思うのですが如何でしょう?アカンかなぁ
将来
(
永世竜王
)
2006-05-30 01:49:05
将棋の場合は、スポーツなどの他競技のような演出は不要でしょう。狭い世界ですし。
チェスの世界でたまに見られるような、とんでもないぐらいの個性ある棋士がもっと登場して欲しいですね。
現代の若手にそれを求めるのは難しいかもしれませんが、いずれにせよこのままでは将棋界も衰退していくでしょう。
渡辺竜王、王位戦、竜王戦頑張って下さい。
本来の姿
(
niwanochigusa
)
2006-05-30 06:14:16
ブログの内容が竜王らしい本来の姿に戻って嬉しい。ある意味から、渡辺竜王に今後竜王戦8連勝希望。
昔の観戦記
(
バビル3世
)
2006-05-30 08:09:31
やはり昔の観戦記は、読み物としても面白かったように思います。
ただし棋士自体が個性的な人が多く 序盤の間は冗談を話しながら指していた人もいてたように記憶しています。
私が記憶に残っている観戦記では、升田元名人と米長さんが 隣どうして指していて。
升田元名人が”この前 ムギナガという碁打が家にきてあまりに生意気なんで、こてんぱんに
やっつけた 本名をヨネナガというらしいがね”それに対して 米長さんもやり返して
一同大爆笑とかいう観戦紀も記憶が記憶に残っています。
書き手も上手なこともあるとは思いますが
個性も豊かだったのですね。
Unknown
(
初心者
)
2006-05-30 08:13:28
ひと月前から竜王のブログを見ています。
いつも楽しませていただきありがとうございます。
将棋初心者の質問。
投了図から先手はどうやって攻めるんでしょうか?
持ち駒に圧倒的な差があるのは判るのですが、
下手に相手に駒を渡したら先手大ピンチ!になるようにも思うのですが。
2筋3筋から後退していけば先手玉は結構逃げ粘れるからでしょうか?
どなたか教えてください。
この将棋は
(
masuda
)
2006-05-30 10:06:50
昨年出版された真部八段の「升田将棋の世界」にも載ってますね。
昔の観戦記よりは手に入れやすいですので、よろしかったらどうぞ。
>初心者様
私がこのあと指すとしたら、▲2四歩ですかね。以下、竜角をいじめながら
1,2筋に金銀の城壁を築きます。(と金で作れれば最高)後手玉はどうせ逃げられないので、
すぐに攻めないのがポイント。
投了図から
(
中級者
)
2006-05-30 10:14:47
>初心者さん
先手玉は後退しません。相手の角や竜を攻めながら周辺に金銀を埋めたり、と金を作れば負けはありません。
一方、後手玉に迫るには、6二金を攻める(6四香、5一銀などがもしかしたら詰めろかも)と1一竜が強力なので受けがありません。
でいいかな?
ぼやき
(
田舎支部長
)
2006-05-30 10:16:04
対局中の発言ということですが、数年前に見た
囲碁のタイトル戦中継における某棋士のぼやきは
すごかったですね。ぼやきというよりは叫ぶに
近く将棋のタイトル戦ではああいう光景は見た
ことがありません。もし将棋であれをやったら
立会人から注意されるのではとか思いました。
でも普段の対局で大声でぼやいたりする棋士は
いるのでしょうか?
失うもの
(
将棋ファン
)
2006-05-30 10:43:12
>1号
自分だけは何を言っても責任は無い・安全とばかりに中傷を続けることは、今、自分で言った内容に対して、本末転倒とは思いませんか?
