「岩尾池の一本杉」再び…そして甲賀三霊山「飯道山」へ。その1

2024-05-31 00:25:41 | 花や風景など
真泥池~馬野渓谷~青山高原に抜けた翌日、ちょっと修行の旅に出ました。
でもいきなり「修行」ではなく、通り道としてココを通ったわけです。
伊賀の北の端っこあたりは「槙山」地区。
そこと滋賀県との県境に出るべく県道132号線を通る。 
ぼちぼち県境か、という辺りで池が三つ。
そのうちの
 
「三ツ池1」と「三ツ池3」。
槙山の三ツ池

三ツ池に浮いている葉が三角形っぽく見えたので「菱」」だったらいいのになぁと。
近づくことができないので確認はできていませんが「ヒシノミ(菱の実)」があったらほしいなぁと…
なんでそんなもん欲しがるの?って言われそうですけど、
伊賀甲賀辺りに潜んでると、ちょっと注目の身近な武器に成りうるので。(企業秘密的なアルモノ(笑))

さぁその少し先は、前回にも載せた「滋賀・三重県境」を越えココ。
 
岩尾山 息障寺」(ソクショウジ)ですね。この山も冒険しましたね。
もう少し道を進みましょう~~

今回のドライブはワタシがここまで案内者。行ったことあるのはワタシのみ。
駐車スペースも狭いながらもあるし、釣り人のコテージ風な建物もあったが…
と思いつつ進みましたが、現在は使われておらずのような雰囲気でした。
可愛いピンクの花も見つけました。
  「タニ(ベニ)ウツギ
やはりこの時期「ウツギ属」が多い…梅雨前によく見かけるかな。
アジサイ科の属の一つだそうです。

極狭道ですが譲り合えばなんとかなる道、迷惑にならないところに🚙を止めて少し歩きましょう。
池の手前に見えますね。整えられた杉林を通る・・・
 

 
何故か養蜂箱、立派な幹に樹齢1000年超を感じる。
以前来たのは2021年の7月のこと、コロナ禍だったか。
季節が少し早いので何かが違うのです。
 
こんな砂浜というか砂地などなかったので、違う場所に来たのかと思ってしまったけど、
確かにこれは「岩尾の一本杉」に間違いない。
 
浜の先まで行って撮れたのです。
雨季の前、ということもあるんでしょうが、よくぞ1000年以上残ってくれてるなぁと
「一本杉」に感謝しました。ほんと素晴らしい大樹です。
おススメしたくなるワタシの気持ちが伝わるといいなぁ…

2021年時は・・・
  

離れたところから池に浮くようなこの姿、
近寄り難い雰囲気を醸していて素晴らしい、

でしょ・・・

今回はまた違う姿を見たようでちょっと感動してました。
日曜日だったのでお客様もちらほら、神戸からお越しのようです。
  
以前は水面だったあの場所まで、今日はそのまま歩いて行けたわけです…

さて、このまま前進して岩尾池堰提へ
  
灌漑用のアースダムみたいなものですが、これは「自然越流式洪水吐」というらしい…

  
三枚目の写真をよぉく見てみたら(ほかのblog主さんに教えられたのですが)、
トンネル風の「カルバート」(アーチ型橋で拱橋(コウキョウ)とも)とよばれる部分に『扁額』があって、
これが出来たのは実は「昭和29年」と。

正直言うと、同い年!ということでビックリしたわけです💦
今度来ることがあったらしっかり撮ろうと思いました。

この先の「東海自然歩道」を行くと、こんなトンネル(隧道)があります。
過去ログ写真から…
 「大澤隧道」。

さて、この日(2024/5/26)のもう一つの目的は「修行」です!

