韓国ドラマ 散歩ガイド~散る花と咲く花がいつもここにある~

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ミセン ~未生~ 第6局

2020-10-20 15:00:00 | ミセン ~未生~ あらすじ
 ミセン ~未生~ 第6局 

早朝 チャン・ベッキが一番乗りで出社した
このひと時の静寂を 心から楽しむベッキ
パソコンを開き 社内掲示板に目を通し 新聞記事をチェックする
そんな居心地のいい空間も 上司の出社で一瞬に消える

『カン代理 今日は何からしますか?』
『急ぎの仕事を済ませてからだ 待ってて』

カン代理の指示無しに仕事は始まらない
ベッキは 居場所もなく給湯室へ

営業3課から オ・サンシクの叫び声が聞こえる
何やら仕事を達成したらしく キム・ドンシクと抱き合って歓喜している
チャン・グレも同様に 満面の笑顔だ
隣の2課も身を乗り出し コ課長が我が事のように喜んでいる

『これだから商社マンは辞められん!』
『息子さんたちにもらったネクタイが効いたんですよ!』
『来い!コーヒーをおごるぞ!』

おごると言っても給湯室のインスタントだ
なんだよー と不満顔のドンシクとグレ
ベッキは “契約社員”のグレが 共に喜びを分かち合っていることに焦りを覚える

すると突然 隣の休憩室から IT営業課長の怒鳴り声が聞こえる
イ課長が 押しの弱いパク代理を激烈に叱り飛ばしているのだ

あんな人のいいパク代理を… と同情するドンシク
礼儀正しい模範的な男だと オ課長も褒める
ベッキとグレは イ課長の引率で 取引先の見学をすることになっていた

一方 資源課では

チョン課長が アン・ヨンイの仕事ぶりに激怒し怒鳴りつけている
ハ代理の指示で作成した文書が間違っているというのだ
怒りの矛先はB/Lの話題になり 発覚したのはヨンイの仕業だと言い出す
『これだから女は!』と怒鳴られ 涙がこぼれそうになる
しかし泣き出せば また女だからと怒鳴られるに決まっている
出て行け!と怒鳴られたヨンイは 必死に涙を堪え会議室を出た

その悲惨な状況を ハン・ソンニュルが見ていた
ソンニュルは その足で3課へ!
ヨンイがB/Lの件で責められていると聞き オ・サンシクの表情が曇る
そこへドンシクが戻ると『先輩!』と敬礼するソンニュル

『親し気にするな 同じ塾に通ってたって 俺は全州(チョンジュ)
お前は蔚山(ウルサン)だろ 先輩でも何でもない!』

そんなことより!と仕事のボヤキを始めるドンシク
せっかく頑張ったのに また仕事を横取りされると…!

『それってタイのラーメン輸入のことですよね?
でも 3課の実績にならなくても1課と2課には得な話!
ウィルマートだって乗り気じゃないってことですもんね』

『お前… 繊維課なのに何で詳しいの?』

見かねたグレが ソンニュルをギロリと睨み もう帰れと目配せする
するとそこへウィルマートからメールが! 帰りかけたソンニュルが戻ってくる!
メールの自己紹介を見て 突然オ課長が笑い出す
何と 取引の相手は昔の同級生だというのだ
これで難航していた契約も可能だと!

同じ時 アン・ヨンイは

地下駐車場の車から 板のサンプルを運び出そうとしていた
通りかかったグレが心配するが… 大丈夫だと断るヨンイ

それでも気にかけるグレだが オ課長は無視を決め込んで振り向きもしない
手伝うことで またヨンイの立場が悪くなると…
しかし 結局ヨンイは責められる
ハ代理が せっかく通りかかったのに何故手伝ってもらわないのかと!

