コメント
竜王、しっかり
(
オベロン
)
2006-04-14 09:47:19
竜王、しっかりね。われわれはまずは、活字になったものから判断するしかないのです。
先生
(
重原淳孝
)
2006-04-14 10:25:15
竜王は、お若くても押しも押されぬ将棋会の代表者の一人です。同時に20代前半の生きのいい棋士の代表でもあります。きっと既に十分お考えのことと思いますが、「最善と思う」判断を積極的に申し述べてください。もちろん、意見具申には責任も付きまといます。
情報収集・消化・独自意見
(
観戦棋士
)
2006-04-14 11:05:09
竜王がんばれ・立派な意見醸成を。
それには当り前だが全部の情報を収集するように努めること、それを消化して、独自意見をもつこと。竜王なら出来そう。
朝日には肯定ファンも否定ファンもいる。
名人戦の毎日ー朝日移行2回戦も全く同じ経過を辿っているみたいですね。汚戦は繰り返す?
朝日は左翼系、戦後わが世の春だったけど、ソ連崩壊以後左翼のウソがバレ初めて落ち目みたい。
毎日はずっと前の外交情報色仕掛け入手以後低落経営難。
将棋はゲームにおされて低落。マージャンは見る影もなし。
こういう基本傾向も考慮に入れて、21世紀の将棋界を見据えた独自意見を・・・期待。
自己紹介
(
第1号
)
2006-04-14 12:37:48
遅れましたが、(日本)将棋連盟通信(教育受講)生徒第1号、通称「第1号」です。通信教育を終了して、木村14世永世名人と大山名人の直筆で免状をいただいたのが40年ほど前のことです。
18世はM、H、Wの誰になるか注目しています。
それと次期連盟会長の予想(期待)をしようと考えましたが、現在の理事(8人?)は全員失格。加藤さん、内藤さん、有吉さん、大内さん、森さん、、、などと名前が浮かびますが、最近の事情に疎いので現理事だったら抹消。だれがいいかなー。。。
おおっー!
(
伊豆士
)
2006-04-14 13:14:12
「第1号」さん。そうとう年配の方ですね~。私の父の免状も、木村14世名人と大山15世名人の署名ですよ。しかし、ここに書き込まれるとは、お元気ですね~。
私の父は、今94才でそこそこ元気にしています。父の場合は、なんと土居市太郎名誉名人の推薦で貰った免状です。土居先生は父のことを「梅ちゃん」と愛称で呼んでくれたそうです。詳しい話は、機会があったらしたいと思います。
今回の名人戦の事については、「自分のした事は自分に帰ってくる。」と一言いっておきます。
瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか
(
オベロン
)
2006-04-14 13:25:07
『瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか』(古田靖著 河出書房新社)をいま読了、うーん、いろんな事情がよくわかって、これは好著だ…。あれ?明竜王、コメント消しちゃいましたか?
老婆心ながら
(
エリナー
)
2006-04-14 15:35:55
内部の意見集約は勿論大切ですし、外からは分からない棋士だけの問題との認識もおありかもしれません。
けれど、世評というのは大切ですよ。
世間が将棋界を「文化の担い手とか綺麗事を言いながら結局は金次第。長年の契約も人間関係も無視するモラルの無い人間の集まり」と見てしまったら、金銭的なメリットよりも大きな痛手を負う事になります。
少なくともこれだけの騒動になった責任を理事会はどんな形であれ責任を取らなければならないと思います。
名人戦問題。私の結論
(
わかばマーク
)
2006-04-14 16:08:17
ひさびさに、先の「棋士会」コメント100を超えましたね
こんな事で、100超えしても、嬉しくも何とも無いですが・・
前に同じ問題が、起きた事は知っていましたが、私には、本の中で回想されるだけの事しかありませんでした。
「歴史は繰り返す」とは言いますが、またか
って感じです。
将棋界は、長く財政難であると言われています。
ファン層の高齢化と減少が、続いているとも言われています。
だからと言うわけでも無いかもわかりませんが、竜王をはじめ多くの棋士が、ブログやHPを開設し、自身の事、棋界の様子を発信し続けてくれています。
それなのに・・あぁそれなのに~
全ての努力を無にしてしまいかねない問題だってわからない経営陣でも無いでしょうに・・
連盟は、この4月に機構改革をするのだ
と言っていましたよね。
経営努力の一環だろうと言う我々の理解は、間違っていたのでしょうか
契約金が上げて欲しいなら、主催社に連盟の財務状況を説明、理解を求めるべきだし、逆にこの不況下では、対局料を下げてでも、普及に力を入れるくらいの事をしないと、根本的な解決をしないのでは思う。
歴史的な事もあるが、今の問題は、「冠」だけに頼った連盟の体質に一番の問題があると思います。
はっきり言って、もううんざり
いっその事、名人も、王将も、竜王も、何もかも辞めてしまって、「森内毎日」「羽生朝日」「渡辺読売」「佐藤産経」で良いじゃないですか
最近じゃ、「平成」より「2006年」の方が一般的だしね。
どうしても「名人」とか使いたいなら、主催社持ち回りか、全社主催で、全タイトルホルダー、棋戦優勝者が、集まって争うリーグ戦でもやれば、良いじゃないですか
何はともあれ、平和的、早期解決。これしか無い
災い転じて福となるか
(
山崎知之
)
2006-04-14 16:49:25
完全な人間はいないのですから、速やかに事後処理を行えば良いのだと考えます。
凍結するなり、手順前後を両新聞社とファンに謝罪して白紙撤回するなり、新機軸を打ち出すなりなさって、あちこちの傷口を触り回して傷口を拡げるのではなく、失敗した部分の経験を生かして、お互いの良いところが生きるように方向転換させるのが才覚だと思います。
朝日さん関連では朝日オープンと女流棋戦を主催され紙上掲載も(大きな宣伝効果)され、HPでの公開も進んでいます。また主催棋戦関連の出版もされています。
毎日さん関連では名人戦と王将戦を主催され紙上掲載も(大きな宣伝効果)され、有料のWEB公開も進んでいます。また週刊将棋や将棋関連書籍多数とゲームソフトを製作販売されています。
将棋連盟と両社は、私の知る範囲でも多くの点で支え合う関係にあると思います。時代の流れで栄枯盛衰は仕方ないものです、足を引っ張り合うのではなく、苦しい時こそ今ある財産・コンテンツを分け合って、より支え合うこと良い点をのばすことを考えるのが今やるべきことと考えます。
白紙撤回が
(
オベロン
)
2006-04-14 17:34:55
白紙撤回がベストですね。そういう好手を見せていただけたら、将棋連盟の株は一転して上がるでしょうね。
何よりも確実な情報を
(
K.O
)
2006-04-14 18:02:14
竜王、大切なことは何よりも確実な情報を掴むということですよ。
このブログにコメントされている内容の中には、明らかに推論でしかないのが殆どです。
他の棋士達(特に若手の棋士)もどうしていいのかわからない、というのが本音でしょう。
将来の在り方をきちっと掴んで棋士達で相談しあって下さい。
踊らされてはダメですよ。
明竜王、この場で意見を表明せよ
(
ただのおばさん
)
2006-04-14 18:33:19
との書き込みがいくつかあり、少し気になります。
問題の複雑さ、お若いながらも竜王という重く難しい立場を考えると、ご意見をこのような場で、表明されない方が、私はよいと思います。また、そのような要求をここで、明竜王にすることにも、大変違和感を覚えます。
明竜王は賢いお方ですから、そんな圧力に押されることはないと思いますが、この場での意見表明が、あたかも竜王の責任であるかのような書き込みに、ひとこと言わずにはおれませんでした。
もちろん、しかるべき場(棋士会等)では、意見を表明されることにはなると思いますが、それまでじっくり検討していただけるよう、明竜王を不用意に追い込むようなことはやめようではありませんか。
高い人格、識見の竜王に口封じ?
(
泥沼四段
)
2006-04-14 19:00:54
御小4時から、十五世の真の後継と確信、竜王の
ご意見を日々楽しみにしております。
妙な自信?からのフリチン癖はご愛嬌だが、泥沼流氏にはかねてから強行挿入癖や有識者提言のような皇前大脱線など、盤外では3手先さえ読めない男、との不安があった。どちらかが嘘をついている「勇み足」事件でも、情報操作力に長けた朝日は表立った動きは見せず『話し合い?を見守る』姿勢を強調、総会説明会ほかひとり行動を重ねた連盟側が、事件の赤っ恥を一手に引き受けざるを得ない状況。折衝係やイエスマンらに連帯責任を転嫁できたとしても、名人戦の開幕直後に棋界全体への世の評価を失墜させた。
関係者の辞職や引退あるいは連盟からの除名処分などで理事らの総退陣があっても、信用できない、という将棋指し全般への世の不信感は、非常識人の集った年長棋士組ばかりの集団暴走の結果、長らく払拭できない。
有識者の提言より
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/msatou/04-11/041101yonenaga-tsutomaranai.htm
信義を損なっても、財政的には潤いそうだ、と勘違いして、また口封じ狙いで?、投稿している向きも点在するが、回し者でなく将棋愛好者なら、残念!
まあまあ
(
ななし
)
2006-04-14 19:22:56
今回の問題は意思表明のタイミングが難しい問題だから、竜王がこの場で意見を述べるも良し、又述べる義務もないと思いますが、いかがでしょうか?
大体、私達は連盟に意見を述べたいところを、連盟にカキコする場もないので、竜王が意見を述べる私的ブログで意見を述べさせてもらってる訳ですからね。
ですのでこんなことは書いてはまずいと思ったのでカキコしないでおりました、今回の暴挙?に関して私が思っていたことを述べていただいてありがとうございました。
早く泥舟から新しい舟に乗り換えないと沈没しちゃうかも
Unknown
(
誠
)
2006-04-14 19:23:45
白紙撤回がベストですね。などという、見ている方が思わず赤面してしまうような、【断定的な】意見もありますが、竜王は流されることなく、棋士総会までじっくり考えてくださいね。
今は全棋士が来る日に向けて、じっくり考える時期かと思います~
Unknown
(
kabinett
)
2006-04-14 19:32:20
今回の決断:白紙撤回
赤字解消の代替案:今回の不意打ちのような世間を敵に回す方法は止め、手順を踏んで毎日・朝日と交渉する
これでは駄目なのでしょうか?
厳しいけど
(
ぷら
)
2006-04-14 19:32:41
あきらかな手順前後ですよね。白紙撤回しかないように思います。理事会及び会長の責任も重大。一般的な常識なら辞職もやむなしですよ、これだけの悪手指したんだから。
棋書好きのコメント
(
だでぃ
)
2006-04-14 19:56:10
例えばです。
今回のように無理なスポンサー契約で朝日に移行した場合、毎日は今まで通り週間将棋やMYCOMから将棋本の発行をしてくれるんでしょうか?
激指、東大将棋ようなソフトを今後も作っていくのでしょうか?
今回のやり方じゃ無くなってもおかしくないと思います。
自分は棋書好きです。
内容はともかくMYCOMからは毎月何かしら棋書が発売されます。
そんなに頻繁に発行してるのはMYCOMだけです。
もし朝日と契約してそれらがなくなるのは、一将棋ファンとして残念です。
朝日と名人戦を契約する。
ファンは変えたくもない新聞を変えなくてはいけない。
楽しみにしてる棋書も読めなくなるかもしれない。
週間将棋も見れなくなるかもしれない。
今回の事は将棋ファンの事を考えてるとは思えないです。
渡辺竜王個人のブログにこのようなコメントをして申し訳ありませんが、
このコメントすべて、理事全員に読まれるよう願いながら書かせていただきました。
すごい反響ですね
(
ssay
)
2006-04-14 20:01:38
これほどの、反響とは。昨日は早めにコメントしたので、お気楽なことを述べてしまいましたが、その後の皆さんの意見は、将棋に対する熱い思いを感じました。
昨日のコメントをプリントして理事達にみせたいですよね。それを見て胸にこみ上げてくるものが無ければ、日本将棋連盟は終焉です。森下理事あたり、眉をピクピクさせながら、ほー、とか言って見てくれそう。
棋士総会でどうするかが決まる、ということですが、どうするかというのは、毎日か朝日か二者択一で、どうするかということか、第三の選択肢や白紙撤回をふくめて、どうするかなのかで、全然違うと思うのですが、実際はどうなのでしょう?さすがに、そこまで公表できないかもしれませんが、あきら竜王の文面から邪推させていただくと、もう話はかなり煮詰まっていて、朝日か毎日かの選択のような気も・・・。
いざとなったら、将棋連盟解散で、ファンの手で、新しい機関を創りましょう!
