寝転がって気ままに想う事

 世の中ってこんなもんです・・
面白可笑しくお喋りをしましょうか ^^

過ぎたるは・・・

2024年05月20日 11時48分09秒 | 笑い

 こんにちわ

光の目映(まばゆ)い五月晴れですね。

私の棲む関西の某処では 今日の最高気温が27度まで上がりそうです。

この気温は今に始まったことではなくて今年になって夏日…確か夏日とは25度を超えるとそう呼ぶそうです。 

そして30度を超すと真夏日ですが、夏日はすでに何度もありましたがさすがに真夏日は未だに

出ていませんが、この調子では時間の問題でしょうか。

 昔は…と私はよく使いますが、齢…これ 年齢の齢と書いて よわい と読みますが、この世に生を授かって半世紀、

否 六十有余年も経ちますが いつの間に?と つい思って仕舞います。

 ある時、若し(もし)昔に戻れたら と先輩に尋ねたら 戻れない事は考えたことない と一刀の元に断斬されたことがあります。 

そして今更過去を振り返っても仕方ない、とその先輩は断言するのです。

 覆水盆に返らず のようにたった一日前にすら戻れないのだから、何十年ものむかしを思い出してどうするの! 

と叱られました。

 私はちょっとした話の切っ掛けに 若しとしたわけで 剣もホロロに言われては取り付く島もなかったのです。 

でもそうかと言って先輩は私を嫌うようでもなく 単に 若しもの話に興味がなかっただけの様でした。

この先輩は、営業手腕に優れていらっしゃった人で 成績はいつも上位に座っていましたが、

話しぶりは どちらかというと 口下手でした。

ただし相手に説明をする時は身振り手振りを入れ言葉に力をいれて いわば力説されるのですね。

傍で見ていると何かの芝居染みているようでした。

 ある時 私がじっと見ているのに気がついて あんまり見ないでくれる、と言われたことがありました。

確かに後輩から見られていると話難いのでしょう。

それに気が付いた私は すみません、○○さんの勉強させて貰おうと思って…と謝りました。

そうか わかったと先輩は仰いましたが、照れ臭そうに でもな、俺のトークなんて全然アカンよ、

君の方が喋るのうまいと思うけどなぁ…これお世辞やないよ、と真顔で仰いました。

 その時、私は自分の話しぶりに少し自信がありましたので、満更でもなかったのですが、そこはちょっと下がって 

いえいえ 自分はまだまだですし営業成績で段違いですからアキマセン、と立てますと 

そうか、と少し間を空け ワシは 自分がうまく喋れないとわかってるからその分 一生懸命話すようにしてるんや。

と自身に言い聞かせるようでした。

 そうなんだ、上手く喋るより一生懸命にやることが相手の心を動かすのだなぁ…私はこの先輩の成績が良い訳が少し解った気がしました。

それから私が考えたのがそれまでの立て板に水の話し方から わざと少し蹴躓く(けつまず)話し方に変えてみました。

 営業職を長年やっていますと プライバシーの時に 営業さんは口が上手いから…と言われたことがありました。

嫌味にも取れるし あまり良い気がしませんが、相手は単なる営業に対するイメージを言ったに過ぎないのは解っていますが

他の例えば技術系の人には、真面目にコツコツと見上げたものですね。とお褒めの言葉。

 これは私が感じたいわゆる私見ですから気になさらないで欲しいのですが、 技術系の人が身内なら必ず付いて来るのが

だから ウチのは世渡りが下手で損をしてる と続くのです。

まるでこっちは 口先三寸で世渡りしてるみたいな言い草。そんな事もあって 口が上手だけでは世の信用を勝ち取れない

と悟った私は わざと蹴躓くを入れながらゆっくりと話す工夫をしました。

 結果、どうなったでしょうか^^これが成功物語りなら そこから営業成績がグングン伸びて日本一の営業マンになった。

でシャンシャンでしょうが世の中はそう甘くないのですよ。成績は変わらず低空行飛行でした。

 要は喋りに工夫をしたところで小手先でした。 やっぱり中身が欠けているとアカンのですね。

それを身を以て知ったのはつい最近の事でした。

過ぎたるは猶及ばざるが如し 私の青春を返せ~!

