豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

チャイルドファースト函館研修会…函館市~北斗市・本社

2024-06-01 17:36:00 | Weblog
チャイルドファースト函館研修会…函館市~北斗市・本社
「次世代を担う子供たちを健やかに」
このような信念を伺える主催者の意図を感じる講演会に参加してきました。
函館中央病院小児科の石倉亜矢子先生が主宰するチャイルドファースト函館研修会です。

今日は、弁護士の先生を招いて「こどもの法的な権利」についての講話を聴けました。
法的な建付けを知っておくことで大人は、子供に対する接し方が優しくなると思います。
弁護士の先生も子供への関わり方は、法律の枠を超越しなければいけない事が多くあると。

法律は六法全書に則ってしまうため、どうしても四角四面になりがちとなります。
これは子供への接し方だけなく、弱者に対しての接し方にも通用するようです。
子供や弱者などに対しては、とにかくその方々の立場に寄り添う事が重要だと思います。

今日は函館中央病院講堂の会場と、オンラインで各地の方々などと一緒に勉強しました。
石倉先生は、定期的にこのチャイルドファースト勉強会を開催しています。
総てがボランティア活動であり、多忙のお医者さんの方々も参加しておられました。

今日は、一般社団法人 チャイルドチア道南「子ども第三の居場所・いーとの家」(函館市梁川町6‐11‐304)の代表理事 平沢 修、本谷文子さんをお誘いして参加しました。
石倉先生は、毎回そのテーマを変え、講師の先生も異なるようにしています。

小児科の医師と云う立場でありながら、極めて高い実践力に感心します。
画像は、講師の先生のスライドの一部ですが、難しい法令を分かり易くい説いています。
次回の研修会にも是非、時間を遣り繰りして参加したいと思いました。

私達の家づくりの際にも子ども部屋と居間、寝室などとの導線などにも役立ちます。
本件研修会は、インターネットで全国どこからでも参加できます。
「チャイルドファースト函館研修会」で検索してみて下さい。

「#健康寿命を延ばす家」「#ファース工法」
「#福地建装」「#SDGs」

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自宅が職場にも…北斗市・本社

2024-05-31 17:39:39 | Weblog
自宅が職場にも…北斗市・本社
私達は、コロナ過で自宅でも多くの仕事をこなせる事に気付いたようです。
満員電車で時間まで会社に行き、また夜に帰ることを仕事だと思っていました。
勿論、職種にもよって職場に行かなければ出来ないこともあるのは事実です。

あおくまでもデスクワークに限って云えば、自宅でも充分な仕事が出来るでしょう。
そうなると住まいは、家族と一緒に寛ぐだけでなく、あらかじめワークスペースとしての機能と装備を備えておくことが必要となります。

実際に会社に属しながらも複数の仕事を持ち、子育てをしつつ自宅で収益を上げるなど、住まいをワークスペースとして使用している例も少なくありません。
会社によっては、職場のデスクを取り除き、個人の都合の良い場所で仕事をこなせるようにした例もあります。

自宅のオフィス化、逆のオフィスの住宅化という場合もあります。
インプットすると、自動的に目的地に行ける自動車が走り回る時代と近くなりました。
だからこそ家づくりは、住む人の情緒性をいっそう豊かにする必要性が求められます。

さて今日は5月31日です。
6月ですが、北海道民は冬モードから夏モードに切り替えるタイミングでもあります。
夏モードの場合は、自宅を職場なみの温熱環境に整えておくことも必要ですね。

画像は5月カレンダーですが、相撲の幕内力士の写真です。
明日6月の相撲カレンダーには、どんな写真が掲載されているかが気になります。
この大相撲も、国技館に行かなくとも自宅のテレビで観戦できます。

「#健康寿命を延ばす家」「#ファース工法」
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季節を告げる花々の香り…北斗市・本社

2024-05-30 17:11:05 | Weblog
季節を告げる花々の香り…北斗市・本社
季節は進み、5月も今日と明日となりました。
とはいっても北海道の5月は、周辺の山々の雪がようやく溶けて無くなったばかりです。
つまり冬の名残がなくなったと思う時季でもあります。