竜王名人の器
(
山崎知之
)
2006-04-14 20:11:36
渡辺竜王は竜王名人の器だと思います。将棋に関して今先ず優先するのは将棋(最新定跡・大局観養成のため)の研究・蓄積でしょう。その合間に気分転換も兼ねて運営に関する判断材料となる情報を集めて事実・推測・推測の根拠・考え方の勘所と明確に分けて整理して頭の隅に置いて放っておき、ここぞという時に未知の局面で最善手を閃かす要領で、最新の情報をふまえた具体策を出されれば結果も良いように考えます。竜王は既に体得されていることかもしれませんが老婆心にて書いてみました。
迷う必要なし
(
ひろ
)
2006-04-14 21:29:00
大金を取るのも、ひとつの選択ではあります。
しかし、もし毎日新聞の主張の通り信義にもとる行為をおおっぴらに行うなら、もはや将棋連盟は「伝統文化」や「礼儀」を口にする資格を失うでしょう。
どんなに綺麗ごと言っても、世間からは「金で動く団体が、よくいうよ」という反応をされるだけです。
そうした世間の偏見を払拭するには数十年かかることでしょう。
しかも、そうしたマイナスの遺産を解消する責務を負うのは、これから将棋界を背負う若手の方々です。
目先の大金か、信義・信用か。棋士総会の結論を注目しています。
この場で
(
オベロン
)
2006-04-14 21:52:27
明竜王、この場で意見を表明される必要はないでしょうね。それは「ただのおばさん」の言われる通り。ただ、ここに書き込まれたことは、参考にしていただけたら有難いと思うばかりです。「だだのおばさん」はタダモノでなく、マラソンの記事の時と同じ方なら、竜王のプライバシーに最も配慮されているかたのようだ。…さて今回の名人戦の問題では、私は活字になったものから判断するしかないのですが、どうしても「白紙撤回」以外ありえないように思われます。竜王の知らせてくれたマスコミは全部手にして読みました。他になにか窺い知れない要因があるのならばともかく、少しでも毎日新聞の立場を考えたなら、今回の事件は「卑怯」というしかないのではないんだろうか、「断定的」に。…まあ、いろんな方がいらっしゃいますね。私はベストセラー『国家の品格』を思い出します。「卑怯」とはもっとも縁遠いと思っていた将棋界のこの体たらくはなんだろう、と多くの方が脱力感を感じているのではないか。それにしてもいくらなんでも、なにか自分の知らざる何事かが起こっているのだろう、と信じたい思いさえする。しかし今は『過ちて改めざる、これを過ちといふ」(論語・衛霊公第十五)と言う言葉ががんがん頭のなかに響いています。
名人戦について
(
一エンジニア
)
2006-04-14 22:02:11
以前からROMはしていましたが、今回の件で
初めてコメントを付けさせていただきます。
本当のいきさつの部分は我々外部には分りません。
連盟の経済的な問題も噂としては聞いています。
ですが今回の移管の件に関しては、私およびその周囲では、竜王の心配される「将棋会のイメージ」を既に悪い方向に左右してしまっているという評価です。
竜王のブログは影響力多大ですので、必ずしもご意見をそのまま掲載するのが賢明とは思えませんので、棋士総会まではハラハラしながら結果を待つということに我々はなりそうですが、
ぜひ「きちんとした方向」を目指して行かれるようお願いいたします
見守る
(
かる
)
2006-04-14 22:10:01
事がどんどん複雑になり、情報も制限され、世論だけが先行するような事態なのでもう見守るしかないです。ただ、なぜ理事8人全員が賛成したか、なぜ今回のような手続きが認められたのか、そしてこれからの決定がなぜ将棋界にとって、社会にとって有益だと判断したのかを明確にしてほしいです。
将棋連盟は社団法人であるので、公益のために、所属の棋士ができるだけ意見をぶつけ合わせて、対処療法ではなく抜本的な制度の確立を図っていただきたいです。朝日新聞は将棋界のためにと発表しているので、名人戦が契約できなくてもさらなる将棋界への貢献を期待します。
連盟はファンの声を聞くべし
(
スワニー
)
2006-04-14 22:20:26
もう一言だけ。
今回の名人戦朝日移行が金銭的なものだけでなく、順位戦の昇降級枠の拡大、ファンのニーズに合わせた終局時間になるようにする、ネット中継の方法などの見直し提案があって、という理由もあったならば、ファンの受け止め方も変わっていたと思いますよ。
昔は連盟のホームページには掲示板があって、意見を言ったり、ファン同士の交流もできました。
しかし、今は連盟にファンの声を伝える場がないのです。
だから、将棋関係者がチェックしているというこのブログをお借りしているのです。
ファンあっての将棋連盟です。
どうかファンの声に耳を傾けてください。
谷川ファンの心配
(
ケンチャンア
)
2006-04-14 22:42:21
思い出すのは98年の名人戦、永世名人称号獲得後の初防衛戦での出来事です。相手は当時八段の佐藤棋聖でした。第一局は谷川さんの快勝、第二局を前にある女性棋士のスキャンダルが週刊誌を賑わしました。相手も棋士だっただけに、世間も含めての大騒ぎ。このせいというつもりはないのですが、結局三勝四敗で名人失冠となりました。
谷川さんには、何となく騒動には耐性がないというイメージがあり(ピュアなんです、精神が)今回の件もそれを心配します。
それにしても、よりにもよって第一局の初日に報道されるとは・・・。
一将棋ファンの思い
(
猫王
)
2006-04-14 22:43:09
ブログいつも楽しく拝見しています。
このところのものすごいコメント量が、今回の名人戦移籍問題がどれだけ注目されているかを証明しています。一将棋ファンとしては、正直いって名人戦の主催がどこであろうとかまわない。将棋と将棋界に愛情をそそいでくれるところであれば。
それよりも今回の件で「将棋指しというのは変わり者だけど筋は通す人たちだと思っていたが、そうではないのだな」と世間に思われてしまうことが悲しい。発表のタイミングといい、多くのファンは手続きに納得がいかないのだと思います。会長や現役を退いた理事たちはよいとして、まだ現役ばりばりの森下理事などを見ると、むしろ気の毒。やはり経営の実務や外部との折衝あたるのは棋士以外の専門家にまかせるべきだと感じます。
それと、なにやら渡辺竜王に発言する責務があるかのごとき意見を散見しますが、現時点ではまったく不要でしょう。棋力はトップクラスとはいえ普通の会社なら新入社員の年齢。あくまで中堅以上の棋士たちが責任をもって事態に処すべきです。
将棋連盟のWEBに経緯説明が載りました
(
Beaver
)
2006-04-14 22:47:01
ちょっと勘違いしていましたが、翌々期の名人戦から移行するという話なのですね。本日の読売新聞もその点は正確に書いてありました。
「なぜ、この時期に」と言う疑問は一つ解消しました。
将棋連盟WEBサイト担当者の対応
(
MACBETH
)
2006-04-14 23:07:01
はじめまして。昨日連盟のWEBサイトの誤記をメールにて指摘(竜王戦昇決1回戦勝者が藤井ではなく「藤」となっていました)しました。さきほど確認したところ、訂正がなっているものの、とくに当方にはメールがありませんでした。
現在も「棋士の紹介」のなかの藤井九段の竜王位の表記に誤りがあります。これについてもさきほどメールをしました。このメールの中でも触れましたが、とくにお礼が欲しいわけではありませんが、昨年数回誤記を指摘した際には、お礼のメールがありました。
WEB担当者とはいえ、将棋連盟の関係者が礼を欠くところがあるのはいかがなものかと思い、こちらに書き込む内容のものではないかもしれませんが、ご報告いたします。
自主性はどうした
(
相矢倉
)
2006-04-14 23:09:41
将棋連盟HP の「名人戦についての交渉経緯」
での説明は、「外部の有識者による経営諮問委員会」のいいなりになってるみたいで、ちょっとみっともないですね。責任転嫁ともとれるし。
Unknown
(
ダンゴ
)
2006-04-14 23:46:43
バブルで札束が舞う・・・
安易な金儲け主義に見える。
もっともっとファンを増やす努力をしないと庶民は・・・
プロ野球の例があるじゃないですか
経緯説明
(
ななし
)
2006-04-14 23:48:32
拝見しました。
でも今の時期にという疑問はぬぐえませんね。名人戦の対局をやっている日に棋士会開催はないでしょう。谷川さんは関西であっても、森内さんは参加できない日でしょう?朝日だって自分のところのトーナメントの決勝が始まっているのだからばつが悪いですよね。羽生さん、藤井さんにも失礼な話だと思いますが。
それにこの経緯説明。全てを経営諮問委員会が決めたからだと言わんばかり、相矢倉さんのおっしゃるとおりです。経営諮問委員会の方々もこのようなやり方が通ると思っていらっしゃるんでしょうか。今回の場合は、約束上、まず現契約者と話をしてからが筋なのではないですか。経営諮問委員会の方々はご自分の会社でこのようなことはなさらないはず。誰かがごり押ししたのか、それとも将棋の約束事なんて筋を通さなくてもよいと思われたのか。
このような交渉経緯を発表されても更に呆れるばかりです。
名人戦契約問題について少し。
(
林檎飴
)
2006-04-14 23:49:05
正直自分の会社がこんな問題に巻き込まれたら、困惑して逃げ出したくなるような心境になりますね。
あきら竜王も内心どんな心境なのか察するに余りあります。
ただ理想論かも知れませんが、「武士は喰わねど高楊枝」、名人戦という将棋界の宝をたかだか数千万円の(この点については事情を知らないファンの暴論やも知れませんが)契約金で唐突に掲載紙移動を企画するのはなんだか情けなくも感じます。
また掲載紙移動をするにせよ、毎日側にもそれなりに顔を立てるというか、いきなり契約白紙撤回というのはいかがなものかとも思われます。例えば王将戦を竜王戦・名人戦と同格またはそれに近い格の棋戦として企画するとか、そういうアイデアがあればまた今回の騒動も違った印象になったとも思われますが。
ともあれ今回の理事会の決定は、名人戦のブランド力を過信した拙速な決定に思えてなりません。
とはいえ、こういう決定を下した背景には相当切迫した将棋連盟の財政事情があったのでしょう。
もしかしたら新聞棋戦に頼り過ぎたこれまでの将棋界の歴史の臨界点を公にした出来事かも知れません。
棋譜をいかにして将棋ファンに届け、それで報酬を得るか、について将棋界全体で考えなければいけない時期が来ているのかも、とも思いました。
いうれにせよ、朝日・毎日どちらに決まっても味が悪い局面ですが、どういう結果になろうとも将棋連盟そして各棋士が誠意ある対応で乗り切ってもらいたいものです。
私があきら竜王にアドバイスするのも僭越な話ですが、将棋界を代表するタイトルホルダーとして、ではなく一個人、一社会人として誠意ある意思表示をしてもらえたら、と思います。例えそれが少数意見であったとしても、です。
酷な立場におられるとは思いますが、後悔のない態度表明を願望します。
HP訂正について
(
ケンチャンア
)
2006-04-14 23:56:15
MACBETHさん
私も時々指摘をしますが「ありがとう」の返信はあったりなかったりです。担当者によっても違うのかも知れませんね。直ってあれば「伝わった」という事で良しにしましょう。
竜王に聞いてみたいです。
(
さとし
)
2006-04-15 00:37:58
失礼かも知れませんが竜王は今以上に収入が上がることを希望されてますか?
また、他の棋士の方はいかがでしょう?
一般企業の場合、経営努力をしながらも収益が上がらない場合は当たり前ですが給料やボーナスが下がります。
私の思ってたのは「一般企業に勤めるより収入が多いから棋士になる」っていう人より「将棋が好きだから」って言う人が大半だと思っておりました。
もし棋士の方々が私の思ってる通りだとすると対局料を下げてでも赤字解消するという手段もあると思います。そういう努力無くして羽生先生・佐藤先生曰く「道義的に問題」という事をしてまで収入を上げることをした連盟理事はいかがなモノかと。
今回のアイフルと同じではありませんがこういう問題を起こしたことで世間に対して最低限説明が必要ではないかと考えます。
最後に、私のHN「さとし」は故村山先生のファンだったので勝ってに名乗っておりますが棋士の方は故村山先生のような棋士ばかりだと思ってました。それが少なくとも理事の方達は違ったのかと思うと残念です。
ざっと新聞記事などを読んだだけで内情は知らない素人の意見で気分を害された方にはもうしわけありません。
なぜ、お金が足りなくなるのか?