甲賀の三霊山】というのがあります。
岩尾山 息障寺

庚申山 広徳寺

残る一つは「飯道山」なり。
では、「挑戦!」(低山登りという意味です、本格的な修験道ではありません)してきます✋
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真泥池ひと回り、約3キロ。

2024-05-30 00:37:00 | 花や風景など
いいお天気だった2024/5/25。
初「馬野渓谷沿いに馬野川小水力発電所、そのまま青山高原」へ抜けた日。

ちょっと思い出話です。
実はこの道、娘にとって災難の道だった…らしい。
遡ること20年ほど前、長女が東京で運転免許を取ってきた。
夏休みに帰省して、我が家の車に「初心者マーク」を付けて、
助手席に父ちゃんを乗せ「青山高原」へドライブに。
免許取り立て1週間目のこと。
我が家は、運転に関してはなかなかシビアな教育をしていて、
名阪国道も帰省してすぐに走らされ(これは伊賀にいる限り必要最低限の措置で)、
峠道を走ることも当然必要で(笑)。

青山高原へドライブに。その帰路、大雨が降ってきて、前も見えないほどだったとか、
そんな時、この道を下ってきたそうで💦💦💦
運転する本人も当然必死だったと思いますが、横で「行け~行け~」と叫んでいた父ちゃん。
なんて凄いスパルタ教育をするんやと、呆れていたワタシ。
(多分そうだったという薄い記憶ですが)

なんか、車の話が出るとたまに「青山高原蒼白ドライブ」の話題になる。
おかげさまで「勇気だけは誰よりもあって、怖いもの知らず」系に育っている気がします。
一昨日も某テレビ番組に出ていたようで、ほぼアドリブで○○さんに伊賀牛を振舞っていたような…

横道に逸れましたが、馬野渓谷へ行く前に寄ったのがココ。
 大日殿「極楽寺」
この青空に映える千木がのり、唐破風という神仏習合体の珍しい建物。
青空に映えるこの姿が好きなので寄りました。

そして、

好天に恵まれその勢いでほんのひと回り、ゆ~っくり散策約40分ほど。
微かな記憶で「真泥池周囲約3キロ」かな、歩いていて確かにそんな感じだった。

堰堤から出発して、約2/3くらいのところに湖畔に下りれる場所がありました。
  
なんだか水没した木々があって、これが白樺なら風情だなとは思いましたが、
ちょっとシュールな絵を見た気分。

堰堤に戻って綺麗な湖面を見ていると、さっきの水没樹木が見えました、
  
穏やかで美しい湖面に「ウツギ」が絡みつく、初夏っぽいなぁと。
アジサイ科ですから丁度今頃、あちこちで白い花を見かけますね、
大概は「ウツギ属」と思います、可愛い小さな花がいっぱい、香りもほんのり。

そういえば、下の花は「ハコネウツギ」
 
アジサイの葉っぱに似てますが、花が白からピンク、やがて紅に変化してきます。
花の色はうつりにけりな…でしょうか。

次に、「池つながり」でとあるところへ行きました。
ここもレアな場所、でもドラマの撮影があった場所らしく、
いい景色が撮れました。

翌日曜日の話です、
 
ここは「県境の地」。
ではまた
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阿山小学校「センダンの大樹」、楝色(おうちいろ)で満開!

2024-05-28 00:26:54 | 花や風景など
楝色=紫に近い色と思っていただいて…
私的に今年のイチオシ色ということにいたします(笑)。

くれは水辺公園で満開のセンダンの花を見ていたので、
きっと今頃あの小学校の校庭の大木の花も咲いているはず…
行きたくて行きたくて逸る心を抑えて、やっと今日(5/27)出かけました。
満を持して!とはまさにワタシの今日の心。

では、
  

  
伊賀市指定文化財」なんですが、「天然記念物」ではないところがなんとも…
明治41年に「金台寺」から移植されてるので「文化財」扱いなのですね。

 