周辺の草達も色付き、野草は既に種々を撒き散らしたものものあります。
この時季に綺麗な花を咲くのが、画像は大手毬花(本当の名称は異なるようです)であり、我家の庭に植樹したものです。

3年前の自宅新築に伴い、大手毬花の樹木を異なる場所(現在地)に植え替えしました。
プロの植木屋さんに頼んで植え替えたのですが、植え替えの翌年と昨年は咲きません。
今年は、本来の真ん丸に形が整ってきました。
この大手毬花は、ほのかな薫りを放ちながら更に真っ白さを増すと思われます。

私達は、住宅システムの研究開発をしていますが、季節ごとの状況が気になります。
特にこの大手毬花の咲く頃からは、エアコン稼働がもっとも苦手な時季なのです。
冷房でもない、暖房でもない、除湿モードでもない、半端な温湿度の時季となりました。

そのエアコン稼働の都合などには関係なく、季節の花々が見事な姿を見せてくれます。
この大手毬花も、日ごとに白さや丸さを進化させ、散り出すと一気に土に還ります。
私達の家づくりは、どんな季節でも住む人に快適で省エネ空間がテーマなのです。

「#健康寿命を延ばす家」「#ファース工法」
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物事は視点で異なるもの…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市

2024-05-29 17:13:00 | Weblog
物事は視点で異なるもの…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市
私達は、表紙だけ見て内容を判断してしまう場合があります。
それだけ最初に目にする表紙は、重要だと云う事なのでしょう。
ところが、その表紙だけを見て中身を推測するのは極めてリスクが大きくなります。

私達のウレタン樹脂スプレー発泡断熱材は、当初ウレタンと云うだけで、大バッシングを受ける対象となりました。
ウレタンは、可燃物でありそれを住宅の断熱材と用いる事に危うさを感じたのでしょう。

当時は、断熱素材で高名な大学教師までもが、「ファース工法」など極めて危険だと声高に触れ回っておりました。
ウレタン樹脂断熱材は、成分配合で相当に燃え難くなるものです。
平成元年にファース工法が出来上がり、公的機関から工法認定を交付されるまで5年間の歳月を経ました。
それは、ウレタン素材の可燃性を問われた事も影響していました。

一般的なグラスウール断熱材は、炎を受けると燃えますが炭化し易くしてあります。
ウレタン断熱材を、そのグラスウール断熱材と同等まで難燃性を高めなければなりません。
ウレタンは、イソシアネートとポリオールを混合発泡させますが、そのイソシアネートの成分を高くすると難燃性を上げることが出来ます。

平成5年にウレタン断熱材のファース工法は、公的認定を交付されてからは堰を切ったように次々とウレタン断熱の家が建築されています。
グラスウール断熱材で断熱基準などを構築してきた研究者は、ウレタン断熱材の可燃性を指摘して、住宅の断熱気密材に不向きとの概念先行したのです。

昨年2023年度ハウス・オ・ブ・ザ・イヤー・エナジーでは、樹脂断熱材の「ファースの家」が北海道から九州沖縄までの全地域で優秀賞、特別優秀賞、最高位の大賞を授賞しました。
物事は、その中身をしっかりと吟味なければ、社会的損失となる事もあります。

画像は今日、機内から撮った函館山ですが、普段は写真の反対側から見ています。
その裏側から見た函館山の姿もまた、意義深く感じるものです。

「#健康寿命を延ばす家」「#ファース工法」
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ベントキャップのメーカー大佐…北斗市・本社~函館空港~羽田空港~東京都内

2024-05-28 19:13:21 | Weblog
今日は、間もなく創業300年(291年)、社歴の備わった金属加工会社を訪問しました。
東京都のベントキャップのメーカー、株式会社大佐さんです。
創業が享保18年(1733年)と云いますから江戸時代の中期となります。

大佐さんのベントキャップは、多方面開放型であり、換気扇稼働率を最大限に引き出す事を目的に研究開発され、製造販売供給を行っています。
今日は、多機能型の換気口を提案するために訪問しました。

