プチ早期退職者の資産運用+αブログ

早期退職の一番の理由は辞めても暮らしていけること

 不本意な仕事で過重労働を強いられて仕事を続ける気力がなくなり、その仕事が終わった後しばらくして退職したんだけど、会社員を続けていればそういう状況になるのは何度もある。一番の退職理由は仕事を辞めても細々と暮らしていけるだけの見通があったからだ。

 収入面では、色々失敗もあったが長年の努力・積み重ねによって資産も増え、各種不労所得も見込めようになっていた。支出面では、一番下の子供も就職して家を出ていて、学費等の心配がなかったことが大きい。家族も健康等で特に問題なかったし、中古で買ったぼろ家だが一応持ち家で家賃もいらなかった。もちろん、ローンもなかった。

 FIRE(Financial Independent, Retire Early)という言葉があり、私の場合は58歳で退職したのでギリギリ該当する。投資をやっていてFIREにあこがれる人は多いと思う。しかし、FIREのためには、ある程度の資産を蓄え、一定の安定的な収入の見込みと、大きな支出がない見込みが必要だ。比較的若い間、特に自立していない子供がいる場合は難しいだろう。

 会社員は、一定の収入が入り続けることが強みだ。病気等でも会社の各種制度によるサポートも期待できる(企業規模によると思うが)。才覚があって起業したりする人は別だが、FIREへの道は会社員であり続け、給料の一部を原資として運用額を増やしていくことだと思う。そして、そのためには会社員として必要な努力を続け、まじめに仕事に取り組むことが必要だ。少し説教くさいが、私もそうしてきて、早期退職できたのだ。


【2021.3.29追記】

 FIREムーブメントが話題になっているそうな。「70歳リタイア時代の働き方」の連載をしている日経にも記事があった。私もボヤっと思っていて、結果的にプチFIREになっただけだが、意識して、努力を続けるのはいいと思う。


 FIRE達成までには、好きでやった訳ではないが過重労働もしたし元々無駄遣いの少ない日常生活を送ってきた。資産運用も色々やってきたが、このブログで書いているように数々の失敗もあった。そんなに順調には行かないのが普通なのだ。焦らず、諦めず、のんびりと資産運用を続けるのがいいと思う。


 記事一覧に写真等が表示されなくて寂しいので、おまけの写真。

 先日、散歩がてら訪れた市川市行徳地区の中江川緑道沿いの桜の写真を1枚だけ。撮影日は2021.3.26で、ほぼ満開だった。コロナ禍による非常事態宣言が解除されたこもあるのか、まずまず人出だった。元々、それほど広い場所ではないが、シートを広げて飲食している人も少しいた。




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