(
Unknown
)
2006-04-15 00:44:00
昨日はずいぶんと長文のコメントを幾つも書いて挙句の果てにはお金がないというなら連盟会館を売却するのが先でしょう、なんて事まで書いてしまいましたが、今回の騒動が一般社会という部外者からどう見えてるのか、という事で何かのご参考になれば幸いです。
それで、部外者から見て将棋連盟の赤字という問題の原因がどの様に映っているかを述べさせて下さい。
昨日のコメントで誰かも書かれてましたが、予め契約料という形で収入が判っているのに赤字とは解せない(契約料以外の将棋世界なんかの売り上げ等による収入の好不調は契約料の額から比べれば問題にならないでしょうから)というのは、全くその方の指摘通りだと思います。
つまり、連盟が赤字になるのは、赤字になる事が判っている予算を組んでいるからではないでしょうか?
そして、つまるところ、その赤字の原因とは、弱い棋士に対する収入保障が将棋の場合には手厚すぎるのではないでしょうか?
今日の読売新聞朝刊3面によれば、下位の棋士では年収は200万程度とありました。確かにこの額は、それだけで生計を立てようとすれば少なすぎる額です。
しかし、仄聞するところでは囲碁の場合はプロでも下位の弱い棋士は対局棋士としてだけでは生計を立てられないとの事ですし、またゴルフのプロの場合は、はっきりと将棋での対局に相当するトーナメントで生活できるプロとレッスンプロ(トーナメントに出場を申し込む権利はあるが実際には旅費などで持ち出しとなるからトーナメントに出ないプロ)とに分かれています。
はっきり言えば、ファンがプロの将棋に新聞購読や有料WEBサイト契約や雑誌などを購入する形でお金を払うのは、素人では考え付かない様な妙手を指すという創造性や非常に高度なレベルでの戦いがあるからです。
だから、例えば、現在の基本給を廃止して、全てを対局料にし、しかも2人の対局者それぞれの対局料の 1/3 を合わせたお金を勝者が得る(つまり、対局料という勝ち負けに無関係に指すだけで得られる収入を減らし全ての対局で強い方に勝利金を与える)、という仕掛けにすれば、勝てないでダラダラとプロを続ける人(そういう人の棋譜は誰もお金を払って見たいと思わないでしょう)が減少して、連盟の収支も改善されると思います。そして、この対局料の一部を勝利金とすれば、プロになりたてだが力のある棋士(かつての竜王なんかはその典型ですね)の生活は改善されると思うのです。
だから、例えば弱い棋士は将棋クラブなんかで一所懸命に指導して、その指導料で生計を立てれば良いのです。囲碁のプロ棋士の場合には常識だと聞きますし、ゴルフのプロの場合はレッスンプロという言葉があるほどなのですから。
非常に過激な意見だと思いますが、結局、今の将棋連盟は社団法人としてプロ棋士自身が意思決定の当事者である為に、例えば財団法人である日本棋院の様に収支のバランスを図り経営を担当する人間が棋士ではないケースと違って、将棋連盟はとりわけ弱い棋士の生活互助会的な色彩が強くなり過ぎているのが、赤字体質の根源にあると思います。
この問題の解決策
(
HIRO
)
2006-04-15 00:48:30
毎日新聞を20年以上購読している者です。
13日の毎日新聞朝刊を見るまでは、名人戦の移行問題など全く知らず、ただびっくりし、そして憤慨しました。(前の日の遅くまで名人戦の有料ネット中継を見ていましたが、この報道は知りませんでした)
すぐに家内に「将棋はやめようと思う」と言いました。家内は「他にもやることはいっぱいあるんじゃないの」と言っていました。
そんな諦め気味の私ですが、このブログの皆様の反応が少しは慰めです。
ただこの問題を解決するには
(1)理事会の決定は白紙撤回する。
(2)毎日新聞には契約金の上積みを、朝日新聞には大型タイトル戦の創設を提案する。
(3)責任を取って理事は全員辞任する
(4)新聞社以外にもスポンサーとなってくれる企業を探す
等のことが最低必要でしょう。
正直言って、過去ヌードの奇行を週刊誌に撮らせた人や、アイドル女流棋士を破滅させた人が(そうやって将棋界に大きな悪いイメージを与えた人が)大きな顔をして会長・副会長に収まっていることが不思議でたまりません。
今の将棋界の良いイメージは、谷川浩司をはじめ羽生、森内、佐藤などのより若いスターが作り上げてきたものでしょう。
人身一新で再出発を望みます。
熱くならないで
(
Tetsu
)
2006-04-15 01:14:48
何故かなぁ
今回の事件は「諮問会」が勝手に「名人位」は朝日の方がうまくいくと判断して打診したからこうなっただけのような気がするが、どういう訳か「朝日」を悪者にしているような流れになっている。
もっと事実を確認してから発言する方が良いと思うのですが。
ついでに
(
Tetsu
)
2006-04-15 01:22:32
白紙撤回なんて可笑しいですよ。
今回は徹底的に何が大事か、何を守るべき事柄かを所属騎士たちで意見交換するべきで、その結果がどうなるかは分かりませんが、自分たちの考えで先を決めるべきです。
私は毎日新聞は心配ですけどね。
一将棋ファンとして
(
ころ
)
2006-04-15 01:40:22
渡辺竜王、はじめまして。
今まで書き込みをしたことはなかったのですが、今回の騒動については、ファンとしても何らかの意見表明が必要かなと思い、書き込みを致します。
毎日新聞社との契約は、棋譜の継続手供給契約だと思われます。このような継続されることが前提である契約を一方的に解除するには、過去の裁判の例から、信義則上、取引関係を継続し難いようなやむをえない事情が必要とされています。
今回の場合は、毎日新聞社には何ら落ち度はないわけですから、例え毎日新聞社との増額交渉などを行ったが断れたのであっても、これだけではやむを得ない事情に当たらないとして、解除が認められない可能性が高いのです。況やそのような交渉もなかったというのですから、解除はほとんど認められないでしょう。結局遺恨を残し、また棋士の拝金主義というイメージを残すだけという最悪の事態が想定されます。
そのようなリスクを冒すわけですから、慎重に慎重を重ね、朝日新聞社とだけではなく、毎日新聞社との協議を重ね、円満な解決を図るべきでしたが今となってはどうしようもありません。
竜王も棋士総会での投票について思慮を巡らせていると思います。しかし、今回の件は棋士総会の議決のみで決まる問題ではないということについても、考える必要があると思います。
まず、(1) 毎日新聞社との契約解除が無効とされる可能性は考えているのか。(2) 万が一毎日新聞社との契約解除が無効とされた場合に、どういう次善手を用意してあるのか。この点を、米長会長や島理事などに確認されては如何でしょうか。
この点を考慮していないのだとすれば、あまりにも拙速すぎであり、今回は毎日新聞社との契約は継続されることを基本として考えざるを得ないと思います。契約継続の交渉の段階で、今後は毎日新聞社から名人戦を移行することはないことの確認をする代わりに、赤字体質を改善するための当面の費用として一時金の出資を願い出る、などの申し出も考えるべきだと思います。(虫のいい話ですが)。
なお、日本将棋連盟理事会(会長名ではないのですね)より、「将棋連盟は毎日新聞社に対して契約の自動延長をしないという申し入れをしました。(申し入れないと第66期から第68期まで自動的に契約が更新される。契約変更は一年前の3月31日までに申し入れなければならない)」とのコメントがあります。しかし、契約内容は当事者の交渉によって変更が可能なのですから、必ずしも3月31日までに申し入れなければならないというものではありませんでした。解除が認められるようなやむを得ない事情があれば、交渉により毎日新聞社を納得させることで出来るでしょう。
また、今回の件が赤字解消のためにやむを得ないと理事会で考えているのかもしれません。この点に付いては詳細が分からないので何とも言えないのですが、少なくとも現行のスポンサーをないがしろにする方法は悪手でしょう。
まずは、経営のプロを理事として経営について教えを請うことが先決だと思います。
素人経営・殿様経営は、平時にはよくても、乱時には向きません。
また、棋戦を移行するにしても、企業交渉に長けた弁護士に交渉をお願いするなど、きちんとした交渉をすべきだと考えます。少なくとも、今回はやり方に問題がありすぎました。
まあ、この件については、我々がお金を出さないからとも言えるのですが…。
訂正
(
ころ
)
2006-04-15 01:41:37
「棋譜の継続手供給契約 → 棋譜の継続的供給契約」です。
毅然として
(
FAY
)
2006-04-15 02:09:15
ずっとROMしていて,初めて投稿するものです.
将棋連盟による経緯の説明はあまりに情けないと思います.委員会は連盟が委嘱したのですから,委員会の対外的行動は,すべて連盟の行動と思われて当然ですし,連盟の名で責任を取るべきでしょう.それが,あたかも委員会が独立に行動したかのような文面になっております.
碁の場合を含めて,他社の育てたものを横取りしようという朝日も顰蹙ですが,今回は連盟の責任回避的姿勢がよくないように見えます.
もっと毅然とした態度を,毅然とした説明を望むものです.失礼ながら,竜王をはじめとしたトップ棋士の方々は,理事の方たちと違って毅然としたものをお持ちとお見受けするので,期待をしている次第です.
妄言多謝.