校舎とか遊具などと一緒に撮ったのは、この木の大きさをわかっていただくため。

多分、土曜日が運動会だったらしく今日(5/27)は休校だった様子。
だぁれもいない校庭で写真を撮らせていただきました。

子どもたちがこの大樹の傍で休んだり、遊んだり、そんな姿を見られることが幸せ。
冬に鈴生りの実を付けたこの木の傍にいる子らを見て、そう思いました。

流石にこれだけ大きくて、満開の花となると「あま~い香り」もしっかりわかります。
香木ではないのですが、ほんのり野性味のある香りです。
今のうちにぜひ香しさを、どうぞ。
そして我が芭蕉さんも俳句を詠んでます。
「どんみりと や雨の 花曇り」と。※芭蕉翁行状記より
※「樗」<オウチまたはアウチ>は栴檀<センダン>の古名。
※花曇りは桜の花曇りが普通だが、樗の花曇りであれば蒸し暑い疲労感のある花曇りである。
 それは「どんみり」とした不快指数の高い、けだるい感じの季節感に違いない。
まさに今日の日中はムシムシと過ごしにくかったですね、
栴檀の花って綺麗な紫っぽい色なんだけど気だるさも伴う、
そんな複雑さを持ち合わせている花だったんだなと、気がついた次第です。


この阿山小学校へ来るのに旧道を通ってきました。
佐那具駅で「お茶の京都」気動車が止まっており、
出発はもうすぐ、
  
久々の「お茶京」列車でした(笑)。

なんてラッキーな日。
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馬野川小水力発電所から馬野渓谷、その上流はどこに出る?

2024-05-27 01:03:20 | つれづれ思うまま
「馬野渓谷」初体験走行記です。

きっかけは4/13に「布引小跡地の山桜」を見に行った時、
再生可能/みえ里山エネルギーのパンフレットをいただいたこと。
※参考:市民電力ゼミナールより「馬野川小水力発電所」について(PDF)
ここの桜もすっかり新緑になり、赤い実もつくようになっていました。


その先走ること数分、奥馬野辺りに「馬野小水力発電所」の案内版があります。
この馬野川=馬野渓谷とも言われる景勝地、
そしてその流れもきっと「木津川源流」のひとつ。
ずっとずっと行きたいと思っていましたが、なかなか一人では行けなくて💦
たまたま仲間と行ってみようということになり、助手席に乗り込んで、
獣害対策用柵の開閉をしっかりして、馬野渓沿いに山道を進みます。
狭道林道なので助手席側も責任重大なんです…
地図ではこんなところになります。


馬野川沿いに走ること約10分、いきなり綺麗なシャッター絵が現れます。
対面の山には、写真でしか見たことのなかった「導入菅(水圧菅/落差用)」です。
 

川の傍まで行けそうなので下りてみます、
  



   
あの「導入菅」から勢いよく流れる水、その傍に可愛い白い花を見つけ、
googleさんに尋ねたら「ガクウツギ(額空木)」らしい…
花びらの形が三枚とも違い、小さな花がまるで「線香花火」のようで可愛い。

 
ここは「馬野小水力発電所建屋」で中に水車式の発電施設があるそう。

先に進みます…
どんどん渓流を上りますが、巨岩奇岩がそこここに見えるので少し広い場所を見つけ
車を止め、歩いて見ます。
  
「猿ケ城」ですと、昔はいっぱいお猿さんがいてお城を作っていたのかも…

  

  
ここら辺、湿地帯なのでこの時期「マムシグサ」あちこちにいっぱい、です。

この先数分走ると視界が広がる…
ここは「取水施設」だそうです。
 
「自動転倒ゲート」になっているようで、水が溜まれば一気にこのゲートが開いて
勢いよく水が流れる、と想像。

この山奥の景勝地「馬野渓谷」って、こんなところでもあったんですね。
少し以前の記事にはなりますが、伊賀でも一番遠いところ、
ここで「再生里山エネルギー」を生み出していた、いいものを見せてもらった気がします。
情報Youより「民間主導/60年ぶり復活/馬野小水力発電所

さて、この渓流沿いにどんどん上っていきますが、ともかく大中小様々な石が転がっており、
要注意で慎重に進むこと約20分。
ここから道路状況が見た目にもはっきり変化します。
それもそのはずこの先は「自衛隊管轄」だそうで…
何かの「建屋」付近で新緑を眺めてホッと休憩。
 苔生す橋を渡ってみる

でもこの先、一体どこに出るのか・・・
約5分ほど快適な山道を登りきると、なんと
  

  
なんと「笠取山分屯基地」、遅ればせの「山藤」が満開。

確か、一週間前も来たはず、でも今回は快晴の青山高原。
では高原道路を再び走り、あの景色をもう一度…
  

 
奥の方に見える山は「朝熊山」らしい。

 
「三角点」のある丘を見て、、帰路に。

ここへ来る前に「真泥池」も一周散策、その風景はまたいずれ…
では、
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忍町「赤井家住宅」にて工芸美術プロムナード2024

