宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

宇野亜喜良展 @東京オペラシティアートギャラリー

2024-05-26 16:48:52 | 美術


今日のNHK日曜美術館で「宇野亜喜良 華麗なるイラストレーション」を見ました。
90歳で現役イラストレーター・グラフィックデザイナーです。宇野氏の分かりやすいお話がとても良かったので早速見に行きました。
笑わない少女・物憂げな表情の少女のイラストが有名です。
会社や演劇・映画の広告ポスター、本の表紙、小説の挿絵、俳句からイメージした絵など幅広くてがけられています。いわゆる画家というより商業美術家で,イラストレーターという職業の草分けの方です。
今回200点以上もの作品が展示されていました。
そのようなイラストも宇野氏が発想豊かに自身の考えを可視化したものです。細かく画面には人物のみならず 動物や魚鳥等もびっしり描きこまれてるものもます。上のイラストは「恋する魔女」のもの。とにかく発想力・想像力が見事です。
イラストの女性は皆物憂げでスレンダーでした。

番組では友人の横尾忠則との対談もありました。
横尾氏いわく「90歳の人がメルヘンチックな絵を描くなんて世界でも珍しいと思う」と。私もそう思いました。

TVで放映された日だったためか会場は非常に混んでいました。
最近 私は現代の作家の絵に興味があります。
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初風炉

2024-05-11 19:45:09 | 茶道
連休も明け今週は初風炉です。
やはり半年ぶりの風炉ですから ちょっとセレモニアルな雰囲気でしました。
茶事の流れで懐石・炭手前は略して、濃茶をして続きお薄をしました。
濃茶は各服点で、続きお薄に入ります。

花月札で役を決めて濃茶点てる方、濃茶の正客役、薄茶を点てる方、薄茶の正客役…というように。

風炉の柄杓は小さいので各服点を練るときひと杓で二碗分というのが少なく、再度お湯を加えていらっしゃいました。臨機応変で良かったと思います。



その後、四畳半花月を楽しみました。最後 正客と亭主の方の席の移動も上手に収まりました。
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傘寿茶事に招かれて

2024-05-05 12:15:31 | 茶道




新緑まばゆい五月晴れの良き日に 上総一ノ宮で不白流の先生をしている高校時代の友人Aさん宅で茶事を招かれました。
そして茶道はしていないけれども親しかった友人Kさんも加わり3人の傘寿を祝ってくださいました。

私はAさんのお相伴でKさんと伺いましたが、私は恐縮しながらも正客になりました。
立礼の席での茶事は初めてでしたが足は楽で嬉しいでした。流派は違っても源流は利休様ですから茶事の流れは同じ。

先生をしているAさん社中の方がたが懐石・濃茶・お薄で、素晴らしいおもてなしをして下さいました。
Aさんは茶道、華道、書、短歌、料理がお得意の才女です。懐石では「海老しんじょ」や「八寸」「お菓子」を手作りされ、どれもとても素晴らしいお味でした。

懐石後には お手作りの金粉が載っている美味しいお饅頭に美味しいお濃茶を、そして社中の方が作られた美味しい干菓子に美味しい薄茶を頂きました。
Aさんのご主人様も加わっての茶事、最後は全員で記念写真を撮りました。

素晴らしい茶事が終わってからも 久しぶりに会った同級3人ですからいろいろお話をして Aさん手作りの紅白お饅頭などお土産まで頂き、家に帰ったのがなんと8時半過ぎていました。


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胡蝶蘭

2024-05-05 11:32:09 | 日記

昨年、母の日に隣の長男夫婦から贈られた胡蝶蘭が、今年花を付けました。しかも3個も‥‥まだまだ小さいつぼみがいくつかあります。
今まで、2年目に花が咲いたことはありませんでした。
カーテン越しに置いたのですが、今年は日の当たり方が良かったのか、水やりが良かったのか分かりませんが嬉しいです!
早速隣に知らせましたら、お嫁さんからLINEで「お母さんが愛情込めて手入れしてくださったのでお花も嬉しくて咲いているんですね」と。
その言葉でもまた嬉しくなりました。
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逆勝手

2024-04-20 18:11:22 | 茶道


向切逆勝手の、濃茶と薄茶を稽古したので、応用編として「内流し」「外流し」の稽古をしました。
水指前に置く棗と茶筅を、「内流し」ではお客様が良くみられるように炉縁に流しておきます。
お茶室によっては炉の左が板になっている部屋があります。「外流し」はその板に棗と茶筅を流して置きます。
今回は長板や敷板を利用してそれらしく設えました。
これ等のお点前ではお客様が棗や茶杓が良く見え、お点前をする方も斜めに向いてするので主客お話がしやすいです。

お稽古も今まであまりしたことがないお点前をすると、皆様何か楽しそう・・・でした。

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