話にならない
(
かぼ
)
2006-04-15 02:33:43
日本将棋連盟のサイトに名人戦の交渉経緯について記されていましたが、あまりにも稚拙な言い訳に閉口しました。
何でも昨年の夏に経営諮問委員会から提言が有ったとの事ですが、日本将棋連盟がその提言を受け入れるつもりならば、その時点で毎日新聞社と協議するのが筋というものでしょう。
そもそも、かつて朝日新聞社との交渉が決裂し、順位戦休止の憂き目を助けてくれた毎日新聞社を外部の人間の提言とやらで袖にするなど、道義にもとる行為としか言い様がありません。
今回の騒動は日本将棋連盟の財政難が背景にあるとの事ですが、同じ様に財政難を迎えた日本棋院で加藤正夫氏が実践した様な抜本的な改革と較べると、話にならない位に低劣でお粗末なものです。
自分達で出来る限りの経営努力をしなければ、契約金が少しぐらい増えた所でいずれ再び経営難を迎えるのは明白です。
率直な感想
(
あきぞう
)
2006-04-15 02:56:57
毎日が本当に名人戦を大事にしていたと言えるのかには疑問がありますよね。観戦記だってついこの前まで「棋譜にボロを着せる」ようなものも少なくなかったし。王将戦もスポニチに事実上渡して粗末な扱いでしょう。少なくとも読売とは質というか、会社全体の将棋を支える体力が格段に違うというのが実感です。ネットの棋譜速報は評価できますがアサヒコムでやればヒット数は飛躍的に伸びるでしょう。理事会のやり方の巧拙はともかく、情緒的な議論は避けてほしいと願っています。
ど素人の話
(
15
)
2006-04-15 03:51:05
毎日(他意はありません)楽しく閲覧させていただいております。このブログに責任をかぶせる気は一切ありません。
棋士の方にとっても、一般のファン層にとっても、スポンサーの変更は大きな事だと思います。
王将戦
(
ころ
)
2006-04-15 03:57:56
王将戦については、ある程度仕方がないと思います。
王将戦の扱いは、名人戦を朝日から毎日に変更になるときに、王将戦を潰さなかったことに起因する問題です。名人戦と王将戦を同一紙面に載せるわけにはいかないから、同系列であるスポニチに移行したわけです。スポニチで扱うことを捉えて、粗末にしていると考えるのは早計でしょう。また、王将戦の契約金のみを取り上げて金額が少ないと考える人もいるようですが、名人戦と王将戦と両方主催を維持していることを、もっと評価しても良いのではないかと思います。
もし、王将戦を粗末にしていると思うのであれば、名人戦ではなく王将戦を他社に移行するように連盟は働きかけるべきだったのではありませんか。
また、毎日新聞が名人戦を大事にしていないと思うのならば、まずその点を毎日新聞に言い、善処するように促すべきでしょう。それでも、いっこうに改善しないのであれば、そのときに初めて朝日新聞に移行を持ちかければいいわけです。
あきぞうさんの「棋譜にボロを着せる」というのがどのような内容を指しているのかはわかりませんが、毎日と朝日の両方を取っている自分の感じとしては、毎日の方がわかりやすい解説をしていると思います。
すいません
(
ど素人
)
2006-04-15 04:05:47
酔っ払って途中でコメント掲載してしまいました。以下続きです。
願わくば何もなく(毎日のまま)過ぎてくれれば、というのもまっとうな考えだと思います。
が、1ど素人ファンとしては、棋士会の決断にケツを持って頂いて、その決断を尊重したいです。ゼニを出すのが誰だろうと、一局一局の重みが変わるわけではない事を信じたいのです。
将棋はそのレベルゆえに対局と棋譜だけではファンが理解しきれない娯楽です。解説なり掲載記事なりで、対局したものの思考をつかまえたい、と思うからファンが注目するのだと思います。表面的なものだけではなく、そんな細かい面も拾ってくれるスポンサーがつくことになる事を願っています。
Unknown
(
Unknown
)
2006-04-15 06:48:47
>翌々期の名人戦から移行するという話なのですね。
そりゃそうでしょう。というか、私は最初からそうだろうと思っていました。
来期名人戦の予選である今期順位戦がもうすぐ始まるわけですから。。。
Unknown
(
Unknown
)
2006-04-15 06:49:47
それでも、この時期(名人戦7番勝負の開始と同時)に発表・・・というのは解せませんけど。
Unknown
(
Unknown
)
2006-04-15 07:00:30
>例えば弱い棋士は将棋クラブなんかで一所懸命に指導して、その指導料で生計を立てれば良いのです。
賛成。
棋戦で活躍していなくても、初心者向けに分かりやすい本を書いたりしている棋士もいます。それはそれでとても値打ちがあることだと思います。
だから、「弱い棋士」の価値を全否定する気はありません。棋戦で活躍できなくても、道場での指導や出版活動などを誇りを持ってやり、そこでそれなりの対価を得ればいいと思います。
ひどすぎる
(
joseph
)
2006-04-15 09:02:13
私は米長先生が好きでした。初めての名人挑戦のときの最終戦後の談話「精一杯やったけどやっぱり悔いは残ります。残念ですね」無念さが伝わる良い談話だったと今でもよく覚えています。教育委員としてのご発言にも賛同することが多く、その活動を支持しておりました。
しかし、今度のことだけはいただけません。米長先生を怒らせた週間将棋に掲載された元毎日新聞の井口さんの文章、その他、色々あるのでしょうが、経営諮問会議を隠れ蓑(官僚が良く使う手口です)にした朝日新聞への強引な変更はいただけません。
私は30年ほど前に朝日との交渉が決裂(朝日が囲碁に比し将棋の契約金を非常に低い金額に抑えていたのが原因です)して毎日が名人戦を主催するようになってからずっと毎日新聞を取っていますが、今度の経緯(毎日と契約金交渉すらしていない)からは朝日が名人戦を主催するようになっても朝日新聞を取ろうとは思いません。
このような人の道を踏み外した暴挙が行われるのであれば是非毎日新聞社・スポーツニッポン社におかれましては王将戦の主催からも撤退していただきたい。そのぐらいのことをしなければ日本将棋連盟を正しい道に戻すことはできないでしょう。
毎日の発信力には?
(
RATS
)
2006-04-15 09:25:07
毎日新聞の購読者数が少ない(朝日新聞 8,241,781 毎日新聞 3,931,178 読売新聞 10,044,990)のは事実。とにかく購読者は少ないのは実感としてあります。そのため、将棋名人戦が多くの人の目にふれていないと感じていました。また、WEBでの発信力も毎日は朝日より劣っており(一時MSNと組んでいたけどさっぱり)、ファンを広げる努力をしたかというとそうではない。
朝日はWEBでの将棋欄も充実させ、単に部数が多いだけでなく、今後のパートナーの選択肢として良いと思います。
ただ、経緯からくる感情的なこじれはあるので、難しいのでしょうが。冷静に検討してほしいです。
Unknown
(
矢口
)
2006-04-15 10:20:21
少し前だったら、「いっそライブドアにやってもらえばいいんじゃないの?」なんて意見が出てきたかも。
移すべし
(
旅人
)
2006-04-15 11:49:19
かつては一番の大新聞だった毎日、それが今では朝日や読売に3倍も4倍も購読者数が差をつけられた。この差は広がるばかり。将棋ファンは7タイトルのうち名人戦こそ最高のタイトルと思う。しかし読売の金によっていい加減なタイトルが最高のタイトルにされた。名人戦は毎日が生み、育てたもので朝日が別な大きなタイトル戦を作るべきとも思うが、そうすると名人戦はますます格下扱いになるであろう。毎日は王将戦を盛り上げるべきなんだよ。システム的には最も優れていて、歴史もあるのに格安タイトル戦になっているじゃないか。
ネット中継は毎日が最高
(
ワイン好き
)
2006-04-15 14:35:42
RATSさんに一言
「また、WEBでの発信力も毎日は朝日より劣っており(一時MSNと組んでいたけどさっぱり)、ファンを広げる努力をしたかというとそうではない。」
毎日新聞がやっている名人戦順位戦全局中継は、すばらしいものだと思うのですが。
窪田五段ももっとも充実した中継体制とおっしゃっておられます。
朝日オープンは好カードでも平気で中継なしですし。
率直な感想(つづき)
(
あきぞう
)
2006-04-15 14:51:18
ころさんのおっしゃることはそれはそれでごもっともだと思います。連盟のとるべき態度として今回のようなやり方がベストかといえばそうではないでしょう(ちなみに私は連盟関係者ではありません=笑)。josephさんの言うように、諮問会議がほんとうに隠れ蓑なのであれば、官僚的であまり好感が持てませんね。
ちなみに、ボロを着せるというのは、古くは山田道美九段の言葉ですが、具体的には、数年前まで観戦記を書いていたお2人、とくにそのうちの1人についてのことです。本当にひどかったです。最近の朝日の将棋欄はよく読んでないので論評する資格がありませんが、村上さんやその前の丸山さんの記事はなかなか素晴らしかったと思います。全盛時の東公平さんもよかったです。まあ今回の問題は観戦記や将棋記事の質の問題とはまた別なので、この話はこの辺でやめておこうかと思います。
個人的にはRATSさんの見方に近いですね。やっぱりこの差というのは厳然としてあるわけです。そこをどう冷徹に見られるかどうかですね。
毎日のネット中継は有料です(ワイン好きさまへ)
(
RATS
)
2006-04-15 22:45:57
毎日の中継は有料であり、新聞を購読しても何のメリットはありません。有料で購読する読者はもともと将棋ファンであり、ファンを拡大するところに貢献しているとは思いません。
RATSさんへ
(
ワイン好き
)
2006-04-15 22:54:21
「毎日のネット中継は有料です」
当然のことだと思いますが。。
無料でファン層が拡大するならば、将棋世界、週刊将棋をタダで配れと言うことでしょうか。違いますよね。
Unknown
(
RATS
)
2006-04-16 00:29:31
朝日は観戦記をネットで誰にでも読めるように配信しており(もちろん広告がありますので、無料という言い方はよくありませんでした。ビジネスとして完全無料はありえないのには当然です、GOOGLEも広告で収入を得ています)、そこを評価します。私のように朝日の読者でなかった人間にも、新しく将棋に興味を持つ門戸を開いてくれました。
毎日のように、WEBによる有料配信のみだと現在のように将棋に関心を持つ人が増えるかというと、難しいと個人的に思います。
Unknown
(
ころ
)
2006-04-16 02:40:48
>あきぞうさん
「ボロを着せる」についての講釈ありがとうございます。
毎日の観戦記はそんなにひどいものだったのですか。うーん、それに気が付かないところを見ると、自分はまだ美味なる観戦記に出会ってなかったのかな。
観戦記も奥が深いんですね(自分が浅すぎかw)。
色々勉強になりました。ありがとうございました。
私信に使ってしまってすみません>渡辺竜王
そんなにおかしなことでしょうか
(
Beaver
)
2006-04-16 10:09:32
渡辺竜王の寛大な態度に甘えて、私の感じていることを少し書かせていただきます。少しでも竜王のご参考になれば幸いです。
毎日新聞と協議する前に朝日と交渉していることが信義にもとる、連盟理事会どうかしている・・・というのが多数世論のようです。
でも、本当にそうでしょうか。逆に他に名人戦を他に引き受けてくる当てがなく、毎日と交渉して、それで決裂したあと、朝日に打診して断られたらどうするのでしょう。
将棋連盟は、約30年前の名人戦の移動のときにその過ちを犯して名人戦(順位戦)が1年間中止されました。
今回の将棋連盟の対応は、細かい点で「おいおい」と思う点もありますが、少なくとも「毎日に通知する前に朝日と交渉していた」ことがそれほど非難を浴びることだとは私は思いません。逆に朝日が好条件で引き受けてくれるという感触なしに、何のあてもなく毎日と交渉するとしたら、それは経営者として無責任のそしりを免れないと思います。
長年一緒にビジネスをやってきたパートナーを変更する・・・というのは、非常に難しい交渉ごとです。やり方しだいでは、旧パートナーとの関係が悪化しますし、世間の非難を浴びます。最悪の場合は訴訟ということにもなります。
私は今回の連盟、毎日のいずれの立場となったこともありますが、切られる立場としは、「頭にくる」し、切る立場もあまり気持ちのよいものではありません。毎日の立場としては、「信頼が裏切られた」ということになりますが、それがすなわち「将棋連盟が社会一般の常識に反した行動を採っている」ということではありません。
むしろ、細かい不手際を除けば、将棋連盟はごくビジネス社会の常識の則った行動をとっていると言えます。
将棋は伝統文化であって、ビジネスではないだろうと言う声が聞こえてきそうです。私もそう思います。でも、そのような将棋界も一般のビジネス社会と隔絶して存在しているわけではありません。現にTV東京が、ゲンダイがスポンサーを降り、棋戦がなくなりました。棋王戦を共催する地方新聞の数も年々少なくなってきています。
将棋連盟が今回のようなビジネスライクな対応をとるようだと、新聞社側も今後ビジネスライクな対応をとるようになって、将棋連盟は困るのでは、というご意見の方がいらっしゃいましたが、新聞社そのほか現在の将棋連盟のスポンサーは、文化後援的な匂いを漂わせているもののの、根本的にはすべてビジネスとして棋戦を主催していますので、TV東京、日刊ゲンダイ、いくつかの地方新聞社がそうしたように最終的にはビジネス的な対応をとるものと思います。
毎日新聞のコメントの中にも、「著しい状況の変化」とは、(中略)毎日新聞が契約金を払えなくなった場合を意味し・・・」と自分のところの経営が苦しくなったら、契約解消があり得ることを示唆しています。
今回の将棋連盟の対応の根本には、新聞社の経営が今後苦しくなる中、最初に経営が苦しくなるのは一番規模の小さい毎日であろう。だとすれば、伝統ある名人戦のために今のうちに主催者を変更した方がよい、というような判断があるものと推測します。さすがに、そんな失礼なことは言えないので、言わないだけでしょう。
今、名人戦を朝日に移すことがよいのかどうかは、私には正直わかりません。ただ、それを一番真剣に考えているのは、将棋連盟理事の方々であるだろうし、決断を下せるのは当事者である棋士の方々だけでしょう。
ですから私は、将棋連盟のかなり粗末と思える対応も、「もう少しこうしたら」とアドバイスしたい気持ちはあっても、理事の方々を非難しようという気持ちにはなれません。
一人の将棋ファンとしては、今後の交渉をうまくやっていただき、最低限伝統ある名人戦が(主催がどこであれ)続いていくように、
また、これもまた伝統ある王将戦がなくなることがないように(できれば今まで以上に魅力ある棋戦になって欲しい)していただければと思います。
そのために特に竜王のような若い棋士の方々が真剣に将棋道、将棋界、将棋連盟(この順番が大事です)のことについて考えていただければと思います。
Unknown
(
Unknown
)
2006-04-16 16:24:37
契約書の文面を常識的に(つまり訴訟で勝てる意味で)理解できない人が勝手な解釈で長文を書かないで下さい。とっても迷惑です。
はっきりいえる事は、少なくとも報道されている範囲で判断する限り、契約書の解釈は毎日の解釈が法的に妥当であり、民事訴訟を起こされた場合に連盟は勝てない、つまり、米長理事会がやってる事は、最悪、名人戦差し止め処分を受ける事さえあり得るリスクを犯してる、という事です。(つまり、そうならないと米長ら各理事が思ってるなら、それは即ち、毎日や裁判所を舐め切ってるか、そんな事すら判らない非常識人間の集合体が連盟理事会だという事!)
