『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

象嵌職人!?

2022-12-08 09:22:26 | 古楽器製作

 

どうも、4、5日前から、
寒気による風邪模様で、
熱こそないが
喉やら頭やらが
日替わりで痛み、
怠さも伴っている。

腰のあたりにも
オデキが三つもできて、
皮膚科から処方された
化膿止めを塗っている。

冬の気象に
まだ体が寒冷順応しておらず、
免疫力が低下してるのかもしれない。

*

オフ日のきのうは、
午前中に自宅カウンセリングがあり、
その後、『コラッセ』まで出向き、
期間限定で出店している
喜多方ラーメン店で
その味を賞味してきた。

喜多方には
幾度も足を運んでいるものの
『まるや』は初めてだが、
まごうことなき
喜多方ラーメンだった。

*

65歳の誕生日を過ぎたので、
かねてから用意していた
年金請求書類の為に、
支所で抄本やら住民票を取り、
郵送の切手代を惜しんで(笑)、
直接、年金事務所の窓口まで
持ち込んだ。

『国民年金』は、
40年も納めてきてるにも関わらず、
支給額が、生活保護費の13万に
満たないというのは、
どう考えても腑に落ちないものである。

ならば、
年金なぞ納めずに、
生活保護費を申請したほうが、
ずっと得なような気もするが・・・。

*

12月に入ったので、
玄関室礼を恒例の
クリスマス・オーナメントにした。

33年前に
京都で長男が生まれて来、
玄関に飾る品々を
毎年、ちょっとずつ増やしてきて、
今や、段ボール3箱にもなるが、
全部は出し切れないので、
その中からいくつかを素材として
組み合わせている。

それでも、外せないのは、
最初に買った
ミニチュアの「おとぼけサンタ」で、
これは、お気に入りのアイテムである。

子どもたちにプレゼントした
サンタブーツも大小
捨てずにとってあり、
これも恰好のアイテムになっている。

*

夜には、
初めて「手綱巻」を
創ってみた。

海老とサーモンの朱、
鯖の光に、胡瓜の緑、
そして、玉子焼の黄・・・と、
これらを酢飯に
ほどよく按排して
ラップと巻簾(まきす)で
整形する。

ガリ(甘酢生姜)も
創っている。

 

デザートには、
縁起のいい富士山の形をした
『富士柿』をやってみた、
カミさんがその大きさを見て
「それ、一個食べれるの?」
と驚いていたが、
たしかに、オナカがくちくなった(笑)。

*

夕飯を済ませると、
二階の古楽器工房に籠って、
完成間近のルネッサンスギターの
表面板にインレイ(象嵌)作業を始めた。

幅1.5㎜、厚さ0.5㎜の白木を
埋め込むべく、その幅と厚みの
溝を掘るのだが、
この作業が神経を使うもので、
11年ぶりにやるものだから、
何度も端材で練習してから、
ようやく本番となった。

それでも、
後戻りが出来ない
一発勝負なので、
カッターの刃先を入れる時は、
まさに、初めて手術で
皮膚にメスを入れるような
心境になる。

なので、
大胆にも細心に・・・
の作業だが、
手が震えてはいけない。

一発で決まらない時は、
0.1㎜単位で修正しながら、
仮嵌め込みを繰り返し、
最終的にボンドで接着となる。

一晩ねかせて、
完全に乾いた処で、
表面を軽くサンディング(研磨)して
平準化して完成である。

この作業をする時は、
いつも「象嵌職人」になったような
気がする。

今日以降も、あと数回、
このデリケートな作業を繰り返して
完成させる。

 

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 震災短編『決断』最終話 | トップ | 東日本大震災五年慰霊祭 講 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

古楽器製作」カテゴリの最新記事