画像は、私を中にして向かって左側が商品開発部長の松野慎也さん、右側がファース本部担当で開発エンジニア課長の阿部尊治さんです。
今日は、本社の東京都荒川区東日暮里を訪問しました。

大佐さんの組み立て工場と流通センターは、新潟県三条市にあり、ベントキャップや換気部材、建築金物、精密機械など製造している会社です。
何処の家にも付いている「ベントキャップ」を気にする人は少ないと思います。

たかがベントキャップ、されどベントキャップであり、何処の家にも装着されている鼻型フードは、モノによって解放面積が40%台のものもあります。
これを限りなく100%に近づけ、かつ台風などの暴風雨や猛吹雪にも対応しなければなりません。

300年近くも生き抜いてきた企業の特徴は、常に時代背景に対応した研究開発を持続してきた事にあるのでしょう。
松野さん、阿部さん、両者には、ファース本部に似た開発魂を感じました。

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ご飯が食卓にのるまで…北斗市・本社

2024-05-27 17:27:41 | Weblog
ご飯が食卓にのるまで…北斗市・本社
私達が頂く一杯のご飯には、農家の方が種籾を撒き、苗を育て田に植え、刈り取って脱穀、精米してご飯となります。
温床で発芽のためのビニールで囲い、そのビニールをつくる人がいます。

畑や田んぼを耕すトラクターをつくる人、トラクターの燃料、肥料をつくる人がいます。
刈り取りする機械、脱穀機、精米機をつくる人がいます。
出来た「白米」を梱包する人、店頭まで運ぶ人、販売する人、運ぶにはトラックが必要です。
トラックは道路を通り、道路をつくる人、管理する人がいます。

米を水でといで炊飯器。水道管に水を送る人、炊飯器をつくる人、炊飯器は電気が必要で電気をつくる人・・・ようやくご飯が炊けました。
更には、茶碗をつくる人、箸をつくる人などもいます。

この一杯のご飯には、顔の見えないとてつもない大勢の人々が関わっています。
私達の家づくりは、もっと膨大な人々の技術、技能、知恵、工夫、努力の結集です。
工務店経営者は、更に多くの人々に支えられていると思われます。

食事に前に「いただきます」と合掌するのは、この方々に対する感謝の意を表しています。
人様に感謝をする事は、自分を支えてくれている全ての人々に対する敬意の証しです。
感謝の念は、社会の荒波を乗り越えるための最大の後押しとなると思います。

写真は、函館山を背景にした北斗市の水田での田植えの様子です。
北海道新聞デジタル版の画像ですが、この画像づくりにも多くの方々関わっているのでしょう。

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快適度数(PMV値)とは…北斗市・本社

2024-05-25 16:38:17 | Weblog
快適度数(PMV値)とは…北斗市・本社
住まいの温熱環境を調査研究する際は、「PMV」という指数を注視します。
PMV指数(温熱環境評価指数)とは、温度、湿度、気流、放射温度(輻射)の4要素と、人的要因の着衣量と代謝量の6つの複合効果に関しての方法及び考え方です。

1994年には、ISO規格(ISO7730)にもなっております。
数式にこの6つの要素を代入すると、人間がその時に暖かいと感じるか、寒いと感じるか等を7段階評価の尺度による数値で表す考え方です。

特に私達の「ファースの家」の場合は、温度、湿度、上下左右の温度差が少ない輻射熱量、そして空気の流れ(毎秒15㎝程度)等が、この考え方自体にとてもフィットしております。
不快や快適さを感じるのは、個人的な主観でしかありません。
その人によっては、どこでそれを一様に表す事はとても難しいのでしょう。
人にとっては、家の中でじっとしていることそのこと事態が苦手な方も多く存在します。

以前の新型コロナウイルス騒動では、外出を避けるような状況下もありました。
そのような環境下でも自粛ストレスを少しでも軽減できる住まい空間の在り方を今一度、思考するべきであろうと思われます。