それと、自分が理事会の今回の行動を支持する理由として、理事達は将棋や将棋連盟にマイナスになる事をする筈がないから、という事を書かれてた方が何人かいました。
それは、非常に危険で無責任な考え方であり、そんな無責任な意見などカキコして欲しくありません。
60年前に惨敗で終わった戦争だって、別に軍人が威張りたくて始めたんじゃありませんよ。当時の日本の指導者達(軍人だけでなく)が、日本の為にと真剣に考えて始めたんですよ。
だから、××の為に良かれと思ってする事と、本当に××が良くなる事とは全く別物です!特に、前の戦争や今回の様に問題が難しくなればなるほどです。そして問題が難しい時には単純な解は殆どの場合に間違ってます。
Unknown
(
ころ
)
2006-04-16 17:57:01
そうなんですよね、現在報道されている契約内容によると、連盟の言い分は通る可能性が低いんですよね。
1,契約を継続しない旨の申し入れ → 継続しがたい理由の不存在のために、無効。従って自動更新されたことになる。
2,無理矢理朝日で名人戦開催 → 名人戦は毎日が主催する契約のため、権利侵害を理由とする差し止め請求
3,抗議のために、棋士の大量不参加 → 契約違反として連盟に損害賠償請求
と、現状では連盟は手詰まりの状態です。
朝日が良いから連盟を支持する。といっても、毎日が納得しなければ実現できないことを忘れてはいけないと思います。
朝日に移行した方がいいと考える方は、どうすれば実現可能なのか具体的に考えてみては如何でしょうか。
毎日に署名を送るなど、個人で出来ることは結構ありますよ。
朝日の関係者が出てきたね。
(
Unknown
)
2006-04-16 20:53:03
RATSさん、Beaverさん。将棋について語ってみましょうね。
採るべきだった道
(
joseph
)
2006-04-17 09:28:50
朝日と裏で交渉することはいいとしましょう。朝日から○○円出すといわれた時点で、まず、毎日と交渉すべきです。朝日と同額以上を求めて、交渉が決裂した時点で朝日に変えればいい。毎日との契約が3年単位で時間がなかったというのは理由になりません。とりあえず契約を1年単位に変えて欲しいと言うことは可能だったはずです。手順を踏めば、もし名人戦が朝日にいっても毎日さんには王将戦を今後とも宜しくと言えたはずです。
現状ではこれだけ顔に泥を塗られて毎日は王将戦は宜しくといわれても素直にハイとは言えないでしょうし、2度までも同じような仕打ちを受けたのですから、むしろ王将戦から撤退して当然です。
毎日の発行部数が少ないといわれていますが、これは当然の成り行きでしょう。私の経験でも引越しをするたびに読売と朝日の売り込みは来ますが、毎日は一度も来たことがない。こちらから毎日の販売店を探さなければいけない。毎日を取り続けるのは結構大変でした。また、毎日に比べて読売や朝日は色々なものを販売促進用に配っています。これを営業努力というのかもしれませんが、こんな事で良い訳ないじゃんと思っています。
まったくその通り!
(
オベロン
)
2006-04-17 13:28:48
josephさん(聖書のヨセフですか?)もうまったくその通り!将棋連盟は赤子でもわかるこの手順を、どうして踏まなかったのか、なにか伺い知られぬ理由があるのだろうかとほんとに不思議です。私は今でも毎日新聞に対して連盟は、謝罪と白紙撤回をするべきだと思いますけど、もう手遅れかもしれない。「これだけ顔に泥を塗られて」毎日新聞がただ黙っている筈もない、という気がします。つまらない将棋「盤外」名人戦です…。
何が悪かったか
(
Beaver
)
2006-04-18 00:49:45
「朝日から○○円出すといわれた時点で、まず、毎日と交渉すべきです。朝日と同額以上を求めて、交渉が決裂した時点で朝日に変えればいい。」
うーん、これだとますます「金の亡者」と言われてしまうかもしれません。当て馬にされた朝日が激怒する恐れもありそう。
私が思う将棋連盟の不手際はまず第一に、文書を一方的に送りつけたこと。
週刊文春によれば、「3月29日、主催者である毎日新聞社に一通の通知書が届けられた」「突然の通知に驚いた毎日が連盟に説明を求めたところ、31日、副会長で渉外担当のトップをつとめる中原誠永世十段が同社を訪れることになった」
将棋連盟のしかるべき人(多分会長)が文書を携え、毎日のしかるべき人にアポを採って説明に行く以外にはないように思うのですが。
第2に「大義名分」を掲げなかったこと。このため「信義」よりも「お金」なのかと非難されることになってしまった。
たとえば、こんな感じだったらどうだったんでしょうか。
「読売、毎日、朝日の3紙がそれぞれ格式のあるタイトル戦を主催していただくのが理想的な姿と思っているが、過去の経緯から毎日新聞社に2つのタイトル戦をお願いする一方、朝日はタイトル戦主催しない変則的な形になっている」
「朝日とは過去10年以上にわたってタイトル戦を主催してもらえないかと交渉してきたが、名人戦以外のタイトル戦を主催するつもりはないとの意思は堅いようである。」
「いまさら恩義のある毎日新聞社にこんなことをお願いできる義理ではないのだが、名人戦の主催を朝日に移すことに合意していただけないか。」
「毎日新聞の主催するタイトル戦は、竜王戦、名人戦と並ぶ3大棋戦としての格式となるよう将棋連盟が全力を挙げて協力することをお約束する。」
これで、「はいわかりました。」と毎日が答えることはあり得ないと思いますが、その後の交渉に与える印象は大分違ったのではないかと思います。また、これほど世間から非難されることはなかったかもしれません。
Unknown
(
Unknown
)
2006-04-20 12:38:58
<「朝日とは過去10年以上にわたってタイトル戦を主催してもらえないかと交渉してきたが、名人戦以外のタイトル戦を主催するつもりはないとの意思は堅いようである。」
仮に、これが事実だったら、自分でタイトル戦を育てる気がない他人の良い持ち物を欲しがるだけの新聞社は、将棋への本当の愛情はない、そんな所に将棋界の至宝を預ける事は出来ない、と判断するのが常識でしょうね。
これは今回の事に限らず、社会一般で言える常識ではありませんか? 他人が何十年と掛けて一所懸命に育ててきて今や社会的に名声を得ているものを横から金を積んで欲しい欲しいと言うのは、個人でも企業でも非常識だと非難されますよね。
そして、現実の我々が生きている世界での朝日新聞の行動は、朝日新聞は将棋に対して本当の愛情はない、という事を裏付けていますね。
何しろ、将棋連盟側は昇段規定で朝日OPをタイトル戦と同格に扱っているのに朝日はタイトル戦としようとしなかったのですからね。
自分で時間をかけて育てようとせずに他人が永年かけて育て上げた盆栽を欲しがる金持ちが卑しいのと全く同じ卑しさが朝日の将棋に対する行動に見事に現れてますね。
そんな卑しい(将棋に関してだけでもね)企業に「名人」という最も格式の高い称号を預けるのは、それこそ将棋界の自殺行為です。
何か、Beaverさんは、余程、朝日に名人戦を預けさせたい理由がおありなのでしょうか? 何度も無理筋を指して来られますね。
竜王や他の利用者の方々にご迷惑ですから、無理筋を指し続けるのはそろそろお止めになられて投了されては如何でしょうか。
朝日新聞が
(
オベロン
)
2006-04-20 20:47:01
朝日新聞が過去、どのようにして毎日新聞から「名人戦」を奪い取ったか、ということは相当詳しい方でも案外ご存知ないようですね。上記「unknown」さんの述べられる「自分で時間をかけて育てようとせずに他人が永年かけて育てあげた盆栽を欲しがる金持ち」の卑しさ、というのはまさに絶妙の喩えで、思わず手を拍って笑いだしちゃいました。明竜王のブログ左側に出てくるRecent Trackback
にある『名人戦』を争う『迷人戦』(本家ヤースケ伝)でも事情を知らない、と書かれているので、そっちのコメント欄に昭和24年当時のあらましを書き込んでおきました。関心のある向きはどうぞご覧を。
名人戦問題の解決に関して
(
投稿者
)
2006-04-23 17:00:57
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それには当り前だが全部の情報を収集するように努めること、それを消化して、独自意見をもつこと。竜王なら出来そう。
朝日には肯定ファンも否定ファンもいる。
名人戦の毎日ー朝日移行2回戦も全く同じ経過を辿っているみたいですね。汚戦は繰り返す?
朝日は左翼系、戦後わが世の春だったけど、ソ連崩壊以後左翼のウソがバレ初めて落ち目みたい。
毎日はずっと前の外交情報色仕掛け入手以後低落経営難。
将棋はゲームにおされて低落。マージャンは見る影もなし。
こういう基本傾向も考慮に入れて、21世紀の将棋界を見据えた独自意見を・・・期待。
18世はM、H、Wの誰になるか注目しています。
それと次期連盟会長の予想(期待)をしようと考えましたが、現在の理事(8人?)は全員失格。加藤さん、内藤さん、有吉さん、大内さん、森さん、、、などと名前が浮かびますが、最近の事情に疎いので現理事だったら抹消。だれがいいかなー。。。
私の父は、今94才でそこそこ元気にしています。父の場合は、なんと土居市太郎名誉名人の推薦で貰った免状です。土居先生は父のことを「梅ちゃん」と愛称で呼んでくれたそうです。詳しい話は、機会があったらしたいと思います。
今回の名人戦の事については、「自分のした事は自分に帰ってくる。」と一言いっておきます。
けれど、世評というのは大切ですよ。
世間が将棋界を「文化の担い手とか綺麗事を言いながら結局は金次第。長年の契約も人間関係も無視するモラルの無い人間の集まり」と見てしまったら、金銭的なメリットよりも大きな痛手を負う事になります。
少なくともこれだけの騒動になった責任を理事会はどんな形であれ責任を取らなければならないと思います。
こんな事で、100超えしても、嬉しくも何とも無いですが・・
前に同じ問題が、起きた事は知っていましたが、私には、本の中で回想されるだけの事しかありませんでした。
「歴史は繰り返す」とは言いますが、またかって感じです。
将棋界は、長く財政難であると言われています。
ファン層の高齢化と減少が、続いているとも言われています。
だからと言うわけでも無いかもわかりませんが、竜王をはじめ多くの棋士が、ブログやHPを開設し、自身の事、棋界の様子を発信し続けてくれています。
それなのに・・あぁそれなのに~
全ての努力を無にしてしまいかねない問題だってわからない経営陣でも無いでしょうに・・
連盟は、この4月に機構改革をするのだと言っていましたよね。
経営努力の一環だろうと言う我々の理解は、間違っていたのでしょうか
契約金が上げて欲しいなら、主催社に連盟の財務状況を説明、理解を求めるべきだし、逆にこの不況下では、対局料を下げてでも、普及に力を入れるくらいの事をしないと、根本的な解決をしないのでは思う。
歴史的な事もあるが、今の問題は、「冠」だけに頼った連盟の体質に一番の問題があると思います。
はっきり言って、もううんざり
いっその事、名人も、王将も、竜王も、何もかも辞めてしまって、「森内毎日」「羽生朝日」「渡辺読売」「佐藤産経」で良いじゃないですか
最近じゃ、「平成」より「2006年」の方が一般的だしね。
どうしても「名人」とか使いたいなら、主催社持ち回りか、全社主催で、全タイトルホルダー、棋戦優勝者が、集まって争うリーグ戦でもやれば、良いじゃないですか
何はともあれ、平和的、早期解決。これしか無い
凍結するなり、手順前後を両新聞社とファンに謝罪して白紙撤回するなり、新機軸を打ち出すなりなさって、あちこちの傷口を触り回して傷口を拡げるのではなく、失敗した部分の経験を生かして、お互いの良いところが生きるように方向転換させるのが才覚だと思います。
朝日さん関連では朝日オープンと女流棋戦を主催され紙上掲載も(大きな宣伝効果)され、HPでの公開も進んでいます。また主催棋戦関連の出版もされています。
毎日さん関連では名人戦と王将戦を主催され紙上掲載も(大きな宣伝効果)され、有料のWEB公開も進んでいます。また週刊将棋や将棋関連書籍多数とゲームソフトを製作販売されています。
将棋連盟と両社は、私の知る範囲でも多くの点で支え合う関係にあると思います。時代の流れで栄枯盛衰は仕方ないものです、足を引っ張り合うのではなく、苦しい時こそ今ある財産・コンテンツを分け合って、より支え合うこと良い点をのばすことを考えるのが今やるべきことと考えます。
このブログにコメントされている内容の中には、明らかに推論でしかないのが殆どです。
他の棋士達(特に若手の棋士)もどうしていいのかわからない、というのが本音でしょう。
将来の在り方をきちっと掴んで棋士達で相談しあって下さい。
踊らされてはダメですよ。
問題の複雑さ、お若いながらも竜王という重く難しい立場を考えると、ご意見をこのような場で、表明されない方が、私はよいと思います。また、そのような要求をここで、明竜王にすることにも、大変違和感を覚えます。
明竜王は賢いお方ですから、そんな圧力に押されることはないと思いますが、この場での意見表明が、あたかも竜王の責任であるかのような書き込みに、ひとこと言わずにはおれませんでした。
もちろん、しかるべき場(棋士会等)では、意見を表明されることにはなると思いますが、それまでじっくり検討していただけるよう、明竜王を不用意に追い込むようなことはやめようではありませんか。
ご意見を日々楽しみにしております。
妙な自信?からのフリチン癖はご愛嬌だが、泥沼流氏にはかねてから強行挿入癖や有識者提言のような皇前大脱線など、盤外では3手先さえ読めない男、との不安があった。どちらかが嘘をついている「勇み足」事件でも、情報操作力に長けた朝日は表立った動きは見せず『話し合い?を見守る』姿勢を強調、総会説明会ほかひとり行動を重ねた連盟側が、事件の赤っ恥を一手に引き受けざるを得ない状況。折衝係やイエスマンらに連帯責任を転嫁できたとしても、名人戦の開幕直後に棋界全体への世の評価を失墜させた。
関係者の辞職や引退あるいは連盟からの除名処分などで理事らの総退陣があっても、信用できない、という将棋指し全般への世の不信感は、非常識人の集った年長棋士組ばかりの集団暴走の結果、長らく払拭できない。
有識者の提言より
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/msatou/04-11/041101yonenaga-tsutomaranai.htm
信義を損なっても、財政的には潤いそうだ、と勘違いして、また口封じ狙いで?、投稿している向きも点在するが、回し者でなく将棋愛好者なら、残念!
