見上げれば綺麗な空、冷たい北風に頬が
こわばり、日陰を避けながら歩いて来ました。
桜の花も寒の戻りの寒さで全くと言っていいほど
開いた数は増えていませんでした。
この花壇、沢山のワンコ達の集会所、pecoはいつも
クンクンしたくてここへ入ると顔を上げません。
私はここから別世界の高層マンション群を眺めては、
終わらない超高層ビルの建設に不安を感じ、
孫子の代にこの町が住みやすい地になるのだろうかと
いつも考えさせられてしまいます。
上には一切興味なしのpecoは
あっちもこっちもクンクンばかり
帰り道で寄ったクロちゃんのおじさんの所で
立ち話中に寝てしまったpeco
ホームレス犬のようでした。
この門の柵の所から鼻先を出していたクロちゃんを
思い出します。
私が離れても、行っちゃうからネェと声をかけても
グッスリ、日向ぼっこが気持ちよくて帰るのを忘れて
しまったようでした。