 

 

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光陰矢の如し

2024年05月11日 06時37分24秒 | 笑い

  こんにちわ

春になったかなぁ と思っていたら もう五月、早いもんです。

時間の経つのが早いとは江戸時代のからそうだったようで、あの俳聖と謳われた松尾芭蕉翁が

東北への旅路で綴っ紀行文 奥の細道 の最初(序文)に

 ♪ 月日は百代の過客にして 行きかう年もまた旅人也 ・・・

確か中学生のころ習った よ う な 気がします。

松尾芭蕉翁は江戸初期の人で今から約三百二十年前に書かれました。

読んでみて 何となくわかる・・程度ですがいつの世も時間の過ぎるのは早い、というのを

参考にして紹介しました。

又ことわざにも 光陰矢の如しがありました。月日が過ぎるのは矢のように早いという意味です。

しかしこのことわざの方は 月日の経つのが早いとボヤいてるのではなくて、警告の鐘をならしているのです。

中国の漢詩から出来たことわざで元の漢詩は

 少年老い易く学成り難し 一寸の光陰軽んずべからず いまだ覚めず池塘春草の夢 階前の梧葉すでに秋風 (和訳です)

から抜粋して 一寸の光陰軽んずべからずが 先ほどお光陰矢の如しに進化?したようです。

 少年が老いやすいとは子どもだけでなく人すべての意味でしょう。

先人名文を出すまでもなく 日の経つのは早いと自覚される現代の人は多いでしょう。そして自嘲気味に言う人、呆れながら思う人

嘆く人、いやぁ忙しい一週間だったなぁと自己満足に浸る方・・様々でしょうが いずれにしても自分の行いを振り返る

自己評価はいつの世にもあるようです。

そして反省をしたら次に臨むべき行動を見出せばいい筈。然しながら毎週同じ反省を述べるだけで進歩も無いのが私の実情です。

話し戻りますがこの中国の漢詩の先生 世の中を良く見てますねぇ(苦笑)詳しい意味はいまいちですがそれでも漢字ですから

およその意味合いが分かりますよね。春の若草と思っていたら枯れ葉になっていて秋風が吹いてる と訳すのでしょうね。

 

 

 