大体、私達は連盟に意見を述べたいところを、連盟にカキコする場もないので、竜王が意見を述べる私的ブログで意見を述べさせてもらってる訳ですからね。
ですのでこんなことは書いてはまずいと思ったのでカキコしないでおりました、今回の暴挙?に関して私が思っていたことを述べていただいてありがとうございました。
早く泥舟から新しい舟に乗り換えないと沈没しちゃうかも
今は全棋士が来る日に向けて、じっくり考える時期かと思います~
赤字解消の代替案:今回の不意打ちのような世間を敵に回す方法は止め、手順を踏んで毎日・朝日と交渉する
これでは駄目なのでしょうか?
今回のように無理なスポンサー契約で朝日に移行した場合、毎日は今まで通り週間将棋やMYCOMから将棋本の発行をしてくれるんでしょうか?
激指、東大将棋ようなソフトを今後も作っていくのでしょうか?
今回のやり方じゃ無くなってもおかしくないと思います。
自分は棋書好きです。
内容はともかくMYCOMからは毎月何かしら棋書が発売されます。
そんなに頻繁に発行してるのはMYCOMだけです。
もし朝日と契約してそれらがなくなるのは、一将棋ファンとして残念です。
朝日と名人戦を契約する。
ファンは変えたくもない新聞を変えなくてはいけない。
楽しみにしてる棋書も読めなくなるかもしれない。
週間将棋も見れなくなるかもしれない。
今回の事は将棋ファンの事を考えてるとは思えないです。
渡辺竜王個人のブログにこのようなコメントをして申し訳ありませんが、
このコメントすべて、理事全員に読まれるよう願いながら書かせていただきました。
昨日のコメントをプリントして理事達にみせたいですよね。それを見て胸にこみ上げてくるものが無ければ、日本将棋連盟は終焉です。森下理事あたり、眉をピクピクさせながら、ほー、とか言って見てくれそう。
棋士総会でどうするかが決まる、ということですが、どうするかというのは、毎日か朝日か二者択一で、どうするかということか、第三の選択肢や白紙撤回をふくめて、どうするかなのかで、全然違うと思うのですが、実際はどうなのでしょう?さすがに、そこまで公表できないかもしれませんが、あきら竜王の文面から邪推させていただくと、もう話はかなり煮詰まっていて、朝日か毎日かの選択のような気も・・・。
いざとなったら、将棋連盟解散で、ファンの手で、新しい機関を創りましょう!
しかし、もし毎日新聞の主張の通り信義にもとる行為をおおっぴらに行うなら、もはや将棋連盟は「伝統文化」や「礼儀」を口にする資格を失うでしょう。
どんなに綺麗ごと言っても、世間からは「金で動く団体が、よくいうよ」という反応をされるだけです。
そうした世間の偏見を払拭するには数十年かかることでしょう。
しかも、そうしたマイナスの遺産を解消する責務を負うのは、これから将棋界を背負う若手の方々です。
目先の大金か、信義・信用か。棋士総会の結論を注目しています。
初めてコメントを付けさせていただきます。
本当のいきさつの部分は我々外部には分りません。
連盟の経済的な問題も噂としては聞いています。
ですが今回の移管の件に関しては、私およびその周囲では、竜王の心配される「将棋会のイメージ」を既に悪い方向に左右してしまっているという評価です。
竜王のブログは影響力多大ですので、必ずしもご意見をそのまま掲載するのが賢明とは思えませんので、棋士総会まではハラハラしながら結果を待つということに我々はなりそうですが、
ぜひ「きちんとした方向」を目指して行かれるようお願いいたします
将棋連盟は社団法人であるので、公益のために、所属の棋士ができるだけ意見をぶつけ合わせて、対処療法ではなく抜本的な制度の確立を図っていただきたいです。朝日新聞は将棋界のためにと発表しているので、名人戦が契約できなくてもさらなる将棋界への貢献を期待します。
今回の名人戦朝日移行が金銭的なものだけでなく、順位戦の昇降級枠の拡大、ファンのニーズに合わせた終局時間になるようにする、ネット中継の方法などの見直し提案があって、という理由もあったならば、ファンの受け止め方も変わっていたと思いますよ。
昔は連盟のホームページには掲示板があって、意見を言ったり、ファン同士の交流もできました。
しかし、今は連盟にファンの声を伝える場がないのです。
だから、将棋関係者がチェックしているというこのブログをお借りしているのです。
ファンあっての将棋連盟です。
どうかファンの声に耳を傾けてください。
谷川さんには、何となく騒動には耐性がないというイメージがあり(ピュアなんです、精神が)今回の件もそれを心配します。
それにしても、よりにもよって第一局の初日に報道されるとは・・・。
このところのものすごいコメント量が、今回の名人戦移籍問題がどれだけ注目されているかを証明しています。一将棋ファンとしては、正直いって名人戦の主催がどこであろうとかまわない。将棋と将棋界に愛情をそそいでくれるところであれば。
それよりも今回の件で「将棋指しというのは変わり者だけど筋は通す人たちだと思っていたが、そうではないのだな」と世間に思われてしまうことが悲しい。発表のタイミングといい、多くのファンは手続きに納得がいかないのだと思います。会長や現役を退いた理事たちはよいとして、まだ現役ばりばりの森下理事などを見ると、むしろ気の毒。やはり経営の実務や外部との折衝あたるのは棋士以外の専門家にまかせるべきだと感じます。
それと、なにやら渡辺竜王に発言する責務があるかのごとき意見を散見しますが、現時点ではまったく不要でしょう。棋力はトップクラスとはいえ普通の会社なら新入社員の年齢。あくまで中堅以上の棋士たちが責任をもって事態に処すべきです。
「なぜ、この時期に」と言う疑問は一つ解消しました。
現在も「棋士の紹介」のなかの藤井九段の竜王位の表記に誤りがあります。これについてもさきほどメールをしました。このメールの中でも触れましたが、とくにお礼が欲しいわけではありませんが、昨年数回誤記を指摘した際には、お礼のメールがありました。
WEB担当者とはいえ、将棋連盟の関係者が礼を欠くところがあるのはいかがなものかと思い、こちらに書き込む内容のものではないかもしれませんが、ご報告いたします。
での説明は、「外部の有識者による経営諮問委員会」のいいなりになってるみたいで、ちょっとみっともないですね。責任転嫁ともとれるし。
安易な金儲け主義に見える。
もっともっとファンを増やす努力をしないと庶民は・・・
プロ野球の例があるじゃないですか
でも今の時期にという疑問はぬぐえませんね。名人戦の対局をやっている日に棋士会開催はないでしょう。谷川さんは関西であっても、森内さんは参加できない日でしょう?朝日だって自分のところのトーナメントの決勝が始まっているのだからばつが悪いですよね。羽生さん、藤井さんにも失礼な話だと思いますが。
それにこの経緯説明。全てを経営諮問委員会が決めたからだと言わんばかり、相矢倉さんのおっしゃるとおりです。経営諮問委員会の方々もこのようなやり方が通ると思っていらっしゃるんでしょうか。今回の場合は、約束上、まず現契約者と話をしてからが筋なのではないですか。経営諮問委員会の方々はご自分の会社でこのようなことはなさらないはず。誰かがごり押ししたのか、それとも将棋の約束事なんて筋を通さなくてもよいと思われたのか。
このような交渉経緯を発表されても更に呆れるばかりです。
あきら竜王も内心どんな心境なのか察するに余りあります。
ただ理想論かも知れませんが、「武士は喰わねど高楊枝」、名人戦という将棋界の宝をたかだか数千万円の(この点については事情を知らないファンの暴論やも知れませんが)契約金で唐突に掲載紙移動を企画するのはなんだか情けなくも感じます。
また掲載紙移動をするにせよ、毎日側にもそれなりに顔を立てるというか、いきなり契約白紙撤回というのはいかがなものかとも思われます。例えば王将戦を竜王戦・名人戦と同格またはそれに近い格の棋戦として企画するとか、そういうアイデアがあればまた今回の騒動も違った印象になったとも思われますが。
ともあれ今回の理事会の決定は、名人戦のブランド力を過信した拙速な決定に思えてなりません。
とはいえ、こういう決定を下した背景には相当切迫した将棋連盟の財政事情があったのでしょう。
もしかしたら新聞棋戦に頼り過ぎたこれまでの将棋界の歴史の臨界点を公にした出来事かも知れません。
棋譜をいかにして将棋ファンに届け、それで報酬を得るか、について将棋界全体で考えなければいけない時期が来ているのかも、とも思いました。
いうれにせよ、朝日・毎日どちらに決まっても味が悪い局面ですが、どういう結果になろうとも将棋連盟そして各棋士が誠意ある対応で乗り切ってもらいたいものです。
私があきら竜王にアドバイスするのも僭越な話ですが、将棋界を代表するタイトルホルダーとして、ではなく一個人、一社会人として誠意ある意思表示をしてもらえたら、と思います。例えそれが少数意見であったとしても、です。
酷な立場におられるとは思いますが、後悔のない態度表明を願望します。
私も時々指摘をしますが「ありがとう」の返信はあったりなかったりです。担当者によっても違うのかも知れませんね。直ってあれば「伝わった」という事で良しにしましょう。
また、他の棋士の方はいかがでしょう?