私達の「ファースの家」は、温湿度、輻射熱量、空気汚染物質の浄化等、空気クオリティの向上を最大限に確立した住まいとして公的機関からも認知されています。
今日㈯と、明日㈰の2日間は、北斗市追分7‐9でお施主様の大切な新築住宅を拝借して「ファースの家」オープンハウスを開催しています。

画像は、今日5月25日土曜日の午後に撮ったものです。
右端は札幌事務所から駆けつけてくれた専務の扇寿志君、副社長の福地小枝子です。
五月晴れの気温16度ですが「ファースの家」は、全館が23度に保たれていました。

特に乾燥時季なのですが、湿度を一定に保っている住宅は「ファースの家」の特徴です。
明日の日曜日も開催していますのでPMV値の高い家を是非、体感してみてください。

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毎日変化する様々な状況…北斗市・本社

2024-05-24 16:05:21 | Weblog
毎日変化する様々な状況…北斗市・本社
グラスウール断熱材で住宅の断熱を行う事は、我国の断熱基準の基本となっていました。
当然ながらそこには、研究者や開発者の尽力があったのでしょう。
私がグラスウールを使わない「ファース工法」を構築した時は、大バッシングを受けました。

無かったものを生み出すには、そこには既存工法を生み出し、採用している方々が好感を抱くはずはありません。しかしながら世の中の移り変わりも加味すべきです。
自分が確信を持って行っていた家づくりも、時代とともに陳腐化する事もあります。

特に私達の家づくりの技術は、日進月歩で進化しつつあります。
中には、進歩でなく後歩している場合もあると思われます。
最新のものが、最高のものとは決して言えないのです。

家づくりで木材の収縮の狂いで木材を絡め、剛性をはかる匠の技などは究極の技能です。
茅葺屋根の家(画像)は、屋根に雨水を蓄え、夏はその水の蒸発で家屋内の熱を放出し、冬はその湿気を家屋内に放出して、住む人の身体から熱を奪わないようします。
茅葺屋根の家は、気密、断熱でない手法で快適性を与えていたのです。

多くの論文を評価された名高い学者の先生には、教わるところが多くあります。
こうした学識経験に富んだ先生方の指導によって行います。
しかし偉い先生方も、お金を貰って家づくりを実践することは殆どありません。

施主は大金を支払いその家に住むのですが、住んでみると肌で感じる不具合が必ず出ます。
そこには、造り手側の苦悩、住み手側の苦悩が浮き上がって来ます。
学者の先生の研究結果と実際に出来た家での事象を突き合わす事は、それ以後に建築する家づくりのためには必須となるのでしょう。
さて今日はこれから、函館市内のホテル開催の家庭裁判所少年友の会の総会に参加してきます。

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樹脂断熱材の独立気泡率とは…北斗市・本社

2024-05-23 17:19:05 | Weblog
樹脂断熱材の独立気泡率とは…北斗市・本社
可燃性の高いウレタン断熱材を木造住宅に採用する事は、とても高いリスクを伴います。
ウレタンは、イソシアネートとポリオールの成分配合で出来ています。
ウレタン塗料なども同類ですが、それに発泡剤で膨らませて断熱材にしています。

この発泡剤も倍率をどのようにも変えられます。
僅かな原液の倍率を大きくすると、安価な費用で施工することが可能となります。
見た目は変わらないので、相当に安価な樹脂断熱材は発泡倍率が高いと思うべきです。

発泡倍率は、「独立気泡率」と云う専門用語で調整しています。
私が平成元年、樹脂スプレー発泡断熱材の施工法を構築してから公的な認定を受けたのは、5年後の平成5年年度明けの4月でした。

それまでは住宅断熱は、グラスウールで行うものだと云う概念がありました。
既成概念を破るには、先ず可燃性で危険だとする大きな課題を解決する必要があります。
難燃性は、イソシアネートとポリオールとの配合を変えることで多少は加減できます。