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世渡りの殺生は釈迦も許す

2024年05月03日 07時44分00秒 | 笑い

   こんにちわ^^

ゴールデンウイークの最中ですが皆さん如何お過ごしでしょうか^^

先日私は 近くの寄り合い…ちょっと古い言い方ですが気にしないで下さいな。

そこであれこれ話を聞いていますと ご長老が 

「今はゴールデンウイークらしいがワシらはどこも行くところも無いしウチでゴロゴロ、ゴールデンと違ってワシらはシルバーウイークと違うかな」

と笑いながらおっしゃいました。

 ん? なんかおかしいなぁ…と思いましたが他のご長老が 

「世間はゴールドで ワシらがシルバー、そらそうかも知れんがそやけど金、銀と来たらやっぱり銅だろう」

銅って誰の事やろねぇと笑いながら皆を見渡します。 

 「銅?そんなのどうでもいいだろう」ちょっと小洒落たのが受けたのかまわりから枯れた笑いが出ました。

すると、ちょっと待てよ、とこれも博識のありそうな別の長老が出てきて 

「銅って確かメタルと云うんじゃなかったかな」とお説を唱えます。 

みなさん、金銀は知っているけど 銅はさすがに知らないようでしたが中のひとりがスマホを取り出して

シャーシャーと指を滑らしていると あった、あった、ブロンズと言うみたいや。と声を上げました。

そうか…一同聞いたことあるブロンズに納得の顔でしたが

別の博識のありそうな白髪の長老は座ってる姿勢を前に進めながら 

「いや、違う、ブロンズと言うのは青銅の意味で銅はコッパーと言うんや」ときっぱり。 

何人かが ほほぅ…と唸っていたかと思うと中のひとりが 

「そやけど田中さん オリンピックの表彰でも銅メダルをブロンズメダルと確か聞いた気がするけどなぁ…」と腑に落ちない顔で訊きます。 

 すると、

「ああ…オリンピックの時の銅メダルは青銅で出来てるんや、だからブロンズメダルと呼んでるんや」

エエとこに目を付けたけどお前らまだまだやなぁ…口元に嘲笑を浮かべながら皆を見渡す様は正に博学者。

 さっきの人もスマホを見ながら

「ほぅ~そうやったのか」と頷いています。

他のみんなは愚の音も出ないまま 処置なしやとシラっとしたまま散会しました。

 ところで人が何人かいる場で軽いお話をしていますとキッチリ締める人っていますよねぇ^^

不確かだけれど そんなことあったなぁ…というような話ですと、他の人等は そうだった、そうやったねで流せるのに 

独りだけ、スマホかなんかで調べてその結果を正すヤツ^^ 世間には世間の世渡り術があって『世渡りの殺生は釈迦も許す』

ということわざもあるくらい世知辛い世の中を渡ることの難しさ諭していますよね。

 ところで冒頭のシルバーウイーク、あとで思い出しましたが、九月の敬老の日と秋分の日に土日を合わせた連休をいつの間にか

そう呼ぶようになりました。

ああ、あの時に思い出さなくて ヨカッタなぁと胸を撫で下ろした一日でした^^

 

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風邪が流行ってますか^^

2024年05月02日 09時01分51秒 | 笑い

  こんにちわ^^

連休をみなさん如何おすごしでしょうか。

私は今週に息子夫婦が来る予定ですが孫が保育園で風邪を貰ってきたらしく咳が出て休んでいるそうです。

子どもが風にを弾くと当然家族にも移るのが風邪。どうしょうか…と思案の最中です。

風が流行ってるのかなぁ…と訊いて私らは怪訝な様子でしたが、世間は広い、風邪が流行るところ、

年中金欠病が蔓延してる我が家では今更風邪くらいでオタオタしてませんゼ と破顔一笑^^

 

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和風月名です。

2024年04月27日 07時58分12秒 | 笑い

 こんにちわ。

四月に入って猛烈な暑さがありました。ひょっとしてこのまま夏になるんじゃないかと思いましたが、

そのあとは晴れたり曇ったり長雨もありましたし気温も高低差があったり朝夕と日中との温度差が3度しかない

日もあったりと 四月は不安定な月になりました。その四月もあとわずかです。この先はゴールデンウイークに入っって

暦も五月にかけ替えないといけませんね。ところで和暦(和月名)で言いますと三月は、弥生、五月は皐月です。

皐月は五月と書いても さつきと読めるそうです。新人類の方はそうなんだ…と思うでしょうが私より先輩の方々には

むしろ 皐月よりも 五月(さつき)の方が馴染みがあるのじゃぁないでしょうか。

と言いますのに 歌手の五月みどりさんがいらっしゃいました。

 五月の晴れ渡る空のような笑顔の素敵な方ですが 当時、世の殿方は皆さん鼻の下を伸ばしていました(笑)

又、三月を和月名では弥生 と呼びますが この 弥生さん、あえて さんを付けるのは皆さんの周りにもいらっしゃったでしょう

○○弥生さん。この名前も一時流行りました。私の中学の時に、この弥生さんがいましてちょっと気になる人でした^^

 そして 月末になりましたが四月、これの和月名をご存じの方、いらっしゃいますか^^

恐らく希少ながらいらっしゃると思いますが、その様な方は十二か月の和暦を空で言える方でしょう。

その反対に 十二か月の中でもっとも有名な師走ですら知らない、人も多数…恐らく大多数でしょうが

それは気がない、興味がない、そこまで気が回らないなどの理由があるのでしょう。中には

和月名を訊いた聞き方が本人のプライドをいたく傷つけたのか、「そんなこと知って何か得するの」と言われたことがありました。

 確かに和月名を知ってるからと言って何があるの?知らなかって困った事なかったよ。と迫られても返す言葉もありません。

ですが和月名などは一般常識的なモノで日本語の美しさを伝える文化ではないでしょうか。

ですからそう邪険にならず少しは寛容な気持ちで受け入れたらどうかなと思います。

それで 話しが逸れましたが四月の和月名、これを 卯月(うずき)というそうです。

そうです…と無責任なことになりましたが、実際これを書く時に どうしても思い浮かばなっかったので暦をこそっと見たら 

ああ、そうそう…と思い出したのでした。

もう四月も終わりますが何をいまさらと言われそうですが卯月の謂(いわ)れです。

  【資料】卯月は「うづき・うつき」と読みます。卯月の意味や由来にはいくつか説があります。

   なかでも「卯の花が咲く月」が省略され「卯月」になったという説は有名です。

卯の花がなんであるかは皆さんのご見識にお任せさせて下さい。

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