一般企業の場合、経営努力をしながらも収益が上がらない場合は当たり前ですが給料やボーナスが下がります。
私の思ってたのは「一般企業に勤めるより収入が多いから棋士になる」っていう人より「将棋が好きだから」って言う人が大半だと思っておりました。
もし棋士の方々が私の思ってる通りだとすると対局料を下げてでも赤字解消するという手段もあると思います。そういう努力無くして羽生先生・佐藤先生曰く「道義的に問題」という事をしてまで収入を上げることをした連盟理事はいかがなモノかと。
今回のアイフルと同じではありませんがこういう問題を起こしたことで世間に対して最低限説明が必要ではないかと考えます。
最後に、私のHN「さとし」は故村山先生のファンだったので勝ってに名乗っておりますが棋士の方は故村山先生のような棋士ばかりだと思ってました。それが少なくとも理事の方達は違ったのかと思うと残念です。
ざっと新聞記事などを読んだだけで内情は知らない素人の意見で気分を害された方にはもうしわけありません。
それで、部外者から見て将棋連盟の赤字という問題の原因がどの様に映っているかを述べさせて下さい。
昨日のコメントで誰かも書かれてましたが、予め契約料という形で収入が判っているのに赤字とは解せない(契約料以外の将棋世界なんかの売り上げ等による収入の好不調は契約料の額から比べれば問題にならないでしょうから)というのは、全くその方の指摘通りだと思います。
つまり、連盟が赤字になるのは、赤字になる事が判っている予算を組んでいるからではないでしょうか?
そして、つまるところ、その赤字の原因とは、弱い棋士に対する収入保障が将棋の場合には手厚すぎるのではないでしょうか?
今日の読売新聞朝刊3面によれば、下位の棋士では年収は200万程度とありました。確かにこの額は、それだけで生計を立てようとすれば少なすぎる額です。
しかし、仄聞するところでは囲碁の場合はプロでも下位の弱い棋士は対局棋士としてだけでは生計を立てられないとの事ですし、またゴルフのプロの場合は、はっきりと将棋での対局に相当するトーナメントで生活できるプロとレッスンプロ(トーナメントに出場を申し込む権利はあるが実際には旅費などで持ち出しとなるからトーナメントに出ないプロ)とに分かれています。
はっきり言えば、ファンがプロの将棋に新聞購読や有料WEBサイト契約や雑誌などを購入する形でお金を払うのは、素人では考え付かない様な妙手を指すという創造性や非常に高度なレベルでの戦いがあるからです。
だから、例えば、現在の基本給を廃止して、全てを対局料にし、しかも2人の対局者それぞれの対局料の 1/3 を合わせたお金を勝者が得る(つまり、対局料という勝ち負けに無関係に指すだけで得られる収入を減らし全ての対局で強い方に勝利金を与える)、という仕掛けにすれば、勝てないでダラダラとプロを続ける人(そういう人の棋譜は誰もお金を払って見たいと思わないでしょう)が減少して、連盟の収支も改善されると思います。そして、この対局料の一部を勝利金とすれば、プロになりたてだが力のある棋士(かつての竜王なんかはその典型ですね)の生活は改善されると思うのです。
だから、例えば弱い棋士は将棋クラブなんかで一所懸命に指導して、その指導料で生計を立てれば良いのです。囲碁のプロ棋士の場合には常識だと聞きますし、ゴルフのプロの場合はレッスンプロという言葉があるほどなのですから。
非常に過激な意見だと思いますが、結局、今の将棋連盟は社団法人としてプロ棋士自身が意思決定の当事者である為に、例えば財団法人である日本棋院の様に収支のバランスを図り経営を担当する人間が棋士ではないケースと違って、将棋連盟はとりわけ弱い棋士の生活互助会的な色彩が強くなり過ぎているのが、赤字体質の根源にあると思います。
13日の毎日新聞朝刊を見るまでは、名人戦の移行問題など全く知らず、ただびっくりし、そして憤慨しました。(前の日の遅くまで名人戦の有料ネット中継を見ていましたが、この報道は知りませんでした)
すぐに家内に「将棋はやめようと思う」と言いました。家内は「他にもやることはいっぱいあるんじゃないの」と言っていました。
そんな諦め気味の私ですが、このブログの皆様の反応が少しは慰めです。
ただこの問題を解決するには
(1)理事会の決定は白紙撤回する。
(2)毎日新聞には契約金の上積みを、朝日新聞には大型タイトル戦の創設を提案する。
(3)責任を取って理事は全員辞任する
(4)新聞社以外にもスポンサーとなってくれる企業を探す
等のことが最低必要でしょう。
正直言って、過去ヌードの奇行を週刊誌に撮らせた人や、アイドル女流棋士を破滅させた人が(そうやって将棋界に大きな悪いイメージを与えた人が)大きな顔をして会長・副会長に収まっていることが不思議でたまりません。
今の将棋界の良いイメージは、谷川浩司をはじめ羽生、森内、佐藤などのより若いスターが作り上げてきたものでしょう。
人身一新で再出発を望みます。
今回の事件は「諮問会」が勝手に「名人位」は朝日の方がうまくいくと判断して打診したからこうなっただけのような気がするが、どういう訳か「朝日」を悪者にしているような流れになっている。
もっと事実を確認してから発言する方が良いと思うのですが。
今回は徹底的に何が大事か、何を守るべき事柄かを所属騎士たちで意見交換するべきで、その結果がどうなるかは分かりませんが、自分たちの考えで先を決めるべきです。
私は毎日新聞は心配ですけどね。
今まで書き込みをしたことはなかったのですが、今回の騒動については、ファンとしても何らかの意見表明が必要かなと思い、書き込みを致します。
毎日新聞社との契約は、棋譜の継続手供給契約だと思われます。このような継続されることが前提である契約を一方的に解除するには、過去の裁判の例から、信義則上、取引関係を継続し難いようなやむをえない事情が必要とされています。
今回の場合は、毎日新聞社には何ら落ち度はないわけですから、例え毎日新聞社との増額交渉などを行ったが断れたのであっても、これだけではやむを得ない事情に当たらないとして、解除が認められない可能性が高いのです。況やそのような交渉もなかったというのですから、解除はほとんど認められないでしょう。結局遺恨を残し、また棋士の拝金主義というイメージを残すだけという最悪の事態が想定されます。
そのようなリスクを冒すわけですから、慎重に慎重を重ね、朝日新聞社とだけではなく、毎日新聞社との協議を重ね、円満な解決を図るべきでしたが今となってはどうしようもありません。
竜王も棋士総会での投票について思慮を巡らせていると思います。しかし、今回の件は棋士総会の議決のみで決まる問題ではないということについても、考える必要があると思います。
まず、(1) 毎日新聞社との契約解除が無効とされる可能性は考えているのか。(2) 万が一毎日新聞社との契約解除が無効とされた場合に、どういう次善手を用意してあるのか。この点を、米長会長や島理事などに確認されては如何でしょうか。
この点を考慮していないのだとすれば、あまりにも拙速すぎであり、今回は毎日新聞社との契約は継続されることを基本として考えざるを得ないと思います。契約継続の交渉の段階で、今後は毎日新聞社から名人戦を移行することはないことの確認をする代わりに、赤字体質を改善するための当面の費用として一時金の出資を願い出る、などの申し出も考えるべきだと思います。(虫のいい話ですが)。
なお、日本将棋連盟理事会(会長名ではないのですね)より、「将棋連盟は毎日新聞社に対して契約の自動延長をしないという申し入れをしました。(申し入れないと第66期から第68期まで自動的に契約が更新される。契約変更は一年前の3月31日までに申し入れなければならない)」とのコメントがあります。しかし、契約内容は当事者の交渉によって変更が可能なのですから、必ずしも3月31日までに申し入れなければならないというものではありませんでした。解除が認められるようなやむを得ない事情があれば、交渉により毎日新聞社を納得させることで出来るでしょう。
また、今回の件が赤字解消のためにやむを得ないと理事会で考えているのかもしれません。この点に付いては詳細が分からないので何とも言えないのですが、少なくとも現行のスポンサーをないがしろにする方法は悪手でしょう。
まずは、経営のプロを理事として経営について教えを請うことが先決だと思います。
素人経営・殿様経営は、平時にはよくても、乱時には向きません。
また、棋戦を移行するにしても、企業交渉に長けた弁護士に交渉をお願いするなど、きちんとした交渉をすべきだと考えます。少なくとも、今回はやり方に問題がありすぎました。
まあ、この件については、我々がお金を出さないからとも言えるのですが…。
将棋連盟による経緯の説明はあまりに情けないと思います.委員会は連盟が委嘱したのですから,委員会の対外的行動は,すべて連盟の行動と思われて当然ですし,連盟の名で責任を取るべきでしょう.それが,あたかも委員会が独立に行動したかのような文面になっております.
碁の場合を含めて,他社の育てたものを横取りしようという朝日も顰蹙ですが,今回は連盟の責任回避的姿勢がよくないように見えます.
もっと毅然とした態度を,毅然とした説明を望むものです.失礼ながら,竜王をはじめとしたトップ棋士の方々は,理事の方たちと違って毅然としたものをお持ちとお見受けするので,期待をしている次第です.
妄言多謝.
