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コロナショック!あと7日。ワニが死ぬのが先か?株式市場の息の根が止まるのが先か?ブラックマンデーとの比較

2020年03月13日 22時06分17秒 | 社会問題
まだ平和なあの頃は、ワニも、株式市場も、
100日後にこんな事になるなんて、夢にも思ってなかったよなー 

つまり「100日後に死ぬワニ」って漫画は、
世の中、明日はどうなるかわからない?って事を示しているのかな~?

ただ、「私は30年間株式市場を見守って来た」てな、
しったような事を言う輩は
「ブラックマンデーの時を彷彿させる」
なんて抜かしているが、でんでん違いますから。
わたしゃ、当時新人証券マンとして、その場に立ち会っていましたが、
サーキットブレーカーがまだ無かったニューヨークと違って、
東証は古来よりのストップ安制度があったので、
それが裏目に出て値が付かない、ただただ「売り気配」
株価ボードは「ケ」マークが並ぶばかりでしたな。
採用銘柄の殆どが値が付いていないので、
本来は日経平均株価は算出出来ないんだけど、
なんか場中も気配値で暫定で無理くり出してたな。

「225種全てがストップ安になった場合の日経平均株価」
を場電から流れて来たけど、結局はそこまでは下がっていない。
225に限らず、殆どの株がストップ安になる事は必至、
それは比例配分になる事を意味しているので、
若し1000株売りたければ、その数倍3000株、4000株の売り注文を出しておかないと売れないので、
実際の売りの数倍の売り注文が出て、それが余計に売り気配に拍車をかけていた。

だから、本日のように大きな下げ局面、
普通なら大引けにかけて手仕舞い、買戻しが入って行く分値を戻すもんなんだけど、
(まだ火曜日だったし)
とりあえず売りが確定していないので、どんどん売り注文を出して、
結局一本調子に下げて(実際は売り気配値を下げ続けて)
日経平均株価は3,836円48銭安(14.90%) ととんでもない下げ幅になったんですな。
翌日反対に2037.32円高(9.30%) とこれまた記録的に上昇したのは、
ニューヨークが戻しただけではなく、
売りを出し過ぎて(信用取引で)持ち株より売ってもうた、借株せなあかん、
って人が寄りから買い戻したってのもあったんですな。

それに比べて本日の下げ、
寄りから殆どの銘柄は値がついていたし、
一番下げた瞬間でも下げ率は10%ちょうどくらい。

ニューヨークダウもサーキットブレーカーLevel 1 だけで、
まだLevel 2出てないし。
サーキットブレーカーはS&P 500 を元にするのでダウとは完全には連動しないけど、
Level 3 は20%ダウンでその日の取引停止なので、
ブラックマンデーのダウ30種平均の508ドル(22.6%)安の記録はもう永遠に破られないのかも知れない。

ただ、株の暴落が恐慌に繋がるのは、こんな男性的な一気の下げではなく
ブラックサースデーからの世界大恐慌のダラダラ永遠に続く下げ。
実は今回のように金融システムの不安ではなく、ファンダメンタルズの不安は、
この21世紀の世界大恐慌の引き金になるかも知れないんだけれど。






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