Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

寒の雨

2020年01月12日 18時29分07秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 16時半近くに横浜駅の地下街から地上に出ると路面が濡れていた。水溜まりもあり、それなりの雨が降ったのだろう。レインアイよこはまを見ると、15時から16時過ぎまで5ミリ程度の雨が降り続いたようだ。私が外に出たときは雨は上がっていたものの、歩道橋の下や沿道沿いの看板の下を通ると滴が落ちてきた。
 時雨はもともとは冬のはじめのとおり雨のこと、しかも京都など山がちの地形での現象をさしていたという。しかし都会での通り雨でも時雨というようになったという。本日の雨も時雨といっていいのだろうか。しかし時雨というにはあまり寒さを感じない。今年のように冬らしい乾燥した季節風にさらされることの少ない年では、冬のはじめの時雨のイメージのないまま寒の入りになってしまった。寒の時節に降る雨だから「冬の雨」「寒の雨」といった方がいいのだろうか。それにしては雪に変わるかもしれないような冷たい雨ではない。
 西の空は雲が暮れており、「もう降らない」と決めつけて家まで歩いた。さいわい予報どおり。西の空は家に着くころにはさらに雲が無くなり、明日の晴れを予感した。
 歩いて帰る途中で、缶チューハイを4本ほど購入。重かったがお酒については重いとは思わない。これが自分でも不思議である。日本酒は持ち合わせがなく購入しなかった。

★足もとの草に音して寒の雨       柴崎七重
★道あるがごとくにしぐれ去りにけり   鷹羽狩行

 



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