2024-05-25 10:35:26 | つれづれ思うまま
「入交家住宅」から「赤井家住宅」に移動しての鑑賞です。

ここでもやはり庭と光と作品の饗宴・・・
   

  

 
ミーアキャットもお目見えです。

お庭では
  
白い花は(googleさんによる)「白丁花(ハクチョウゲ)」と「タカノハススキ」の競演。

では、お天気の良い週末にぜひ
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相生町「入交家住宅」にて工芸美術プロムナード2024

2024-05-25 00:43:06 | つれづれ思うまま
文化財施設で綴る工芸美術プロムナード 京都工芸美術作家協会展 in 伊賀 2024」開催中です。
語り部仲間からお誘いをいただき、行って来ました。
 

趣のある武家屋敷で、それぞれの部屋で魅せる技が素晴らしい。
作品はもちろんなんですが和室と庭と光と、そのバランスの良さにいつも感心してしまいます。
友曰く「侘び寂びがいいですね」と。

では順不同ですが…
  

  

  

  

 

お庭では名残りの「芍薬」でしょうか、楚々と
  

誘ってもらった彼にお礼を言って
 お暇を

そういえば、道中「天神さん」では花菖蒲ちらほら…
 

午後は「赤井家住宅」へ行きます。
週末には「ワークショップ」があるそうです。

6/2までです。
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荒木の水田に伊賀小富士「南宮山」の水鏡、自画自賛。

2024-05-23 00:29:04 | 花や風景など

荒木の水田に映る南宮山と岡山。

一昨日(5/20)のお昼前、ココを通りました。
今まで幾度この場所を通ったことか…
田植えの時期だという事は理解していても、圃場整備がされたところはお水の順番待ちだとか。
「田んぼに水」は農家さんの都合では行かず、水源地(荒木の場合、服部川)からの取水らしく、
そこんところの都合はワタシには計り知れないので🍓を買いに行くたびに、
ココを通って確かめてました、今か今かと待ち侘びた風景です。

今日こそ、撮れるぞ!という絶好の水鏡(ミズカガミ)日和。

風なく 水穏やかに 山映る・・・

その写真を、その場で友にLineで送りました。
所用を済ませて帰ってしばらくしたら届きましたよ。
 
お勉強中の水彩画という事ですが、ワタシにとってはタカラモノのような絵です。
思い思われ描かれた「伊賀の田園風景と小富士『南宮山』」です。

青子OBさん、ありがとう


西側(長田の西蓮寺)から見た南宮山
お城の右側の方に見える山、ここから見るとほんとに形よく見えます。
信長もココに上って伊賀の地が焦土と化したところを見ていたとか…
天正9年(1581)の話です。


追記(2024/5/24)
moni5187様からコメントをいただき、そういえば「伊賀富士」とよばれる山もあることを思い出し、
遠景の「尼が岳」を撮りためた写真の中から探していました。
近くに行ってもおらく山の全景は撮れないと勝手に思っていて、
尼が岳を撮るのは上野の城下町界隈もしくは木興の遊水地辺りから、と決めています💦

先般行った「青山高原の風車」も良く見えます。
南方面に目をやれば「尼が岳」もシルエットのように見えます。

いつもこんな風に周りの山々を見て暮らしているのでございます
住めば都と言います、やっぱり落ち着く場所であることがイチバンかと…
「伊賀の山々」(伊賀ぶらり旅より)
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青山あっちこっち「メナード青山ハーブガーデン」&「青山高原から奥山愛宕神社」へ、後編

2024-05-21 14:29:53 | 花や風景など
前回、書き忘れたこと。
昔、伊賀国と伊勢国の国境にある「布引峠」(標高583mらしい)を行き来するところに「現・メナード青山ハーブガーデン」はあります。
その昔、この道は「伊勢と伊賀を結ぶ『塩の道』」だったとか。
海のない伊賀国にとって「塩」は超貴重備蓄品だったと思われます…
青山風土記より「伊賀・伊勢の境/布引峠