何でも昨年の夏に経営諮問委員会から提言が有ったとの事ですが、日本将棋連盟がその提言を受け入れるつもりならば、その時点で毎日新聞社と協議するのが筋というものでしょう。
そもそも、かつて朝日新聞社との交渉が決裂し、順位戦休止の憂き目を助けてくれた毎日新聞社を外部の人間の提言とやらで袖にするなど、道義にもとる行為としか言い様がありません。
今回の騒動は日本将棋連盟の財政難が背景にあるとの事ですが、同じ様に財政難を迎えた日本棋院で加藤正夫氏が実践した様な抜本的な改革と較べると、話にならない位に低劣でお粗末なものです。
自分達で出来る限りの経営努力をしなければ、契約金が少しぐらい増えた所でいずれ再び経営難を迎えるのは明白です。
棋士の方にとっても、一般のファン層にとっても、スポンサーの変更は大きな事だと思います。
王将戦の扱いは、名人戦を朝日から毎日に変更になるときに、王将戦を潰さなかったことに起因する問題です。名人戦と王将戦を同一紙面に載せるわけにはいかないから、同系列であるスポニチに移行したわけです。スポニチで扱うことを捉えて、粗末にしていると考えるのは早計でしょう。また、王将戦の契約金のみを取り上げて金額が少ないと考える人もいるようですが、名人戦と王将戦と両方主催を維持していることを、もっと評価しても良いのではないかと思います。
もし、王将戦を粗末にしていると思うのであれば、名人戦ではなく王将戦を他社に移行するように連盟は働きかけるべきだったのではありませんか。
また、毎日新聞が名人戦を大事にしていないと思うのならば、まずその点を毎日新聞に言い、善処するように促すべきでしょう。それでも、いっこうに改善しないのであれば、そのときに初めて朝日新聞に移行を持ちかければいいわけです。
あきぞうさんの「棋譜にボロを着せる」というのがどのような内容を指しているのかはわかりませんが、毎日と朝日の両方を取っている自分の感じとしては、毎日の方がわかりやすい解説をしていると思います。
願わくば何もなく(毎日のまま)過ぎてくれれば、というのもまっとうな考えだと思います。
が、1ど素人ファンとしては、棋士会の決断にケツを持って頂いて、その決断を尊重したいです。ゼニを出すのが誰だろうと、一局一局の重みが変わるわけではない事を信じたいのです。
将棋はそのレベルゆえに対局と棋譜だけではファンが理解しきれない娯楽です。解説なり掲載記事なりで、対局したものの思考をつかまえたい、と思うからファンが注目するのだと思います。表面的なものだけではなく、そんな細かい面も拾ってくれるスポンサーがつくことになる事を願っています。
そりゃそうでしょう。というか、私は最初からそうだろうと思っていました。
来期名人戦の予選である今期順位戦がもうすぐ始まるわけですから。。。
賛成。
棋戦で活躍していなくても、初心者向けに分かりやすい本を書いたりしている棋士もいます。それはそれでとても値打ちがあることだと思います。
だから、「弱い棋士」の価値を全否定する気はありません。棋戦で活躍できなくても、道場での指導や出版活動などを誇りを持ってやり、そこでそれなりの対価を得ればいいと思います。
しかし、今度のことだけはいただけません。米長先生を怒らせた週間将棋に掲載された元毎日新聞の井口さんの文章、その他、色々あるのでしょうが、経営諮問会議を隠れ蓑(官僚が良く使う手口です)にした朝日新聞への強引な変更はいただけません。
私は30年ほど前に朝日との交渉が決裂(朝日が囲碁に比し将棋の契約金を非常に低い金額に抑えていたのが原因です)して毎日が名人戦を主催するようになってからずっと毎日新聞を取っていますが、今度の経緯(毎日と契約金交渉すらしていない)からは朝日が名人戦を主催するようになっても朝日新聞を取ろうとは思いません。
このような人の道を踏み外した暴挙が行われるのであれば是非毎日新聞社・スポーツニッポン社におかれましては王将戦の主催からも撤退していただきたい。そのぐらいのことをしなければ日本将棋連盟を正しい道に戻すことはできないでしょう。
朝日はWEBでの将棋欄も充実させ、単に部数が多いだけでなく、今後のパートナーの選択肢として良いと思います。
ただ、経緯からくる感情的なこじれはあるので、難しいのでしょうが。冷静に検討してほしいです。
「また、WEBでの発信力も毎日は朝日より劣っており(一時MSNと組んでいたけどさっぱり)、ファンを広げる努力をしたかというとそうではない。」
毎日新聞がやっている名人戦順位戦全局中継は、すばらしいものだと思うのですが。
窪田五段ももっとも充実した中継体制とおっしゃっておられます。
朝日オープンは好カードでも平気で中継なしですし。
ちなみに、ボロを着せるというのは、古くは山田道美九段の言葉ですが、具体的には、数年前まで観戦記を書いていたお2人、とくにそのうちの1人についてのことです。本当にひどかったです。最近の朝日の将棋欄はよく読んでないので論評する資格がありませんが、村上さんやその前の丸山さんの記事はなかなか素晴らしかったと思います。全盛時の東公平さんもよかったです。まあ今回の問題は観戦記や将棋記事の質の問題とはまた別なので、この話はこの辺でやめておこうかと思います。
個人的にはRATSさんの見方に近いですね。やっぱりこの差というのは厳然としてあるわけです。そこをどう冷徹に見られるかどうかですね。
当然のことだと思いますが。。
無料でファン層が拡大するならば、将棋世界、週刊将棋をタダで配れと言うことでしょうか。違いますよね。
毎日のように、WEBによる有料配信のみだと現在のように将棋に関心を持つ人が増えるかというと、難しいと個人的に思います。
「ボロを着せる」についての講釈ありがとうございます。
毎日の観戦記はそんなにひどいものだったのですか。うーん、それに気が付かないところを見ると、自分はまだ美味なる観戦記に出会ってなかったのかな。
観戦記も奥が深いんですね(自分が浅すぎかw)。
色々勉強になりました。ありがとうございました。
私信に使ってしまってすみません>渡辺竜王
毎日新聞と協議する前に朝日と交渉していることが信義にもとる、連盟理事会どうかしている・・・というのが多数世論のようです。
でも、本当にそうでしょうか。逆に他に名人戦を他に引き受けてくる当てがなく、毎日と交渉して、それで決裂したあと、朝日に打診して断られたらどうするのでしょう。
将棋連盟は、約30年前の名人戦の移動のときにその過ちを犯して名人戦(順位戦)が1年間中止されました。
今回の将棋連盟の対応は、細かい点で「おいおい」と思う点もありますが、少なくとも「毎日に通知する前に朝日と交渉していた」ことがそれほど非難を浴びることだとは私は思いません。逆に朝日が好条件で引き受けてくれるという感触なしに、何のあてもなく毎日と交渉するとしたら、それは経営者として無責任のそしりを免れないと思います。
長年一緒にビジネスをやってきたパートナーを変更する・・・というのは、非常に難しい交渉ごとです。やり方しだいでは、旧パートナーとの関係が悪化しますし、世間の非難を浴びます。最悪の場合は訴訟ということにもなります。
私は今回の連盟、毎日のいずれの立場となったこともありますが、切られる立場としは、「頭にくる」し、切る立場もあまり気持ちのよいものではありません。毎日の立場としては、「信頼が裏切られた」ということになりますが、それがすなわち「将棋連盟が社会一般の常識に反した行動を採っている」ということではありません。
むしろ、細かい不手際を除けば、将棋連盟はごくビジネス社会の常識の則った行動をとっていると言えます。
将棋は伝統文化であって、ビジネスではないだろうと言う声が聞こえてきそうです。私もそう思います。でも、そのような将棋界も一般のビジネス社会と隔絶して存在しているわけではありません。現にTV東京が、ゲンダイがスポンサーを降り、棋戦がなくなりました。棋王戦を共催する地方新聞の数も年々少なくなってきています。
将棋連盟が今回のようなビジネスライクな対応をとるようだと、新聞社側も今後ビジネスライクな対応をとるようになって、将棋連盟は困るのでは、というご意見の方がいらっしゃいましたが、新聞社そのほか現在の将棋連盟のスポンサーは、文化後援的な匂いを漂わせているもののの、根本的にはすべてビジネスとして棋戦を主催していますので、TV東京、日刊ゲンダイ、いくつかの地方新聞社がそうしたように最終的にはビジネス的な対応をとるものと思います。
毎日新聞のコメントの中にも、「著しい状況の変化」とは、(中略)毎日新聞が契約金を払えなくなった場合を意味し・・・」と自分のところの経営が苦しくなったら、契約解消があり得ることを示唆しています。
今回の将棋連盟の対応の根本には、新聞社の経営が今後苦しくなる中、最初に経営が苦しくなるのは一番規模の小さい毎日であろう。だとすれば、伝統ある名人戦のために今のうちに主催者を変更した方がよい、というような判断があるものと推測します。さすがに、そんな失礼なことは言えないので、言わないだけでしょう。
今、名人戦を朝日に移すことがよいのかどうかは、私には正直わかりません。ただ、それを一番真剣に考えているのは、将棋連盟理事の方々であるだろうし、決断を下せるのは当事者である棋士の方々だけでしょう。
ですから私は、将棋連盟のかなり粗末と思える対応も、「もう少しこうしたら」とアドバイスしたい気持ちはあっても、理事の方々を非難しようという気持ちにはなれません。
一人の将棋ファンとしては、今後の交渉をうまくやっていただき、最低限伝統ある名人戦が(主催がどこであれ)続いていくように、
また、これもまた伝統ある王将戦がなくなることがないように(できれば今まで以上に魅力ある棋戦になって欲しい)していただければと思います。
そのために特に竜王のような若い棋士の方々が真剣に将棋道、将棋界、将棋連盟(この順番が大事です)のことについて考えていただければと思います。
はっきりいえる事は、少なくとも報道されている範囲で判断する限り、契約書の解釈は毎日の解釈が法的に妥当であり、民事訴訟を起こされた場合に連盟は勝てない、つまり、米長理事会がやってる事は、最悪、名人戦差し止め処分を受ける事さえあり得るリスクを犯してる、という事です。(つまり、そうならないと米長ら各理事が思ってるなら、それは即ち、毎日や裁判所を舐め切ってるか、そんな事すら判らない非常識人間の集合体が連盟理事会だという事!)
それと、自分が理事会の今回の行動を支持する理由として、理事達は将棋や将棋連盟にマイナスになる事をする筈がないから、という事を書かれてた方が何人かいました。
それは、非常に危険で無責任な考え方であり、そんな無責任な意見などカキコして欲しくありません。
60年前に惨敗で終わった戦争だって、別に軍人が威張りたくて始めたんじゃありませんよ。当時の日本の指導者達(軍人だけでなく)が、日本の為にと真剣に考えて始めたんですよ。
だから、××の為に良かれと思ってする事と、本当に××が良くなる事とは全く別物です!特に、前の戦争や今回の様に問題が難しくなればなるほどです。そして問題が難しい時には単純な解は殆どの場合に間違ってます。
1,契約を継続しない旨の申し入れ → 継続しがたい理由の不存在のために、無効。従って自動更新されたことになる。
2,無理矢理朝日で名人戦開催 → 名人戦は毎日が主催する契約のため、権利侵害を理由とする差し止め請求
3,抗議のために、棋士の大量不参加 → 契約違反として連盟に損害賠償請求
と、現状では連盟は手詰まりの状態です。
朝日が良いから連盟を支持する。といっても、毎日が納得しなければ実現できないことを忘れてはいけないと思います。
朝日に移行した方がいいと考える方は、どうすれば実現可能なのか具体的に考えてみては如何でしょうか。
毎日に署名を送るなど、個人で出来ることは結構ありますよ。
現状ではこれだけ顔に泥を塗られて毎日は王将戦は宜しくといわれても素直にハイとは言えないでしょうし、2度までも同じような仕打ちを受けたのですから、むしろ王将戦から撤退して当然です。
毎日の発行部数が少ないといわれていますが、これは当然の成り行きでしょう。私の経験でも引越しをするたびに読売と朝日の売り込みは来ますが、毎日は一度も来たことがない。こちらから毎日の販売店を探さなければいけない。毎日を取り続けるのは結構大変でした。また、毎日に比べて読売や朝日は色々なものを販売促進用に配っています。これを営業努力というのかもしれませんが、こんな事で良い訳ないじゃんと思っています。
うーん、これだとますます「金の亡者」と言われてしまうかもしれません。当て馬にされた朝日が激怒する恐れもありそう。
私が思う将棋連盟の不手際はまず第一に、文書を一方的に送りつけたこと。
週刊文春によれば、「3月29日、主催者である毎日新聞社に一通の通知書が届けられた」「突然の通知に驚いた毎日が連盟に説明を求めたところ、31日、副会長で渉外担当のトップをつとめる中原誠永世十段が同社を訪れることになった」
将棋連盟のしかるべき人(多分会長)が文書を携え、毎日のしかるべき人にアポを採って説明に行く以外にはないように思うのですが。
第2に「大義名分」を掲げなかったこと。このため「信義」よりも「お金」なのかと非難されることになってしまった。
たとえば、こんな感じだったらどうだったんでしょうか。
「読売、毎日、朝日の3紙がそれぞれ格式のあるタイトル戦を主催していただくのが理想的な姿と思っているが、過去の経緯から毎日新聞社に2つのタイトル戦をお願いする一方、朝日はタイトル戦主催しない変則的な形になっている」
「朝日とは過去10年以上にわたってタイトル戦を主催してもらえないかと交渉してきたが、名人戦以外のタイトル戦を主催するつもりはないとの意思は堅いようである。」
「いまさら恩義のある毎日新聞社にこんなことをお願いできる義理ではないのだが、名人戦の主催を朝日に移すことに合意していただけないか。」
「毎日新聞の主催するタイトル戦は、竜王戦、名人戦と並ぶ3大棋戦としての格式となるよう将棋連盟が全力を挙げて協力することをお約束する。」
これで、「はいわかりました。」と毎日が答えることはあり得ないと思いますが、その後の交渉に与える印象は大分違ったのではないかと思います。また、これほど世間から非難されることはなかったかもしれません。
仮に、これが事実だったら、自分でタイトル戦を育てる気がない他人の良い持ち物を欲しがるだけの新聞社は、将棋への本当の愛情はない、そんな所に将棋界の至宝を預ける事は出来ない、と判断するのが常識でしょうね。
これは今回の事に限らず、社会一般で言える常識ではありませんか? 他人が何十年と掛けて一所懸命に育ててきて今や社会的に名声を得ているものを横から金を積んで欲しい欲しいと言うのは、個人でも企業でも非常識だと非難されますよね。
そして、現実の我々が生きている世界での朝日新聞の行動は、朝日新聞は将棋に対して本当の愛情はない、という事を裏付けていますね。
何しろ、将棋連盟側は昇段規定で朝日OPをタイトル戦と同格に扱っているのに朝日はタイトル戦としようとしなかったのですからね。
自分で時間をかけて育てようとせずに他人が永年かけて育て上げた盆栽を欲しがる金持ちが卑しいのと全く同じ卑しさが朝日の将棋に対する行動に見事に現れてますね。
そんな卑しい(将棋に関してだけでもね)企業に「名人」という最も格式の高い称号を預けるのは、それこそ将棋界の自殺行為です。
何か、Beaverさんは、余程、朝日に名人戦を預けさせたい理由がおありなのでしょうか? 何度も無理筋を指して来られますね。
竜王や他の利用者の方々にご迷惑ですから、無理筋を指し続けるのはそろそろお止めになられて投了されては如何でしょうか。
にある『名人戦』を争う『迷人戦』(本家ヤースケ伝)でも事情を知らない、と書かれているので、そっちのコメント欄に昭和24年当時のあらましを書き込んでおきました。関心のある向きはどうぞご覧を。
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