その時 板のサンプルが重過ぎて手が滑り ヨンイは足を負傷してしまう!
医務室へ行け!と怒鳴られたが それでも散乱した板を拾い集めるヨンイ
これだから女は!と言われ続けて意地になっていた
ハ代理もまた そんなアン・ヨンイに苛立ちしか感じなかった

一方 オ課長とグレは

ウィルマートの応接室で 懐かしい顔が現れるのを待っていた
30分以上待たされ ようやく昔の友が飛び込んで来て再会を喜び合う!
しばし大騒ぎし “ダメピョン”こと ウィルマートのピョン部長は仕事の顔になる

またしても広い会議室で待つことになるのだが オ課長は安堵していた
“ダメピョン”が交渉相手なら もう契約は成立したも同然だと
しかし… その後2人は1時間以上も待たされることになる

ようやく現れたピョン部長の表情は硬く グレには雲行きが怪しく思えた
オ課長は 昔のよしみの“ダメピョン”相手に まずは説明を聞けと…
ビジネストークではなく あくまでもフランクにタメ口を貫いた

しかしウィルマート部長ピョン・ヒョンチョルは “ダメピョン”の顔には戻らず
もう“サンシク”とは呼ばず “オ課長”と呼び敬語を使い始めた

『オ課長 あまりに簡単に考え過ぎでは?
事業内容を検討し こちらから改めて連絡します』

そこへ 部下がピョン部長を呼びに来た
これから大事な会議という時に ネクタイをしていないことに気づくピョン部長

『ピョン部長 これをお使いください』

オ・サンシクは 自分のネクタイを外し差し出した
それは 子供たちからプレゼントされたお気に入りのネクタイだ

3課に戻ったオ・サンシクの表情は険しく 無言でパソコンを見つめている
ドンシクが(どうした?)と目配せするが グレにはどうにも説明のしようがない

しばらくして ピョン・ヒョンチョルから サンシクの携帯に着信が!
さっきは忙しくて悪かった…と謝る口調は昔の“ダメピョン”だ

『久しぶりに飲まないか? 今夜なら空いてるぞ』
『お…おう! だったら場所は俺が決める』
『分かった さっきの新人も一緒にな!』

サンシクは気を取り直した
やっぱり友達だと… 奴の好物の豚足をおごってやろう!と張り切る

その夜

大人気店の豚足屋の前で ピョン・ヒョンチョルの表情が曇る
確かに豚足は好きだが…と あからさまに不満を口にした
結局2人は ヒョンチョル行きつけの高級店に連れて行かれる
普段の居酒屋に比べたら 正直に言えば居心地が悪い
しかし“ピョン部長”は あくまでも商談のための“接待”を受けに来たのだ
旧友と酒を酌み交わしたいサンシクとは そもそも趣旨が違っている
ここでサンシクは ようやく“ダメピョン”の真意を察するのだった

いよいよ商談成立のための“接待”が始まる

『そっちの新人はどこの大学を?』
『僕は…』
『こいつは高卒なんだ』
『あ なんだそうか! お前んとこは随分寛大だな 学歴を問わないとは!』

“ダメピョン”と呼んでいたくらいだから 昔はサンシクが優位だった
常にヒョンチョルを庇い守ってやった気でいた
そんな関係だったが いちばん仲が良かった奴だと思い込んでいる
今は 取引先の部長という立場になった“ダメピョン”に 商談成立のための酌をする

『よろしく頼むぞ』

サンシクは 最後までヒョンチョルに敬語を使わず友として接した
そうしてこそ 旧交を温め合い 商談もうまくいくと信じていた

『お前の仕事も大変だよな こうやっていつも酒を飲むんだろ?』
『ああ大変だ 内臓がやられるよ!』
『優秀だったからとっくに出世したかと思ってたよ 何が楽しくて商社マンに?』

グレは これ以上 オ課長に酒を注がせたくなかった
初めての接待の席だったが 積極的に前に出てピョン部長に酒を注ぎ続けた

『じゃあ くれぐれもよろしくな!』
『ああ!俺を信じて待ってろ!』

ぐでんぐでんに酔っぱらいながら ピョン部長をタクシーに乗せた
タクシーの窓から何かが投げ落とされる
それは あの日サンシクが貸したネクタイだった

翌朝 酷い二日酔いで出社したが とても仕事が出来る状態ではない

チャン・グレは エレベーターでIT営業課のパク代理と乗り合わせる
パク代理は 携帯で私用通話中
子供の習い事にお金がかかる件で 妻と揉めているようだ

鉄鋼課では

意欲的に 仕事をさせてほしいと申し出るチャン・ベッキだが
カン代理は まだ無理だと言うばかり 取り付く島もない
そこへ パク代理が 一度却下された企画書を持ってくる
再び交渉に来た割には 簡単に引き下がりさっさと帰ってしまった

IT営業課では

戻ったばかりのパク代理が イ課長から ヨンソン実業の件で急かされる
電話で済まそうとするパク代理に 直接行け!と怒鳴りつけた!