しかしこの配合バランスは、断熱性と、密着強度、木材呼吸等を加味すると、とても微妙な加減で調整しなければなりません。
独立気泡率とは、ウレタンのスポンジが0%で通気や湿気を通します。

ファース工法用のエアクララ(画像)は、独立気泡率を96%にしました。
この4%は、木材の呼吸を促すために必要な割合です。
木造住宅の場合は、木材を蒸れさす事のないような工夫が必要でそれが独立気泡率です。

エアクララは、96%気泡率で何枚も重なったスキン層で水をかけても浸透しません。
それでも木材の呼吸を促し、転がしても壊れないくらい強度を持たす事も出来ました。
したがって極めて高い気密性能を有する事にもなるのです。

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大工の手刻み家づくり…北斗市・本社

2024-05-22 17:20:00 | Weblog
大工の手刻み家づくり…北斗市・本社
福地建装ファース本部の本社屋の裏側には、木工場と農機具修理場があります。
もともと、この社屋は農機具修理工場として建築しました。
いまでも壊れたトラクター用具の溶接なども行う設備があり、対応しています。

福地建装ファース本部のハウジング事業部(フクチホーム)は、地元での小規模工務店でもあり、3名の社員大工がいます。
今日は、施工現場で組み立て施工を行っています。

画像は、その大工さんが手刻みでつくっている建築物です。
倉庫と車庫になるのだと云います。
大きな建造物は、プレカット工場に委ねで現場施工だけになります。

増改築や小さな建造物は、大工さんが手刻みで造り上げています。
昔は、この大工さんの手刻み作業に魅了して、子供達のなりたい仕事のパイロットや宇宙飛行士などとともに、トップクラスなった事もあります。

今では、大工さんが手刻みで家づくりを行う光景を殆ど見る事が出来なくなりました。
カマ継ぎ、追っ掛け継ぎ手などと、大工さんの腕を振るう機会が少なくなったからでしょう。
それでも手刻みは、日本の家屋の伝統的な技能、匠の技でもあります。

この技術は、次の世代へと継続させて行くもの大切な使命でもあると思われます。
木工場からは、大工さんの槌音などは聴こえません。
この刻まれた木材は、施工現場で建物になっているのでしょう。

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リニューアルは新築を超えられる…北斗市・本社

2024-05-21 17:06:32 | Weblog
リニューアルは新築を超えられる…北斗市・本社
イギリスには、政府の医療費負担を削減するため家屋内の気温を18度以下になる賃貸住宅を建築出来ない厳しい基準を設けています。
省エネルギーを想定したのでなく、65歳以上になると疾患率が高くなるのを防ぐためです。

日本でも冬に氷点下の続く北海道より、本州の方が高齢者疾患率は高くなっています。
我国の平均寿命は世界トップクラスですが、健康寿命は芳しくありません。
2025年から一定以上の断熱性能は、法的義務化になる事が決まってます。

まさに高齢者社会で疾患率が高くなり国家医療費負担は、年々増大しています。
とりもなおさず住宅の断熱基準は、先進国で最低レベルであることに気付いたからです。
しかし多くの住宅は、寒いままで現存する実状があります。

暖かい部屋から寒い廊下などに出てたりすると血圧が乱高下します。
心拍数も急激に変化してそれが、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などを招くリスクとなります。
高齢者は、血管が硬くなっているため、危険度を更に大きくしていると云われます。

慶応義塾大学の伊香賀教授の研究では、時間を掛けて多くのエビデンスを纏めています。
先生は、「家庭内事故は冬に増加する傾向が見られ、原因は家の寒さです」と断言します。
その既存住宅の断熱リニューアルを行うことで、健康寿命を延ばす事もできます。

住宅リニューアルは、新築を越えられる場合があります。
その家には、住んだ人の思い出や歴史、文化など多くが存在しています。
この目には見えない財産を保全し、家の付加価値を更に大きくする事が可能です。

窓も含む外皮を一旦取り外して、躯体の外側に外断熱材を施し、内断熱とダブル断熱、窓はトリプルガラスなどに取り換えることです。
リニューアルが新築を超え資産価値を向上させるには、そのための知見と技術も必須です。
画像は北見市の児玉建設の作品でリニューアルし易い「ファースの家」の内観です。

