小太郎一座

外は大荒れですが　ストーブの前は穏やかに

トライアングル寝をしています




チャミもグッスリ




キョン太も気持ちよさそ～




小太郎が居なくなりましたね




「母ちゃん　僕はここですよ　」

＜そんな所で何やっているんですか？　＞



「ここで待っていると　きっと美味しいものを誰かがくれるはずです　」




「小太郎　甘いです　」




「さくらもこのつぶらな瞳で訴えても…　」




「一向におやつはくれません…　」




「みんな甘いです　」




「チャミがこ～んな可愛い目をしても…　」




「母ちゃんは何もくれませんでした…　」




「チャミがダメなんですから　誰がおねだりしても無理です　」

＜ふて寝ですか？　＞



「おやつくれるんですか　」

＜いえ　あげませんよ　＞



「　・　・　・　　」




「やっぱりね　」




「みんな　そんなにおやつほしいんですか？　」




「当り前じゃないですか　」




「ふ～ん　」

＜キョン太はあんまり　おやつ食べないからねぇ　＞



「僕はおやつより　お兄ちゃんのお尻かじっている方が楽しいです　」

＜おやつをねだるより　そっちの方がダメですよ　＞



「寝たふり　寝たふり　聞こえませ～ん　」

＜まったくぅ～　＞



「母ちゃん　僕の事忘れていませんか？　」

＜　・　・　・　ゴメン　＞



仕方ないので　おやつをあげましょう

あれ　母ちゃんみんなのお芝居に騙されちゃったかな？





お休みなさい