のろかめ日記 牛窓田舎暮らしと食の話題を中心に。

普段は大阪在住のアラカンおばさんです。週3日お勤めしながら、毎週末、牛窓ポラン亭に通うのが楽しみ。海、山、魚、野菜❤️

5月16日 山に行こう

2024-05-16 14:15:00 | 日記
あー😩、また2ヶ月も日記を書かずに過ごしてしまった。

この間にあったことを無かった事にしてはいけないので
遡って時間はあちこちに飛びますが
記しておこうと思います。

5月3日、ポラン亭から車で小一時間の
日生町の低山と渡し船で30分の小島をハイキングしました。



日生町は港町で漁船と島を巡る客船が出入りします。
偶然、数年前のこの日、ここからフェリーで小豆島へ旅しましたが
今はフェリーは休止(廃止❓)中でした。
小豆島へ渡ったら農村歌舞伎の日で
地域でこんな取り組みができるのか‼️と感動しました。

今日もやってるのかなあ、と思いながら
今回渡るのは大多府島です。



駅前がすぐ港で、1日6往復の船があるらしく
9:15の船に乗ろうと待っていたけれど来ないのです。
不安に思ってしばらく待っていた時、
通りがかった方に聞くと
「日生港と日生駅前港は違う、車で2、3分、歩いても行けるけど」



確かに、時刻表をよく見ればわかったはずやのにねえ💦。
もう間に合わないねえ、次の便はお昼、、。

午後行くはずだった夕立受山に、先に行きましょう。










低いけど、町や海に近いので眺めが良く
気軽に行ける山ですが、人には出会わず。

道のあちこちが掘り返したように荒れていて
野生動物の気配が濃厚です。
熊はいないよねえ、猪かなあ、出くわしたら危ないよねえ。

という事で、歌いながら歩きます。

やまに行こう、やまに行こう〜🎵
そしてあなたの つくられたふうけいを 見てこよう🎵
はなのまわりに〜🎵 かこいがあるだろうか🎵
がけのうえに さくはあるだろうか🎵
ちいさなこころにさえ かこいをつくっている わたし🎵




ちょうど練習中のこの歌が浮かんで
はずむ息を整えながら歌いました。

つい先日訃報を知った星野富弘さんの詩に
なかにしあかねさんが作曲した歌です。


桜の咲くちょっと前、歌の発表会に出ました。


私が歌ったのではないけれど
この歌を歌われた出演者がいらっしゃり
ズキュン💘と心に飛び込んできて
次はこの曲が歌いたい‼️と
すぐに楽譜を手に入れました。

そして楽しく練習して1月が経ち
星野富弘さんが亡くなったと知りました。

改めて詩画集の何冊かを読んでみています。
口に筆を咥えて詩や絵を描く方、
体育の先生をしている時の事故で不自由に、
ということは知っていて好きな詩はあったけれど

歌になっているのはこの発表会まで知らなかったので
出会えて良かったけれど
もう少し早ければ、生きていらっしゃる間に
お会いしに行きたかった、と思います。

と、話は飛びますが

夕立受山を下り、再び日生港に戻り、大多府島へ。












道に迷って、疲れて海岸で休憩したり
色々あったけれど、楽しく歩き終えました。



 
そして連休の最後はミモザの異変の対応を。
貝殻虫がついて枝葉が変色してるので
薬を撒いたりはしていたのですが治らず








切れるところは切ろう‼️と
強剪定をしました。

今年は早い時期に花がたくさん咲いて
楽しませてもらったので、来年も❣️
期待を込めてバッサリです。

この間美味しいものも色々食べました。
時期はバラバラですが印象に残っている物を。

 
今年はホタルイカが豊漁とかで、安く出ているのをアヒージョに


舌平目のムニエル。地元産のレモンを使い切ろうとレモンバターで

 
牛窓名産キャベツをステーキに。アンチョビオイルとシラスのせ





ハイキングの途中、船の中で食べたえびめしおにぎり


年に一度は食べたい贅沢品、いちご酢豚。


他にも桜の時期には宴会やお客様もあって
忘れたくない食の記憶はあるのですが。

書かないと忘れてしまう事、思い出しながら日記を書くと
大切な思い出や経験がたくさんあると気づき
ちゃんと書かないと、と反省しきりです。















3月24日 養花雨

2024-03-24 22:18:00 | 日記
少し前の桜の開花予想では
大阪も昨日あたりだったのに
まだですね。

お彼岸に入ってからの寒の戻りで
冷たい雨の週末。



 
ポラン亭の桜は大阪よりは一週間くらい遅いので
まだまだ咲く気配はありません。

それでも雨を含んで潤って
少し花芽がふくらんだ気がします。









これはソメイヨシノではなくて
陽光桜ですが、まだ幼木で
去年くらいから咲きはじめました。
今年はこちらが先に咲くかもしれません。

元からあるソメイヨシノはかなりの老木なので
いつまで咲くか心配していて
寂しくなる前に次世代を、と数年前に植えたのです。




老木の方は、あちこち枝が折れたりして幹から痛み
虫が入っているのか、キツツキが来ます。
キツツキが木をつついているのを初めて見たので
珍しくて嬉しかったのですが
桜にとっては苦しい事なのでしょうか。
よくわからないですが、ちょっと複雑な気分です。