いつまでも納品しないヨンソン実業に 催促しに行くが…
のらりくらりと交わされた挙句 あっさり引き下がってしまう
そして その報告すら電話で済ませようとし イ課長の逆鱗に触れた!

営業3課では

友人が交渉相手だからと余裕で出て行ったのに あまりに雰囲気が悪過ぎる
そこへ ウィルマートから連絡が入る
周囲が固唾をのんで見守る中 電話に出るオ課長
しかし会話は続かず 相槌を打つだけで電話は切られた
その後 発狂したような雄叫びが続き オ・サンシクは抜け殻のように押し黙る
フロア中に響くキム部長の叱責が延々と続き…
やっと解放されたサンシクは 屋上で 直接ウィルマートに連絡を取る

『断った理由は?』
『理由って言われてもな ま、最初から受ける気は無かったってことだ』
『なぜここまで気を持たせたんだ? 俺に恨みでも?』

ピョン・ヒョンチョルは ここで初めて本音を語る

『確かに昔はお前が優位だったさ』
『何?』
『今はその逆ってこと! じゃ!同窓会で会おう!』

オ・サンシクは 自分のバカさ加減に笑うしかない
現状ばかりか 昔の友情さえ否定された気分だった
自分だけがそれを分かってなかったと ただ笑うしか…

職場に戻ったサンシクは 抜け殻のように動かない
ドンシクもグレも かける言葉が見つからなかった
しばらくしてドンシクが グレにメールを送る

〈営業で何がキツいかって 知り合いを相手に交渉しなきゃいけない時だ
“接待”ってのは完全に上下関係が出来てるからな 友達なら尚更さ〉

一方 IT営業課のパク代理は

友達のソンシクが 退職して大学院に進み 一流企業に再就職したと
妻との電話で 自分も…と言いかけたが 妻はすでに子供の習い事を申し込んだという
飛躍したいという思いは 妻に告げることさえ出来ず不発に終わってしまった
ソンシクによれば “家族のことなど考えず ただ一心に自分を優先した結果” だという
利己的に突き進んで その決断に責任を持てば道は拓けると…!
今の自分は確かに幸せなのに 最近なぜか帰りたくないパク代理だった

パク代理は 相変わらず電話連絡だけで取引先に催促を続けている
するとイ課長が 自分に代わり新人を取引先に引率し見学させるようにと言う

チャン・ベッキは あんな代理の引率では学べることがないとため息をつく
もうひとりの見学者チャン・グレは 通りかかったパク代理に挨拶を…
丁寧な挨拶に 自分なんかが…と恐縮するパク代理

『オ課長が パク代理から学んで来いと
“取引先にも礼儀正しい模範社員だ”と言ってました』

これに気をよくしたパク代理は 他にも何か?と言うが 言葉に詰まるグレ
オ課長が 何気なく言った言葉を誇張して 社交辞令のつもりで言っただけだった
それでも十分に気をよくしたパク代理は 取引先に向かう車中で饒舌になる
営業とは…と語りまくるパク代理に 後部座席のベッキは辟易する
実力を伴わない理想論が 目に余るとして相槌すら打たない

ある日 なかなか期日を守らない業者がいた
社長を筆頭に平身低頭で縋りつかれたが あくまでも毅然として
“すべて規則に従って処理します”と言い放った

この武勇伝を ベッキは絶対に嘘だと見抜くが グレは目を輝かせて聞いている
新人相手にホラを吹き パク代理は 本当に自分が出来る人間のような気がしてきた
これから向かうのは 例のヨンソン実業である
なかなか在庫の確保をしてもらえず 納品が滞っている取引先だ

