The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

日本は民主主義の共和国になれるのか

2023-01-15 06:28:36 | Weblog
日本という国は、現代社会が民主主義と言いながら、未だに共和国にするって政治家も政党もいない不思議さ。どうして共和国なのかと言えば、王政だとか皇室だとか立憲制が必要かどうかなんて議論すらタブーとなっているのが日本という国。昨今の他国や自国の象徴天皇制を含めて、もっと議論して頂きたい。
理由は人権の基本と平等な憲法による国家こそが、民主主義の国だからだ。国名に民主主義ってついたところで、独裁政治や軍政ならば、それは本当の民主主義ではない。ならば、こういった立憲制による政治形態のどこか問題なのかも議論したいものだ。何故なら王族や皇族が「憲法」による人権だとか権利を口にするならば、どうして彼らは民衆の代表的な立場に存在しなければいけないのか、そこに疑問を呈し、国民投票ぐらいやってもいいと考える。決して、王族や皇族がダメという訳ではなく、彼らが担う責任が憲法上で本当に必要なのか、彼らには人権がないのか、そこから考えたいからだ。日本は皇族であるが故、両親や家族以外に国民の理解なる訳がわからない理由がある。婚姻に家族だとか当事者以外の理解って何なんだろうか? 本人同士が責任を持って婚姻し、彼らが自らの家族を構成するのが婚姻じゃないのか。そこに両親だとか当事者それぞれの家族が反対しようが、それを法律で阻止するのはいかがなものか。例えば、兄弟、姉妹同士による婚姻だとしても、戸籍を実際の親として登録することを義務付けるために、バイオ情報を秘匿で記録させればいい。そのための健康保険に個々の身体情報を登録すればいい。ゆえに、日本国民以外の場合、拒否するならば、出身国の記名を公開すればいい。これは何故必要かと言えば、疾病の際に、固体情報として不可欠だからだ。例えば、血液型、過去の病歴、両親の病歴などだ。遺伝子による病気はかなり多いので、不明な場合は遺伝子検査による情報の記録を選択できるようにすればいい。これを管理社会というのであれば、それは間違いだ。そもそも健康とは、公的衛生管理が整っている地域社会での生活か、どうかでかなり達成率が違う。例えば、上下水処理、感染症対策などだ。今回のコロナ騒動で身に染みたと思う。それでも未だにワクチンがなんちゃらといっているのだが、大多数の人たちは、このワクチンによって症状が悪化しないで済んでいる事実を誰も論じないで、ワクチンによる副作用を訴える。薬だとかもそうだけど、副作用は個体差で出てくるのは当然だ。問題はその副作用をどう対処するか。アレルギーがどうして起こるのかを考えると、現代人の免疫システムが過去数十年でかなり変化していきているのではないのか。人工的な化学物質の影響だってある。呼吸器系を守るために、空気をできるだけクリーンに維持と言いながら、未だに都市部の空気状況は良くない。下水道にしても、汚水処理を共同住宅や地域ごとに義務付けるなどの法律さえない。東京湾はきれいにならないだろう?環境破壊ってCO2だけじゃなく水や空気こそ、まっさきに対応しないといけないことなのにだ。

変化は必然なのに、何故か根本から見直して改善しようと考えないのが日本の政治家たちだ。食糧不足についても、海外からの輸入ではなく、国内で自給するための策もない。好きなもの食べればいいじゃなくて、生きるための食事という考え方を義務教育で教育しないのだ。外国人であろうが、菜食主義であろうが、まずは基本的な人が生きるための食事という視点からの教育は不可欠だ。その上での食糧対策だ。人間は雑食動物だ。ただ、アレルギーや内臓疾患で独自が食事が不可欠な人もいる。しかし、おおむねは一般的な食事で生きられる。ゆえに例外的な食事が必要な人は個別対応でいい。つまり疾病としての食事制限か、思想などによる制限かまで食糧政策は関知しないでいいという意味だ。現在でも菜食主義者の食事には栄養的にもサプリメントなどで補助しないと栄養は偏っている。最悪、母乳の代わりに菜食ミルクを与えられた乳児が死亡という事件も多い。義務教育はこういった個人の思想や宗教による食事制限以前に、人間という動物は雑食だとしっかり教えるべきだろう。その中に固体によっては先天性内臓疾患による食事制限もあり、そういったケースは医療による指導がある点まで教える。性教育以上に食と公衆衛生教育は不可欠だ。何故なら性教育なんてやらないでも、卵子と精子さえあれば、人工授精はできるからだ。性行為が愛だとか意味不明な教育ではなく、種の保存しての性をどう扱うのかをもっと真剣に議論するのが今だ。ジェンダーなんちゃらも同じで、男女という異性による婚姻にこだわる理由がまさに生殖だからだ。同性なら生殖による種の保存に影響する。しかし、現在はすでに80億人という人口数になる一歩手間だ。100億人では、この地球上では食糧や水以外に酸素などを含めて、十分な供給は難しいという予測があるのに、未だに人口数の抑制をOC2並に問題定義して抑制しようとしない不思議さ。人は蜂や蟻のような社会構成で満足するのか?何故、民主主義による社会が最強な社会構成なのか、考えて頂きたい。