来週明けにご近所さんとお花見を予定しているので
この雨を糧にしてがんばって
綺麗に咲いて欲しいです。


この雨の前の暖かな日、ポラン亭主が2階周りの床を青く塗っていました。







私も少しだけ手伝いました。

去年、ご近所さんに壁塗りを手伝ってもらって
白く明るくなったので床の色褪せが目立ってました。

鮮やかな色になって桜の色にも映えると思います。

ペンキが残ったと言って
扉も塗りました。






もっと暖かくなるとDIYも楽しみなようで




次はポストの修理と色塗りだそうです。


では食の話題を。


桜の季節には鯛が美味しくなると言うので
少し早いですが鯛の二品。



 


鯛と菜の花の春巻きは
タルタルソースを巻き込みます。
鯛はお刺身用、菜の花は茹でてあるので、揚げるのは短時間で良いです。



鯛とわかめの和物はレモン醤油味で。

生わかめは茶色が鮮やかな緑に変わる瞬間が好きで
見つけたらよく買って茹でます。
塩漬けよりシャッキリした歯触りも好きです。




ただ茹でて生姜とポン酢をかけただけでも美味しいですね。

旬の食べ物はその季節の風景や暮らしにうまくあっているなあ、と思います。
来週の桜の花姿と宴会を楽しみに
美味しいものの献立を考えようと思います。











3月3日 ひな祭り

2024-03-03 19:36:00 | 日記
2日。初めて、片上ひな巡りに行きました。
一度行ってみたかったけれど機会に恵まれず、、




町全体がおひな祭りを祝っていますが
メインは八幡神社の石段飾り。




人も多いので何段か何体か、数えることもできませんが
とにかくすごい段数です。



毛氈に乗り切れないお人形が石段の端にも。



本殿の前にも。











道路にも空き地にもおうちの門にも。

女の子が愛されて大切に育てられているのが想像できます。



神社の前で売っていたひな寿司をお昼にいただき
ポラン亭でもプレひな祭り。



これはステンドガラス作家の方に作っていただいたオリジナルです。
昨年夏に来たのでひな祭りには初出場。

以前からいる備前焼のお雛様とも仲良くしてもらいましょう。




3月に入ったのに
この冬一番ほどの寒さで驚きますが

時々ウグイスの声が聞こえるこの家で
お雛様を飾れるのは嬉しいですね。

そして夕食は


カワハギの酒オイル蒸し

新玉ねぎの卵焼き

春キャベツのミルクスープ

そして菜の花?と手に取った1束百円の菜っぱをナムル風おひたしに。



菜っぱの正体は董立ちのチンゲンサイでした。
太い茎も柔らかく美味しい😋。

春が始まるなぁと思う食卓でしたが

3日の朝は水道管が凍って
洗面台の水がしばらく出なかったのです。

三寒四温を経て本当の春が来るのでしょう。



 梅から桜へのバトンタッチが待ち遠しいです。











2月6日 立春のランナーズ「はいっ!」

2024-02-06 01:04:00 | 日記
あっという間に2月になりました。
地震の被災地では断水でご苦労が続いているし
壊れた建物は何度見ても胸が痛むけど