伊賀からメナード青山への道もずい分通りやすくなって、道幅も広くっていいなぁ…
と思っていたら突然狭くなったりとかその繰り返しの道を往復していましたが、
新緑は心を豊かにしてくれます、目も癒されます。
順調なドライブで青山高原第一駐車場到着。

では、「青山高原/風わたる南伊賀/伊勢湾の眺望と風車群」より
 散策路地図

青山高原第一駐車場三角点辺りから伊勢湾側
あいにくの天気なので雲の中に霞む風景ですが、伊勢湾は確かに見える、
伊賀の山猿(ワタシノコト)にとってやっぱり憧れですね、住めないけど💦
  
撮影日は2024/5/12なので、ずい分日にちは経ってしまい、
ツツジや馬酔木の様子はどうだろうかと思いますが、
訪れたこの日はとても良き風景だったと思いたい。

車を対面の駐車場に移動して、この建物は何だったかな?
トイレか観光施設か?
  
という「貼り紙」でした、観光戦略課さん管轄でした。

では、確かここら辺りに「奥山愛宕神社の赤い鳥居」があったはず…
その近くに、2021年時にはこんな赤い橋がありましたが
 
これはすでに撤去されていました。安心安全策ですね。

  

はい、ツツジのトンネル風の遊歩道を進みます。

当然往路は尾根道を下る感じに進みますね、
2021年7月だったかに訪れている時の細かいことはすでに忘れており、
まさか、ほぼ「下り道と階段」ばかりを行くということは、
復路は「上り」ばかりになるのか💦💦
ここまで来て、止めようとは言えないので頑張ることに…
もう、途中の風景は「風車」のみ!


「奥山愛宕神社」の赤い祠を目指して下ること、約30分強。
三重県指定天然記念物の「ブナ原生林」を通ります。
尾根道の反対側は杉林、見事に分かれている不思議な景色。
新緑素晴らしく、森林浴しながらゆっくり進みます…
 
※観光三重「県指定ブナ原生林」より
≪布引山地はほとんどがスギ、ヒノキの人工林ですが、
旧態を残す数少ない地域である上に、
本州中部ブナ地帯の下限1000mよりはるかに低い地点に原生していることから、
生態研究上価値が高いものとされています。≫
※伊賀ぶらり旅より「奥山愛宕神社のブナ原生林

今回は、これ一枚しか撮っていません、
他の写真は過去ログで。

到着して、お参りして一息入れて見るブナ原生林は神聖な気持ちにさせてくれます、
もちろん空気も美味しい、山からの湧き水も冷たく、
湿地帯ならではの植物にもお目にかかり、
なんと他の散策者にも会うという珍しい体験もしました、ビックリです。
  

この時点で14時、ぼちぼち駐車場まで戻らないと…
森林浴しながらの帰り道は、同じ道でほぼ上りばかりの行程。
古稀の身にはなかなか堪えます、休み休みです。
ここでは「伊賀側」の景色。
 

出発点の鳥居に近づいたところで、しゃがみ込んで見たもの、
ウマスギゴケ」の胞子体(蒴:サクともいうらしい)かな(googleさん調べ)。
「崇広堂」で教えてもらったコケと一緒かなと見てました。
 
自然の中を歩くのってなかなか忙しや、上も下も、全方位、何を見ても楽しい(笑)。
15時到着って、どんだけかかったんや💦というくらい時間かかりました。
(まだまだ鍛え方が足りません、もっと高低差のあるところで鍛えないと、と思いましたが、
ここはそれなりにキツイところだったということで、しかも急坂は全て階段!
これは有難いと感謝すべきか悩ましいところ、転げ落ちないためには必要な措置だと思われますが…)


無事に戻れたので、一路帰り道ですが、
先の第5・第6駐車場辺りまでは行きたいので走ることにします🚙
ここは「円山公園」という芝生の丘、伊勢側ずっと見渡せます。
   

 
青山高原は「馬酔木の山」ですね、
(これを書いている5/21だったらもう花は咲いていると思われますが)

