めいぷるアッシュEnnyの日々是好日

京大吉田寮

という本が去年の暮れに出た。
何年も前から、この寮を取り壊す取り壊さない
寮生は退去しなさいと
法廷闘争にまでなってるようだ。

本は裁判について少し触れている程度で
寮生の日常が描かれている。








京大の総長といったらゴリラ(霊長類)研究の
第一人者と聞いている。
ゴリラの何を研究しているか知らないけれど
言葉で会話出来ないのだから、目を見て動きを見て第六感も働かせて行動で会話しているのだろうか。

大学が寮生を相手に訴訟を起こすのは
どうなの?と思う。

寮生20人ほどが被告席に座ったとどこかで読んだ。

この写真集に映ってる寮生達なのだと思う。


吉田寮に入りたいから再受験した。

「ここは京都大学吉田寮です。人を年齢や人種、性別で差別することがあるはずがない。そんな人には入ってもらわなくていいです」と言われて

猫がいるから。

両親が寮生で母親が産後の辛い時を寮生がローテションを組んで日々の生活を手伝ってくれた。
その時の子は20年後寮生資格を得て戻ってきた。

とか入寮の思いはさまざまだ。


何故訴訟にまで発展したのかな?



現在、北大の恵迪寮(けいてきりょう)・東北の名善寮と日本三大自治寮と言われている。

自治寮の伝統が失われるのは渥美清さんが
いなくなったのと同じくらいの損失だと思う。

建物が鉄筋に生まれ変わっても自治は残るのでしょうか?(恵迪寮も名善寮もすでに鉄筋だが)
大学の言い分には建物耐震性が有るけど自治を
無くしたいふしがとれる。

年表には1916年から入寮選考に寮生が関与と
あるのでその頃から自治が形成されるようになったようだ。

取り壊さずに何とかならいの?と言いたい。

最後の最後の最低最低でも建物は
保存して欲しいものです。


年に何回か四高記念館(旧制第四高等学校)に行きます。

亡骸を見に行くようなものです。

吉田寮はまだ生きている!
存続できることを願う。





この校舎の裏に寮や食堂や講堂、実験棟などがあった。



タイムマシンがあったなら
明治から大正期に行き旧制高校に入学したい。


お休みなさい。

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