道ばたの水仙が春は近いと教えてくれます。

3日、節分に牛窓神社に行くと
恒例のどんど焼きは延期だそうで




福豆と福みかんの授与だけがありました。

夕ご飯に巻き寿司と一緒にいただきました。

いわしは焼いてあるのを買って来て





タラの芽とふきのとうの天ぷら




かす汁を添えました。

翌日の立春は前島で
「日本のエーゲ海マラソン」

走る前の朝ごはんは、かす汁にお餅を入れて食べるのが習慣です。

朝方まで雨がしっかり降ってましたが
家を出る頃にはやんで
湿った空気は走るには楽で嬉しいのです。





短い船旅で前島のカリヨンハウスに着き



 
応援に来てくれた桃太郎とピーチと記念撮影。

物販テントに並んで




ゆずゼリーとつきたて餅を買いました。
ご褒美に食べるのを楽しみに走ります。

今年もポラン亭主は10キロ、私は5キロに挑戦。

ポラン亭主は風邪気味で出場できるか心配でしたが、無理はしないでリタイヤも有りで、、と





出発して行きました。
風邪ひくまではトレーニングも頑張っていたので
何とか無事に完走してほしいなあ、と見送り、




私もスタートラインに並びます。

ご近所Tさんも出場されてるので
奥様が応援に来て
私の写真を撮ってくださいました。


スタート地点と




ゴール‼️
 

私は走ると言ってもタイムにも順位にもこだわりは一切なく

ただ、
何かを自分に課して
自分の心と体に向き合う時間。

スタートに立てただけでちょっと自分を褒めています。
頑張ってみようと思えたこと
病気や事故にあわずここまで来たこと
それで十分、完走できればなお良し。

2キロくらいですでに筋肉痛で💦

特に登りは息が上がると脚が前に出ないので

思い切って脚を伸ばして歩きます。
深呼吸してストレッチ気分で。

平坦なところや下りは小走り。

コースはほとんど平坦なところは無く
登り下りのくり返し。

疲れて来た3キロ地点で10キロのコースと合流。
早い人はどんどん追い抜いて行くのです。

8キロも走って来たのに疲れも見えず、
みんなフォームがきれいです。

歩いてる私に「がんばりましょう!」って
声をかけて行ってくれる人がいます。

沿道でもスタッフが「がんばれ〜」

その一人一人に必ず「はいっ」と返事するのが私の決め事で
そうできるかどうかが元気のバロメーター。




ゴールが近づいて来た頃
1枚だけ写真を撮りました。

海がきれい。


そして41分55秒でゴール。

この健康に感謝。

少し休憩したら
ポラン亭主を待ちます。

続々とゴールの人が途絶えると
制限時間が近づき
スタッフの方が
「もう終わりじゃろうか?」
って話してるので

連れがまだです‼️

今年は例年よりペースが早く
制限時間を超えてゴールする人が少ないようでした。
ローカルで温かい大会なので
制限時間超えてもちゃんとカウントしてくれるのですが。

いよいよゴール付近の人もまばらになった時






おかえり〜❣️大丈夫⁉️




完走おめでとう。無事で良かった。

最後尾のサポート自転車と車を従えて笑顔で帰って来れました。

そして参加賞でいただける



炊き込みご飯と豚汁に
物販テントで買ったひじきコロッケで豊かな昼食。
身体にしみわたる美味でした。



ゆずゼリーは帰りの船を待ちながら立ち食いで。



 
船に乗って帰ろう。
来年も来れるように元気でいようね。

その夜はご近所TさんYさんと牡蠣パーティー。



生ガキトマト添えとレモン添え

カキの春巻き

猪肉のロースト

Yさん作イカと里芋の煮付け

これ以外にTさん作ポテトサラダや

蒸し牡蠣、豚肉巻き、グラタン、アヒージョもあったけど

写真を撮る間もなくむさぼり食べ飲みでした。

ハードな1日でしたが
幸せに満ちていました。

春が始まる日
元気と仲間を大切に
生きていこうと思います。


























1月8日 アンパンマンに倣おう

2024-01-08 08:05:00 | 日記
新年が明けて8日、
大きな災害や事故で困難な日々です。

被害に遭われていらっしゃる方へ
救援が進みますように。

みんなが柔軟な心で
生活できる日々が訪れますように。



 
3日から高知へ。

今年は閏年なので
お遍路は逆周りの方が多いですが
私は飛び飛びで空いている区間を
埋めていく形で行きました。


四国は道路標識がお遍路さんに優しく
お寺への道は安心して進めます。

歩き遍路用に山道や田んぼ道にある
手書きの板にはホッとします。



今回は車で行きましたが
迷いそうになった頃、表示を見つけ
嬉しくなりました。


ふりがな付きの経本を読むのも
回数を重ねると少し楽ですが
また次のお遍路旅には忘れて
つまりながらの読経になるでしょう。


修行というにはおこがましいので
心の旅として
あと50ヶ寺ほど、続けたいと思います。

先達のポラン亭主の案内も
心強い限り。



高知旅のもう一つの目的が




アンパンマンミュージアム。

他県のミュージアムと違って
ここは市立の
やなせたかしさんの記念博物館。

もちろん子どもが楽しめる施設ですが
やなせさんの足跡や業績が知れる
大人にも見応えのある展示です。

アンパンマンの歌は素敵だと思いますが
作詞家としてのやなせたかしさん
存在感のある方ですね。



そのお人柄から生まれた
正義の味方アンパンマン





自分の顔をちぎって人に与える
究極の思いやりだと思います。

余剰を人へ、では無く
時には自分が犠牲になっても
だれかを助ける
そんなことのできる人間になりたいな。

アンパンマンに学ぶことが多い。。

旅の間、宿でのご飯や道の駅で買ったお弁当、など
写真を撮り忘れて食べました。

美味しかったし綺麗だったので残念。

ポラン亭ではおせちの残りや
高知で買ったカツオや野菜のお鍋で夕食を





そして一足早く



 
七草がゆに七草&トマト卵焼き

を食べてから6日に大阪へ戻りました。

身体も心も温まる食卓が囲める幸せ

災害で辛いみなさんに
一日も早く届きますように。