将棋だけではなく他のものまで引き合いに出してまで。
忠告しておきます。誰にでも言ったことには責任は付いて廻るということを。目に見えないものでも、何も失わないと思っているならば大間違いです。
>初心者さん
初段くらいの実力ですが、多分、後手の竜と角をいじめつつ、守りを固めるのではないかと。とりあえずは(笑)
投了図から2
(
中級者
)
2006-05-30 11:27:35
>初心者さん
補足です。私なりに具体的な手順を考えてみました。投了図(▲1三玉)以下、
1)△5六角(△2三竜の詰めろと、△6五角、▲同歩、△2一金の狙い)、▲2四香(前記の防ぎ)、△2三歩、▲2二金、△4三竜、▲2三香成
2)△2一歩(先手1一竜の利きを止めると同時に攻めの拠点づくり)、▲2四歩△6五角▲2三銀、△3三竜、▲2一竜
3)△1五歩、▲3三歩、△同竜、▲2四銀
いずれにせよ、後手の攻め駒を責めながら自玉周辺に駒を投入して安全を確保してから、▲5一銀で後手の6二金を狙えばよいと思います。
大分のおじさんへ
(
振られ飛車
)
2006-05-30 11:31:47
同歩です。できれば渡辺名人・竜王(逆か)に山崎○○(残り五冠のいずれか)の名人戦がみてみたいです。
古来、この国では東西対決が最も盛り上がりますので。一方、谷川vs羽生は年齢差がありますので。
>皆々様
投了図の次の次の手で▲2二金と打って、竜角両取りをかけたいので、その前に△2二歩と打つも、▲2四銀でZではないですか、と実力4級は思いますが。
あの頃は・・・
(
K.O
)
2006-05-30 11:41:37
今は殆どなくなりましたが、NHK杯戦のテレビ放送中でも棋士達がタバコをプカプカ吹かしながら指していましたね。感想戦の時は周りが煙りだらけだったことを覚えています。
解説に出られていた時も、升田さんはタバコを吹かしながらされていましたよ。(今なら直ぐに苦情が飛んできそうです)
解説中に升田さんは一時退席してしまい、聞き手の永井さんが困ったこともあるようです。
しかし、当時はあまりそういうことに対して世間もぐじゃぐじゃ言うことはなかったような気がします。
大棋士達の身振り素振りを黙って見ていた頃が、一番安泰していた時代だったかもしれません。
Unknown
(
オールドファン
)
2006-05-30 12:20:07
升田九段があきら先生のブログに登場したのを記念してエピソ\ードをひとつ。これは友人の元奨励会員に聞いた話です。彼が升田‐大山戦の記録係で当日連盟のエレベーターにのったところ大山名人がのっていて、さらに升田九段も…と対局者、記録係で呉越同舟となったそうです。そしてエレベーターのドアが開くと同時におふたりは対局室までダッシュしたとのこと…呆然とした彼が対局室へ着くと上座に大山名人がすわっていました、そうです下駄と靴の差で升田九段は上座取りレースにやぶれたのです。しかし九段は駒箱をあけると王将をつかみピシッと51(59)に打ちつけたそうです。いろいろ聞いた話の中でおもしろいのをひとつ紹介させていただきました。
しゃべってみる
(
樋口雄一
)
2006-05-30 12:27:46
将棋祭りの席上対局の感想戦でぜひやってみてください。
ダービーも目黒記念も馬連を当てました
ハイリターンは期待できませんが、当てるということが気分的にも重要なので、最近は馬連に回帰しています
こりゃまた
(
オジサン
)
2006-05-30 12:47:29
懐かしい将棋ですなあ。トオイメ
わかりました!
(
初心者
)
2006-05-30 12:59:47
masudaさん中級者さん将棋ファンさん振られ飛車さんありがとうございます。
直ぐに攻めずに、守りを固めつつごり押しをしていくのが正解なのですね。
昔NHKでやっていた正月特番でプロ対芸能人の将棋で投了図から開始するっていうコーナーがあったように思いますが、私なんかがさしたらあっと今に大逆転で討ち死にでしょうね。
初心者の私は投了図からの詰め方を考えるだけで結構楽しめます(答えがすぐに判らないから)。
ダッシュ・・ですか
(
きたろう
)
2006-05-30 15:41:58
エレベーターから降りた升田と大山が、それっとばかり走り出して上座争奪戦とは・・。いやはや面白いエピソードですね。そういう子どもみたいな一面があるのが、いいなあと思いました。
楽しいエピソードですね(^^)
(
角って苦手なのよね
)
2006-05-30 17:04:35
オールドファンさん、有難うございます。そうですか、上座争いと王将の取り合いですか。とても人間臭いけれど罪のないとっても楽しいエピソードですね。
現代は、棋士だけでなく一般社会そのものが余りにも潔癖症になってしまい、将棋に限らず全ての分野で人間臭いエピソードやドラマが許容され難くなってしまったのが本当に残念です。
他にも
(
ななあしい
