「本当に暖かいのか 僕が確認してあげます
」
＜確認してくれなくても分かるような… ＞
「何か問題でも？
」
＜問題は特には無いです…
＞「太陽が出ていても風が冷たいかも知れませんからね
」
「僕が全身で本当に暖かいのか
」
「みんなの為に調べてあげるんです
」
「うん これなら大丈夫です
」
「みんな今日は本当に暖かいので大丈夫です
」
「さぁ 散歩に行きましょう
」
＜散歩も行くんですか
＞「母ちゃん さくらは何をしているんですか？
」
さくらは雪山登山してるんだよ
「さくら 登山は楽しいですか？
」
「登山は疲れました…
」
「今日の運動は終了です…
」
＜いくらなんでも 早すぎるような… ＞
「登山で疲れるなんて…
」
「チャミも登ってみます
」
「案外 疲れますね…
」
小太郎は登山はせずにいつものコース
＜雪解けの水にビビっていますが… ＞
水たまりを避けると思いきや 思いっきり入っちゃました
いつもの場所で いつものスリスリ
そして太陽が眩し過ぎて 目が開けられない
「母ちゃん 僕の事忘れていませんか？
」
＜ゴメン すっかり忘れてた…
＞「僕が暖かいと確認してあげたんです
」
ハイハイ じゃあキョン太も散歩に行きましょう
オーッ 今日は階段降りましたねぇ
「あっ
母ちゃん何かきました
」
「きょ 今日の散歩はこれくらいにしましょう
」
キョン太の散歩はやっぱりベランダが一番安心で楽しいようですね
おやすみなさい