『在庫が無いのではなく 他の企業に回しているのでは?』
『え?』
『うちが舐められている可能性は?』

ベッキの指摘に動揺するパク代理
長年信頼関係を築いている取引先に そんなことは有り得ないと否定する
しかし その答えはドアを開けずして中から聞こえて来た

『ワン社の催促は無視していい それより新規開拓に在庫を使え!
どうせワン社は何もしてこないから 引っ張り続けて放っておけ
パク代理なら 適当に言い訳しとけばどうせ引き下がるさ』

長年の信頼関係が築けていると信じていた
そうではないことが 今 新人の目の前で明らかになった

すべてを聞かれたと知ったヨンソン実業の課長は 平謝りで取り成そうとするが…
ショックを受けたパク代理は 2人を引き連れその場を後にする
何も学べないと知ったベッキは 先に帰ると言い出す
困っている代理をひとりに出来ないというグレにも呆れ さっさと帰るベッキ

チャン・グレは パク代理が車中で語ってくれたことを
今こそ見せてもらえるのだと信じ 期待を込めた目で見つめる

パク代理は 新人の前で大恥をかいた
しかし何より 自分の甘さから会社自体がバカにされたのだと反省する

会社の前では担当課長が待ち構えていた
何とか今回のことは大事にしたくない
ワン社とヨンソン実業の関係は 確かに長きに渡り安泰だったのだ
このことが上に知れれば 担当部署間の問題ではなくなる

担当課長は すぐにも在庫を確保し納品すると言うが
それが今すぐ出来るという事実が さらにパク代理を突き刺した
自分の甘さのせいで 何度催促しても納品されなかったことが確定したのだ

自分には営業マンとしての実力がない
もうこの会社を辞めよう そう決心したパク代理だったが
チャン・グレの熱い視線が ずっと自分を見ているのに気づく
社内で語った武勇伝を今こそ…!と

そんなグレの熱い視線と
友達の “利己的に突き進みその決断に責任を持て” という言葉が
諦めかけていたパク代理の背中を押した

『課長! すべて…規則に従って…処理します!

パク代理とチャン・グレは 社長室に通された
もはや担当課長が処理しきれる問題ではないと 社長自らが謝罪する
“すべて規則に従って処理します”の言葉を繰り返すパク代理

ヨンソン実業の社長と幹部らは 表向きはパク代理に謝罪しているが
事を荒立てたら…とか ワン社の幹部の名前を出し 気弱なパク代理を脅している
それもまた 十分に感じているパク代理だった 押し切れると思われているのだと

だんまりを続けるパク代理
すると今度は 社長が激高し 声を荒げて幹部を叱責し始める
自分が折れないせいで幹部たちが… とパク代理に思わせるためだ
さらには 「契約解除」や「賠償」という言葉をチラつかせてくる
社を挙げての一大事に発展させては パク代理に処理能力はない
怖気づいて引き下がらせる作戦なのだ

『それにつきましては… 本社に持ち帰り検討させていただきます!』

きっぱりと言い切るパク代理に ますます激高する社長
パク代理は腰を浮かせ何度も立ち上がろうとし 気持ちが折れそうになる

(囲碁でいう「妙手」「奇手」
これは声東撃西か 部下を叱りながら実は代理を追い詰めている)

※声東撃西:口では東を攻めると言っておきながら、実際には西を攻める

このままでは…と按じたグレが キム・ドンシクにメールし電話をかけさせた
『会社から連絡が…』というグレに視線が集中する

〈こちらで問題が起きて帰りが遅くなりそうです
社長が弊社に出向き説明するということです〉

グレの機転で ヨンソン実業の茶番は終了した
社長自らが出向く事態に IT営業課のイ課長が対応に追われた
会社対会社という構図になれば 関連部署はIT営業課だけに留まらない
ワン社は 蜂の巣をつついたような大騒ぎになった

自分の仕事そっちのけで社内中を廻り状況を把握しようとするハン・ソンニュル
すると ヨンソン実業の面々の先頭にパク代理とチャン・グレが!