)
2006-05-30 17:06:05
たしかこの将棋の前年の順位戦だったと思うのですが、
同じ大内ー升田戦で、
大内 (強手をはなつ)
升田「エラく強いな」
大内「気は強いです」
升田「将棋は弱いが気は強いか。。」
大内 (横を向いて大あくび)
というようなやりとりが書いてある観戦記もあったように
記憶しています。
個性派っていいね
(
ペンバー
)
2006-05-30 17:28:02
やはり個性は大事ですよね。個性がないと自分を見失(以下省略)
まぁ現代の将棋で奇妙な行動・言動・容姿をしていると周りからいい印象を持たれるかどうか・・・。微妙です。
ここはわからん
(
八枚落ち
)
2006-05-30 17:45:16
昔は、今よりおおらかだったのでしょう。私は、音楽と将棋が趣味。「1曲どうですか?」「1局どうですか?」な具合です。近頃は、音楽の世界もノンビリムードが人気があるようです。Iz やNorah Jonesの”Over the rainbow”や、Alison KraussのBeatles Coverの”I Will”などぜひ聴いて下さい。そういう意味では最近報道されている名人戦問題もたいへんなのでしょう。個人的には、棋士が運営などについてそこまでしなくても、本業の将棋を指していればいいと思いますが、そうノンビリもしてられないのでしょう。ぜひNHK放送では、対話型の対局を流行らせてほしいです。そうなれば、渡辺VS山崎戦は見物です。(もうすぐ1才になる息子のパパ)
気になる竜王戦
(
K.O
)
2006-05-30 18:03:04
本日は竜王戦6組の決勝戦(村山四段対中村四段)が行われていますね。
渡辺竜王、そちらの方が気になるんじゃないですか?
1組からは当然の如く強者揃いで、今から決勝トーナメントが楽しみです。
結果が待ち遠しい!
確かこの将棋は
(
gam
)
2006-05-30 20:26:08
大内さんが名人挑戦したときの順位戦ですよね。
この頃の切り抜き、私も最近まで持ってました。自宅を改装するときに(K木将棋の)K木さんに差し上げてしまったけど。
同じ期の大山ー升田戦も、内容も観戦記も面白かったなあ・・・。
この頃の朝日の観戦記は充実してたと思います。毎日に移ったので新聞を替えたけどしばらく観戦記の文章になじめなかった記憶がある。
しゃべるときは
(
大計
)
2006-05-30 20:53:42
将棋しながら喋るときは大抵負けてる方ですね。我が三条道場では歌う人もいます。
「歌がうるさい」と怒鳴る声もあり、それは賑やかですよ。アマの将棋はそんなもんでしょう、稽古ならゆるされるかな。(さすがに大会ではありません)
囲碁は
(
いちじく
)
2006-05-30 21:50:14
囲碁は今でもいろいろおっしゃいますな。
升田幸三NHK杯で相手の指し手を指図する!?
(
パルレ モア ダムール
)
2006-05-30 21:52:57
実際にTVで見たのではなく20数年前友人から何度か聞かされたことなのでやや記憶が曖昧なのですが、升田さんに関するエピソードを紹介します。おそらく昭和50年代のNHK杯で、最終盤さすがに升田必勝の局面だったらしいのですが、相手棋士が型作り的な手を指そうと駒を置こうとすると『違うだろう』とやや身をのりだして盤の別の升目をゆび指したそうです。駒を置こうとすると制止がかかるというようなやりとりが何回か続いたあと、何と結局相手棋士は指し示された場所に駒を置き、升田は『それでいいんだよ』と次の手を指してほどなく相手投了。理想とする棋譜を残そうとしたのかもしれませんが、全く当然ながらその独善的行動に対しては視聴者のみならず非難の嵐が轟々だったそうです。こういう失敗はあったものの本気で憎めない現在でも多くのファンがいる棋士だと思います。
ところで、そういう升田さんの一面が影響したのかどうかわかりませんが、現役引退される少し前にイス対局を希望されたのですが連盟(大山会長)から却下されてしまいました。個人的にですが唯一真っ向から合点がいかない大山さんの判断です。週刊将棋4月12日号で山田史生さんも述べておられましたが、公式戦へのイス対局導入を検討されてはどうでしょうか。当時と時代も明らかに変わっています。例えば歌舞伎は伝統を守ることだけではなく時代に迎合することとで何百年も生き延びてきています。この導入が決定されえば、ファンに永遠に記憶される好手(確実な実績)となるのではないでしょうか。
p.s. 山田さんの同コラムにあった、
1,定刻対局開始。
2.観戦記者への協力。
も棋士として最低限守るべき根本的基本。
以上
Unknown
(
Unknown
)
2006-05-30 22:01:49
>大内さんが名人挑戦したときの順位戦ですよね。
違います。翌年彼が降級したときのものです。この期の大山ー大内も名局でした.
