続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「イノセンツ」(2021ノルウェー=デンマーク=フィンランド=スウェーデン/ロングライド)

《退屈な夏休みに不思議な力に目覚めた子どもたちの遊びが、次第に狂気へと変わっていく姿を、美しくも不気味に描いたノルウェー製のサイキックスリラー。監督は、「わたしは最悪。」でアカデミー脚本賞にノミネートされたエスキル・フォクト。ヨアキム・トリアー監督の右腕として、同監督の「母の残像」「テルマ」「わたしは最悪。」で共同脚本を務めてきたフォクトにとって、自身の監督作はこれが2作目となる。撮影を「アナザーラウンド」「ハートストーン」など北欧映画の話題作を多数手がけるシュトゥルラ・ブラント・グロブレンが担当。》

これは!!!
てっきり子供たちのひと夏の経験を描いたジュブナイル映画と思ったら冒頭から不気味な映像でゾワゾワ、“恐るべき子供たち”が超能力を発揮しての、ホラーとスリラーの間を行ったりきたりの不思議な映画だった。

超能力といってもX-MENみたいな派手な描き方ではなく、大人の知らないところでひっそりと繰り広げられる素朴な超能力なんだけど、そこが逆に怖いというか、無邪気な筈の遊びがどんどん形を変えて悪意を帯びる過程からも目が離せなかった。

北欧の映画といえば「ハッチング 孵化」や「LAMB ラム」などが記憶に新しいところだけど、北欧特有の美しい風景も見どころ、どうやって演技をさせたんだろうと思わせるような“恐るべき子供たち”を演じた子役たちの演技にも拍手!

不思議
☆あらすじ☆
ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友人同士になった4人の子どもたちが、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。子どもたちは近所の庭や遊び場で新しい力を試すが、やがてその無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめる。
※映画.comより

キャスト
ラーケル・レノーラ・フレットゥム
アルバ・ブリンスモ・ラームスタ
ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム
サム・アシュラフ
エレン・ドリト・ピーターセン
モーテン・シュバルトベイト

監督
エスキル・フォクト

原題  De uskyldige

117分

PG12

T・ジョイPRINCE品川5 19:10〜観客40人程/210席










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