いかりじいじのブログ

韓国の雑踏事故で思うこと

 韓国のソウルで雑踏事故がありました。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。たくさんの方が亡くなられましたが、日本の報道は喜んでいるように感じました。
 日本では、10月31日のハロウィーン当日が近づくと、報道は過去に混乱して逮捕者まで出た当時の映像を流して若者を煽っています。私にはそう感じました。このようなことになるから、みんなで騒いだらどうかと言わんばかりに感じました。
 一方で、渋谷区の条例に関する内容や警視庁の対策について報道することで、免罪符としようとしています。いかに、報道が愚かな行動をしているかがわかるでしょう。
 実際に今年の渋谷のハロウィーンの現場に行って、路上飲酒が禁止されているのに、飲酒している映像を流していました。このような行動をする人には報道の取材は逆効果だとわからないのでしょうね。
 そして、表題の韓国の雑踏事故に関しても、日本の報道は本当にカスでした。被害者の父親のラインまで映像で流して、スクープ感を出したいと思ったのでしょう。通信の秘密は、大切にしなければいけないですよ。人権に鈍感な報道の姿勢がわかるでしょう。
 そして、私が一番言いたいのは、報道が被害者の立場に立った振りをして、実は、一番対策を混乱させているのだと思うのです。私が父親なら、日本大使館の人に迷惑を掛けて、恥ずかしくてテレビには出られないですよ。
 テレビでは、韓国の警察署が混雑の危険性を指摘する通報が1時間前から入っていたなど、被害者の気持ちに寄り添う振りをして、国のせいにしようという報道をしています。韓国も日本の取材方法と報道内容のまねをしているので、全く同じ構造です。
 テレビでは、繁華街に行った人は悪くない、警察の対応が悪いのだというようなことも言っていました。しかし、私は、一番悪いのは煽られて現場に行った人たちだろうと思うのですよ。それを非難する人がいないことが、韓国や日本の良識というものがなくなりつつあるのだと感じるのです。
 つまり、基本的には、自分の行動は自分の責任ですよ。韓国の警察も万能ではありませんよ。現在では、日本も韓国もイベントは主催者の安全確保義務があるので、警察と相談しながら行うでしょう。(ただ、業務上過失致死などの事故に関する責任は主催者が負うのですよ。)
 今回の韓国の雑踏事故は、主催者がいないということで、韓国警察も動いていなかったのでしょう。日本も同じですが、そういう要求を求めるのであれば、税金を払って、警察官などを増員して、対策をしろと言うべきですよ。
 私に言わせれば、東京などは毎日がお祭りではないですか。浅草の雑踏で事故があったとして、警視庁が責められるのでしょうか。
 最近は、親が手厚く子どもたちに手を掛けるので、過保護になりすぎですよ。いつも私が言っているように、自己責任でやりましょうよ。かまって欲しければ、今の倍くらいの税金を払ってから要求すればいいと思います。
 皆さんも、行動は自己責任でお願いしますよ。水と安全はタダではないのですよ。
















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