私は誰か?
(
1号
)
2006-05-30 23:58:34
このブログを遡れば日本将棋連盟の記録から推定できます。素性を言わずに偉そうなことを言わないで。
いまの観戦記は
(
蓮根
)
2006-05-31 00:02:31
いまの観戦記は、連盟や棋士の顔色を窺うようなところがありますからね。野球の解説者と同じで、うまいへたや、技術論や根性論など、いろいろできるはずなのに、誰が書いても結構似通っています。
川端康成「名人」(これは囲碁の観戦記ですが)までは期待しませんが、読み物として面白い観戦記が出てこないものでしょうか。
Unknown
(
Unknown
)
2006-05-31 00:54:25
6月最終週のNHK杯戦の解説は
渡辺あきら竜王ですよ!!!!!!
勝負師の時代
(
鹿之助
)
2006-05-31 00:55:42
当時の棋士はそれぞれに個性があり、その個性を将棋に表現していたように思う。データが豊富になった現代ではかえって個性的なものが叩かれてしまう。ここらで香車が一つ下がれるとか、そういう新ルールを打ち出して個性の時代を回帰させたいと願うのは私だけでしょうか?
Unknown
(
Unknown
)
2006-06-01 22:32:12
最近将棋を指す機会が少ない・・・とのことですが。
そういう時期を持った方が、意外に将棋が強くなったりして・・・。
将棋以外のところでは、私自身、そういう経験があります。今の状況を「気分転換」というコトバであらわすのが適切かは分かりませんが・・・。いずれにしても、ご健闘をお祈りします。
コメントを投稿する
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
竜王「(指を差しながら)ここへ来るか」
棋聖「えっ?そこ?そんな手があったか」
もう一度、1億と数手読み直したりして。
名人戦は一手損角替わりかと予\想します。(多分当たらないと思いますが…。)谷川先生に頑張っていただきたいです。
懐かしい。
新聞の切り抜きがいまでもありますが、
大内の攻め、升田の受け、紅の観戦記は
すばらしい。
近年の将棋は、技術的には非常に洗練されたと思いますが、その分、人間ドラマの要素が減っていると感じるのです。洗練された技術に追従して心底楽しめるのは、極く一握りのトップアマやそれに準ずる方だけでしょうが、人間ドラマとしての将棋はヘボでも存分に楽しめますし。
名人戦の勝敗に関してはりぼんの棋士さんが書かれている通り先手番の谷川先生の勝利を願ってますが、戦型予想は1号さんがだいじなものを取り戻せる事を祈って1号さんの相振り飛車に乗ります。
もちろん、読みが合わない可能性があるような微妙な局面ではボヤきませんので大丈夫です
上図のような狙いが明らかな局面でボヤきます(笑)
昔の棋士は対局中に良く会話をしていたそうですね。今ではほとんどなくなりました。
そうです、A級順位戦です。当時の新聞の切抜きを持ってる方がおられるとは
山崎さんは竜王だけには死んでも負けたくないようですね。渡辺ー山崎戦も死闘を繰り広げ将棋ファンをわくわくさせるようなライバルになってください。
将棋世界の「対局日誌」が終わるような話を聞いたのですが本当でしょうか?どなたかご存知の方教えて下さい。
竜王のブログも最近は名人戦一色ですが、以前のように柊ちゃんの写真や「嫁が書く」を載せてもらうと嬉しく思います。
こんな話題ばかりでこのブログが進んでいけば楽しいね。
2.今回の名人戦騒動は目先の利益追求であり中期的には将棋界に低迷をもたらす。
3.過去の栄光を追っかけていつまでも名人戦の主催新聞社の契約金にだけ頼ろうとする安直な考えが愚か。しばらく将棋界は衰退に向かう。
4.衰退する要素:
①趣味、興味の多様化。
②10~30年後、コンピューター将棋が人間に追いつく。