物々しい雰囲気の中で会議が始まろうとしていた
するとパク代理が チャン・グレを会議に参加させてほしいと願い出る
新人が見学したに過ぎないが パク代理は グレに最後の結末まで見せたかったのだ

早々に見学を切り上げたチャン・ベッキは この事態に驚きもしなかったが
会議にグレも参加していると聞き表情を変える
ソンニュルは 通りかかったアン・ヨンイにも興奮して状況を伝える
社を挙げての重要会議に チャン・グレが参加していると!

会議室では

7回に渡って納品期日を守らなかったヨンソン実業について
まずは 担当であるパク代理の説明が求められた
同席したグレは パク代理がヨンソン実業を庇うのではないかと危惧する
(囲碁でいう「逢危須棄」
どうか無責任になって危険な駒は捨ててください!)

逢危須棄:危険な石は早めに捨てる

グレは咄嗟に “無責任になるべきです”と書いたメモを渡す
パク代理はじっとメモを見つめ 静かに説明を始めた
この説明を受け 現場に足を運んだからこそ この事態を把握することが出来たと
会議に参加した上層部は みな口を揃えた

しかし パク代理には分かっていた

『7回も納品が送れたのに私は何もしませんでした 問題を先送りにしていたのです
悪いのはヨンソン実業ではなく… この私です
私が甘く見られ 引いては会社が甘く見られる結果に…』

グレは 何で…という目でパク代理を見上げた
少しだけグレの方を見たパク代理だったが さらにヨンソン実業を庇い続ける

『君は 入社して何年になるのかな』

突然の社長の質問に戸惑うパク代理
代わりに上司が 4年ですと答えた

『ちょうど夢を見る時期だな』
『この程度でヨンソンは切らないよ 長年の付き合いだ』
『お前何様だよ』
『どう責任を取ると?』
『まあ今は 悩む時期だな』

社長をはじめ上層部は どの顔も笑顔だった
たった一度の失敗で責任を取り辞めていたら会社は続かない
辛酸舐め尽くして一人前の営業マンになる
悩んで悩んで悩み抜き 明日への糧を得ることこそ人生だ

グレは パク代理にメモを渡したことを後悔した
まだ新人の自分が 会社務めも駆け出しの自分が 偉そうに助言したのだ

(誰にだって自分だけの“囲碁”があるのに… 僕は何様?)

落ち込み過ぎて3課に戻れないグレ
通りかかったベッキが だから残っても無意味だったんだと諭す
そこへパク代理がやって来て グレに深々と頭を下げ感謝の言葉を…!
グレの後押しがあったからこそ この問題に立ち向かえたと
上司に頭を下げられ ますます恐縮するグレだった
互いに頭を下げ合うこのお粗末な2人に呆れながら
ベッキは なぜか敗北感を感じている自分に苛立つ

それにしても…
普通であれば パク代理は懲戒解雇になるのでは?と
グレは 素直な疑問をドンシクに投げかける
ヨンソン実業には何のペナルティも無しで 新たな条件で再契約も成された
そしてパク代理には「問題点と再発防止策」についての報告書を とだけだった

『これが総合商社の妙なんだ あちこちリスクだらけだから防ぎようがない
そのひとつひとつを厳密に裁いて排除してたらキリがないし
それじゃ取引先も働く者もいなくなる
とにかくいろんな問題が次々と起こるからね 要は再発防止こそが大切ということ』

そこへオ課長が 「再発防止」の報告書がなってなきゃ再発した時に処分されるという
会社からお咎め無しでも 問題を起こした本人は苦しむのだと

その時 オ課長の携帯に〈パソコンのメールを見て〉と連絡が
子供たちからの動画の声に 隣のコ課長も身を乗り出す
幼稚園で 友達と言い合いになる3男の声

〈商社マンって?〉
〈商社マンはスーパーマンさ!世界中を飛び回るんだぞ
貧しい国も豊かにするし 水の無い国に水を売る! メガトンヒーローだ〉
〈ウソつき!〉
〈何だと?お前もパパに言って売り飛ばしてやるぞ!〉

『アハハ!言い方が課長にそっくり!』
『頼もしいな 跡を継がせるか?』
『そうだ だから仕事を続けていける』

そうなんだ 誰にだって自分の“囲碁”があると グレはしみじみと感じていた

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