good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「ガラパゴス」上下巻を読んだ

2024-01-24 17:59:00 | 漫画・書籍





Amazonオーディブルで相場英雄「ガラパゴス」上下巻を聴いた。

面白かったけど…警察小説でもミステリでもなかった…。
警察官が捜査をする形式を取りつつ、派遣労働者の過酷さを訴える小説でした。
派遣というものを廃止するのが日本の労働環境改善のために必要だと思う。
無理なのか〜。

殺人事件の被害者が善人すぎてつらい。

ファンドマネージャー(証券アナリストだっけ?)がすごい解説キャラで、便利に
使いすぎダロ〜。
無くなったはずのネット上の証拠もそのつながりで容易に手に入って、ファンド
マネージャーがいれば何でも揃うのか!(笑)

問題の数字が車台番号なのは初めからあからさまだったのに、主人公が一向にそれに
思い当たらないという展開がなんだかねぇ。
もちろん、現実的には分からないのは普通だけど、作中では初めのうちに不自然に
車台番号の話が出てくるから、読者はすぐに分かる。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「幻夏」を読んだ | トップ | 「震える牛」を読んだ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。