③縄文時代以来、昨年初めて日本の人口が減少し始めた。
5.戦後(ここ50年で)人気が衰えたモノ:(一例)
・プロレス
・プロ野球巨人軍(→ロッテ:日本一)
・スキー
・テニス
・男子ゴルフ
・サントリーオールド
・カルピス
・仁丹
・着物
・テレビと新聞(→インターネット)
・男性の威厳(自分で責任をとる勇気がない)
6.渡辺 明 竜王の発奮に期待します。
強い将棋指しになって下さい。
とりあえず、王位戦2連勝。
それを受ける竜王も凄いんですが、「これでどうだ!」とか「ウッッ」とかの声が上がりながらの対局、見てみたいですなぁ。どちらが早くA級に上がるか身内で盛り上がっています。
共に頑張れ!竜王も山崎先生には負けたくない筈です。
ちなみにこの時の名人戦主催は朝日新聞でしたね。
升田九段が順位戦を指した最後の年だったとも記憶しています。
今の将棋の技術水準は昭和の時代より
はるかに発展したけど、テレビで見る
棋士はほとんどサラリーマンみたいな
人ばかりである意味つまらなさを感じる。
その点、渡辺竜王は大山十五世名人を彷彿
とさせるものがあるので、あとは升田実力制
名人のような個性派棋士がいれば少しは
面白いと思うけど、今の時代に育った人に
個性派棋士を求めるのは難かしいのだろうか。
といっても米長邦雄みたいな棋士は個性派
というよりも、単なる目立ちたがりやで、
将棋界の壊し屋にすぎないですが。
この前、木村先生のぼやきながら(しかし、ちゃんとしてた)の感想戦は楽しかったです。
チェスの世界でたまに見られるような、とんでもないぐらいの個性ある棋士がもっと登場して欲しいですね。
現代の若手にそれを求めるのは難しいかもしれませんが、いずれにせよこのままでは将棋界も衰退していくでしょう。
渡辺竜王、王位戦、竜王戦頑張って下さい。
ただし棋士自体が個性的な人が多く 序盤の間は冗談を話しながら指していた人もいてたように記憶しています。
私が記憶に残っている観戦記では、升田元名人と米長さんが 隣どうして指していて。
升田元名人が”この前 ムギナガという碁打が家にきてあまりに生意気なんで、こてんぱんに
やっつけた 本名をヨネナガというらしいがね”それに対して 米長さんもやり返して
一同大爆笑とかいう観戦紀も記憶が記憶に残っています。
書き手も上手なこともあるとは思いますが
個性も豊かだったのですね。
いつも楽しませていただきありがとうございます。
将棋初心者の質問。
投了図から先手はどうやって攻めるんでしょうか?
持ち駒に圧倒的な差があるのは判るのですが、
下手に相手に駒を渡したら先手大ピンチ!になるようにも思うのですが。
2筋3筋から後退していけば先手玉は結構逃げ粘れるからでしょうか?
どなたか教えてください。
昔の観戦記よりは手に入れやすいですので、よろしかったらどうぞ。
>初心者様
私がこのあと指すとしたら、▲2四歩ですかね。以下、竜角をいじめながら
1,2筋に金銀の城壁を築きます。(と金で作れれば最高)後手玉はどうせ逃げられないので、
すぐに攻めないのがポイント。
先手玉は後退しません。相手の角や竜を攻めながら周辺に金銀を埋めたり、と金を作れば負けはありません。
一方、後手玉に迫るには、6二金を攻める(6四香、5一銀などがもしかしたら詰めろかも)と1一竜が強力なので受けがありません。
でいいかな?
囲碁のタイトル戦中継における某棋士のぼやきは
すごかったですね。ぼやきというよりは叫ぶに
近く将棋のタイトル戦ではああいう光景は見た
ことがありません。もし将棋であれをやったら
立会人から注意されるのではとか思いました。
でも普段の対局で大声でぼやいたりする棋士は
いるのでしょうか?
自分だけは何を言っても責任は無い・安全とばかりに中傷を続けることは、今、自分で言った内容に対して、本末転倒とは思いませんか?