もう少し先は「大山田財産区」の【ぬのびきの森】で、
大山田地区の有志の方が管理をされているとか、一度ゆっくり歩いてみたい。
  

最初に載せた「散策路地図」で【風のめぐみ館】という施設が近くにありそう。
なんの下調べもしていなかったので、ここはまた行きたいところ・・・


※「新青山高原風力発電見学記」見つけました、ご参考にどうぞ。

ずい分と日にちが経ってしまっての報告でした。
花の咲き具合などは少々のズレがあると思います。
でも、今のこの季節ならではの爽やかな楽しみ方があると思いました。
風の力の偉大さを感じた半面、近くで生活している方々のことも思わねば、とも。
風力発電の可否などワタシには言えませんが、そこにあるもの(できてしまっているもの)を
壊せとも言えません。ならばせめて風景をこの目で確かめて、風を感じて、
これが人間のできる精一杯のことかなと、思いつつ帰路についた次第です。

最後に2021/5/24に訪問した時の「伊勢湾側」の風景。
やっぱり「船」まで見える景色をお届けしたいので…
 
スッキリではないけれど、海がそこに見える…青山高原からでした。


今度はどこ行こ。
ではまた
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青山あっちこっち「メナード青山ハーブガーデン」&「青山高原から奥山愛宕神社」へ、前編

2024-05-18 12:30:52 | 花や風景など
撮影日:2024/5/12

メナード青山ハーブガーデンにて( 5月24日(金)まで無料開放中)
  

ネモフィラ
   

メタセコイヤ並木
  

この日の第二の目的は、二度目挑戦!のココ
青山高原から「奥山愛宕神社」への山道ルート。

つづく

2024/5/31追記
中日新聞朝刊1面より
【4K】メナード青山リゾートのカモミール見頃

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信楽あちこち「鶏鳴の滝」「ミホの葉桜でグリーングラデーション」「保良の吊橋」など、後編。

2024-05-16 22:51:14 | 花や風景など
しだれ桜乱れ咲くころ訪れて(4/17)、再びです。
知人にその折の写真を見せると、やはり見てみたくなるなぁとのこと。
それでは…いざ行かん、ミホミュージアムへ。

今は「ツツジの季節」に移り、深紅のキリシマツツジが見事。
 
輝くおしべ

ここでは「利休梅」と「キリシマツツジ」の競演。

例のトンネルを抜け…
 
今回もミュージアムには入館しておりませんが、気になる木が、
  
見たことのない樹形なので、スタッフの方に聞いたところ
多行松(タギョウショウ)」とのこと。(植木pediaより)
※クロマツにアカマツを接いだ品種だそうです。

「電気自動車」(無料運転)、頻繁に稼働中でした。
   

  

さて、次はいつ訪問するかな、
「青もみじ」がいっぱいあったので、やはり「紅葉」の頃か…

ここで思い立ち、計画はその場で練り直すこと多々あり、
「信楽高原鉄道/信楽駅」へ、車は駅前の信楽支所駐車場へ。
 狸さんにご挨拶してたら…

そうだ、ここから歩いて「玉桂寺」へ行ったことがある、
鉄路に掛かる「保良の吊橋」がある、とかなんとか、話をしていたら、では行きましょう!と。

そのまま、川沿いに歩き、踏切を越え、山すそ伝いに歩きます。
狭い道ですが生活道路なので地元の方の車は結構頻繁です。

吊橋を渡り、駅側で散策路の看板などを見ていて
今度はココを散策しようかと話をしていたら…

「カンカンカン・・・」と。
  



 
川沿いの道で、春遅めに咲く「御衣黄桜」に出会う。
花びらの色が薄緑なので地味に見えますが、この色合いですぐに分かります。
名前の由来は、
平安時代の貴族の衣服の「萌黄色」(モエヒイロ)に近いことが由来だそうです。

そう、ここは「玉桂寺」門前です。

ここを訪れた時、すでに16時25分。
ざっとの訪問になりましたので詳しくは「過去ログ/玉桂寺」で。

写真の撮影は2024/4/27です、遅ればせの報告でした。

ではまた
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