社会による経済も変化せざる得なくなる。貧困って何? 人はどうして働いて金を得ないと生きていけないのか。富の分配とか、まあ色々ある。しかし、土台になるのは誰もが生きられる社会かどうか。生きるための食事や公衆衛生の恩恵を受けられるのかどうか。次に生きるための教育だ。世界には未だに身分制度が存在する国があるが、政治はほとんどが民主主義の土台となる選挙を実施し、政治家を選択する。国の教育レベルによっては、文字が読めないため、絵で候補者を表わすなどの方法での選挙だ。国連では食糧や医療の援助のほかにも教育の援助もやっている。しかし、学校での授業に割く時間より生きるための農業や漁業などに作業員としての存在が現実に多い。だから子沢山じゃないと家族が維持できないと言われている。そういった地域での教育は伝承性がほとんどのため、文字の読み書きができない。一国内での差を持つ国々は多いのだ。ならば、そういった国々を改善させるという烏滸がましい干渉を外国はしてにいいのか。食糧や水不足による援助を国連はやるが、それは本当に必要なのか。あと難民を他国で受け入れるのもだ。食糧や医療が改善すれば、子供を作れる体力もあって、ますます人口数は増えていく。避妊について教育したところで、現実に作業する人員が必要であり、作業量による経済格差がある限り、避妊が普及するのは難しい。こういった状況で人道うんちゃらとか、人権とか、関係ないだろう。ミクロ的には人道支援だろうが、マクロ的には水、食糧の不足に加えて、酸素不足も目の前だ。さて、マクロ的に人類における種の保存となると、政治そのもの意義は変わってくる。次の世代をどう生かすか。
婚姻も子供という次の種を作るためではなく、共に生活していく相手として定義すれば、別に性別がどうであろうが言い訳だし、相手が人間である必要もない。また、子育てというが、親が二人じゃなければいけない社会こそ、問題としないのは何故。つまり家族としての最小単位である親という定義もいらない。社会そのものが異性による婚姻しか認めないから、一人親や養子という現実が何かうらめしい状況という価値観でしかないのだ。子供にとって、物理的な親かどうかより、きちんと育ててくれるかどうか。愛情なんちゃらという定義もいらいない。何を言いたいのかと言えば、子供がまずは自分が存在する場所や意義を自ら考えられるような状況を提供するのが親であり、教育だからだ。これを将来を見据えて、それぞれの職業に適した教育を施すのであれば、親という存在は不要かもしれない。両親がいて、経済的にも安定した家庭で生まれて育てられる子供はすべて成功するのか、と考えればわかりやすい。
どんな状況であろうが、自ら生きようする子供は成功しないのか。裕福と貧困だと教育に差があるというが、そもそも受験のための教育はどんな意義があるのかだ。つまり将来の専門職のために必要な知識や体力を子供の頃から管理するのであれば、それは公共教育ではできないのだろうか、という疑問だ。知識だけではなく、思考で入学を決めることはできないのか。裕福ならばこういった教育を小さい頃から受けられるが、貧困だとそういった機会も得られないというのが問題をされている。ならば、そういった経済状況に左右されない教育を公共はどうして施せないのか、と問いたい。親が子供の将来を決めるのではなく、社会が子供の将来を提供するとなると、それは管理社会になるのか? 平等な社会であろうが、ある集団が地域や社会の管理しなければいけない。実行者と政策者を分けるのではなく、同じ人たちがやるようにするとどうなるのか。つまり、政策を提案した本人たちが実行するという意味だ。確かに長期にわたる計画だと人が変わって実行し続ける必要があるだろう。そういった場合、どういった方法で計画を最後まで実行できるのか。

すべての始まりは経済的状況であり、生きるために必要な衣食住。これが身分によって生まれたときから保証される人とそうじゃない人が平等な人権があるって発想がやはり理解できない。だって、平等じゃないからだ。共和制が今こそ、注目されるのは、まさに平等が何なのかを考えるためであり、そのメリットは身分制度の存在より意義があるのかと議論する時期だからだ。

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