将棋だけではなく他のものまで引き合いに出してまで。
忠告しておきます。誰にでも言ったことには責任は付いて廻るということを。目に見えないものでも、何も失わないと思っているならば大間違いです。
>初心者さん
初段くらいの実力ですが、多分、後手の竜と角をいじめつつ、守りを固めるのではないかと。とりあえずは(笑)
補足です。私なりに具体的な手順を考えてみました。投了図(▲1三玉)以下、
1)△5六角(△2三竜の詰めろと、△6五角、▲同歩、△2一金の狙い)、▲2四香(前記の防ぎ)、△2三歩、▲2二金、△4三竜、▲2三香成
2)△2一歩(先手1一竜の利きを止めると同時に攻めの拠点づくり)、▲2四歩△6五角▲2三銀、△3三竜、▲2一竜
3)△1五歩、▲3三歩、△同竜、▲2四銀
いずれにせよ、後手の攻め駒を責めながら自玉周辺に駒を投入して安全を確保してから、▲5一銀で後手の6二金を狙えばよいと思います。
古来、この国では東西対決が最も盛り上がりますので。一方、谷川vs羽生は年齢差がありますので。
>皆々様
投了図の次の次の手で▲2二金と打って、竜角両取りをかけたいので、その前に△2二歩と打つも、▲2四銀でZではないですか、と実力4級は思いますが。
解説に出られていた時も、升田さんはタバコを吹かしながらされていましたよ。(今なら直ぐに苦情が飛んできそうです)
解説中に升田さんは一時退席してしまい、聞き手の永井さんが困ったこともあるようです。
しかし、当時はあまりそういうことに対して世間もぐじゃぐじゃ言うことはなかったような気がします。
大棋士達の身振り素振りを黙って見ていた頃が、一番安泰していた時代だったかもしれません。
ダービーも目黒記念も馬連を当てました
ハイリターンは期待できませんが、当てるということが気分的にも重要なので、最近は馬連に回帰しています
直ぐに攻めずに、守りを固めつつごり押しをしていくのが正解なのですね。
昔NHKでやっていた正月特番でプロ対芸能人の将棋で投了図から開始するっていうコーナーがあったように思いますが、私なんかがさしたらあっと今に大逆転で討ち死にでしょうね。
初心者の私は投了図からの詰め方を考えるだけで結構楽しめます(答えがすぐに判らないから)。
現代は、棋士だけでなく一般社会そのものが余りにも潔癖症になってしまい、将棋に限らず全ての分野で人間臭いエピソードやドラマが許容され難くなってしまったのが本当に残念です。
同じ大内ー升田戦で、
大内 (強手をはなつ)
升田「エラく強いな」
大内「気は強いです」
升田「将棋は弱いが気は強いか。。」
大内 (横を向いて大あくび)
というようなやりとりが書いてある観戦記もあったように
記憶しています。
まぁ現代の将棋で奇妙な行動・言動・容姿をしていると周りからいい印象を持たれるかどうか・・・。微妙です。
渡辺竜王、そちらの方が気になるんじゃないですか?
1組からは当然の如く強者揃いで、今から決勝トーナメントが楽しみです。
結果が待ち遠しい!
この頃の切り抜き、私も最近まで持ってました。自宅を改装するときに(K木将棋の)K木さんに差し上げてしまったけど。
同じ期の大山ー升田戦も、内容も観戦記も面白かったなあ・・・。
この頃の朝日の観戦記は充実してたと思います。毎日に移ったので新聞を替えたけどしばらく観戦記の文章になじめなかった記憶がある。
「歌がうるさい」と怒鳴る声もあり、それは賑やかですよ。アマの将棋はそんなもんでしょう、稽古ならゆるされるかな。(さすがに大会ではありません)
ところで、そういう升田さんの一面が影響したのかどうかわかりませんが、現役引退される少し前にイス対局を希望されたのですが連盟(大山会長)から却下されてしまいました。個人的にですが唯一真っ向から合点がいかない大山さんの判断です。週刊将棋4月12日号で山田史生さんも述べておられましたが、公式戦へのイス対局導入を検討されてはどうでしょうか。当時と時代も明らかに変わっています。例えば歌舞伎は伝統を守ることだけではなく時代に迎合することとで何百年も生き延びてきています。この導入が決定されえば、ファンに永遠に記憶される好手(確実な実績)となるのではないでしょうか。
p.s. 山田さんの同コラムにあった、
1,定刻対局開始。
2.観戦記者への協力。
も棋士として最低限守るべき根本的基本。
以上
違います。翌年彼が降級したときのものです。この期の大山ー大内も名局でした.
川端康成「名人」(これは囲碁の観戦記ですが)までは期待しませんが、読み物として面白い観戦記が出てこないものでしょうか。
渡辺あきら竜王ですよ!!!!!!
そういう時期を持った方が、意外に将棋が強くなったりして・・・。
将棋以外のところでは、私自身、そういう経験があります。今の状況を「気分転換」というコトバであらわすのが適切かは分かりませんが・・・。いずれにしても、ご健闘をお祈りします。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。