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お気楽 oji3のブログ

「これ何? さて、ワタシとは一体誰?」(oji3のブログ1490)

    【今日の思込】:「顔写真付き身分証」

   最近「マイナンバーカード」が
  「新しい詐欺」の温床に……

   「顔写真付き証明書」が必要な
  本人認証について、「マイナカード」
  による、「なりすまし認証」が
  多発傾向にあるみたいです。

   国は「マイナンバーカードの安全性」に
  ついては、「顔写真入りのため、対面での
  悪用は困難」、「なりすましはできない」と
  説明文にハッキリと書かれてはいるが……

   しかし、今回は簡単に本人に
  なりすまされた事例が出てきています。

   しかも、カードの本人の顔写真を犯人のものに
  貼り替えるという、きわめて単純な手法。

   原因は、一部の携帯電話会社やショッピングサイトの
  本人確認がアナログ的になっていること。

   「マイナカード」での本人確認について、
  一部の事業者は、「目視で、本人とマイナ
  カードの顔写真を比較する方法」しか
  行っていないらしい。

   マイナカードには、ICチップがついているので、
  これを読み取れば、顔写真だけを貼り替えても、
  偽カードだということは容易にバレます。

   しかし、マイナカード専用のカードリーダーは、
  不特定多数の店舗や事務所での設置率は低く
  専用カードリーダーの様に、設置に補助金も出ない。

   それ故多くが、カードの顔と本人の顔を見比べて、
  一致していれば本人であると確認する
  アナログ的な方法に頼っている。

   今回、大阪府八尾市の松田憲幸市議は
  偽造マイナンバーカードを使った犯罪に
  巻き込まれたことを「X」で公開している。

   偽造マイナカードを使って「スマホの機種変更
  (SIMの変更)」を勝手にされて、オンライン
  ショップで225万円のロレックスを購入される
  被害にあったらしい。

   今回の事案の背景にあるのは、マイナカードの
  問題と言うより、「顔写真付き身分証」を前提と
  した社会構造の問題なのかも知れない。

   「顔写真付き身分証」も、安易に
  信用できなくなってしまったということです。

   「なりすまし」が高度化すれば、
  「なりすましした者」こそが、
  その本人と言う事にもなりかねない……

   デ-タ上は、「なりすました者」こそ
  「本人デス」と認定されてしまうかも?

   最終的には「本当の私」も否定?されて
  しまう事にも……

   さて「ワタシ」とは、一体なの??…

 *「今日の川柳:サギ」
    鷺捕獲よくよく見れば腹は白

 *「今日の俳句:五月闇(夏)」
    五月闇スマホブルブル詐欺メール

 *「何これ?」:呼吸
    数息の得られないのに三つの原因がある。
    一に罪が到る。二には行が工ならず、
    三には精進しないことである。
        (『大安般守意経』)
  ●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…

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