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教育大学の学生とデスカッションを…函館市~北斗市・本社

2024-05-20 17:34:23 | Weblog
教育大学の学生とデスカッションを…函館市~北斗市・本社
「社会現場での学びの意義」
今日は、このテーマで北海道教育大学 教育学部 函館校の国際地域学科 地域協働専攻 地域政策グループの中村直樹先生の研究室で、講話とデスカッションを行いました。

大学2年生の学生さん対象で、大学生の思考を垣間見れるとても良いデスカッションでした。
最初に20分くらいの講話を行い、それに基づき意見交換を。
教育大学は、教員を目指す人や人間工学などを学ぶ大学です。

社会現場とは、学生生活を終了すると必ず通らなければならない道となります。
教育大学の学生は、殆どが高名な先生方の講義を受けることも多いのでしょう。
中卒の私を講師に呼んでくれたのは、指導する中村直樹先生との長い付き合いがあったからだと思われます。

現場で学ぶとは、五感で感じた感性を具現化する事に他なりません。
学問で学び、現場で学びを融合させることで、リアル性の高い発想が生まれると思われます。
今日は、私の話した「好奇心」を失わない限り成長し続けると云う言葉に大きな反応がありました。

デスカッションでは、この好奇心についての意見交換が殆どをしめたのです。
幼児の時期は、誰もが好奇心のかたまりであり急成長します。
それが、見るもの聴くものの殆どが「当たり前」になった時点で成長は止まります。

中村先生のねらいは、現場主義を貫く私をかなり前から知っており、学生さん達に好奇心を持つ動機づけにあったものと思われます。
デスカッションも多いに盛り上がり、タイムリミットいっぱいまで行いました。
最後に参加した学生さん達、そして中村先生(私の隣)と一緒に記念写真を撮りました。
北海道教育大学の学生さんとのデスカッションは、私自身も将来を担う方々の思考を知り得る良い機会を戴きました。


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3年前のジャズ喫茶バップ…北斗市・本社

2024-05-19 16:07:45 | Weblog
3年前のジャズ喫茶バップ…北斗市・本社
画像は、3年前の今日2021年5月19日に撮ったジャズ喫茶バップ撮ったものです。
私は、週一くらいの頻度で通っていた店です。
写真手前のマスターの松浦善治さんは、まさにジャズ喫茶の創世期を拵えた方です。

私の長男は、元々システムエンジニアだったのですが、松浦さんの影響を受け東京四谷でジャズ喫茶(のちに総合芸術喫茶)を開店しています。
現在は皇居の近くの靖国通り沿いに書店喫茶と、長野県茅野市に喫茶店を経営しています。

松浦善治さんをとても尊敬していました。
写真後ろの康子夫人と二人で函館市の中心地でジャズ喫茶バップの経営していました。
その松浦さんは、今年になってから急逝してしまいました。

松浦善治さんは、とても車好きで函館地域から選出された元衆議院議員の車が外車の名車であり、その運転手になりたくて山形県東根市から函館市に移り住んだそうです。
その議員が落選して行き場がなくなり、ジャズ喫茶を始めたと云う事です。

松浦さんと康子夫人は、とても穏やかなお人柄に多くのファンいました。
私も、そのうちのひとりです。
現在は、康子夫人が一人で懸命に善治さんの遺した店を守っています。

住所は北海道函館市新川町9‐14の函館中央郵便局のグリーンベルト沿いで、函館山を背にした右側にあります。
マスターは亡くなりましたが、康子夫人が松浦さんの遺した店の雰囲気をそのまま遺しています。
お立ち寄り頂ければ幸いです。

「#健康寿命を延ばす家」「#ファース工法」
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今朝の北海道新聞記事…北斗市・本社

2024-05-18 16:04:31 | Weblog
今朝の北海道新聞記事…北斗市・本社
今朝の北海道新聞の朝刊には、ハウス・オ・ブ・ザ・イヤー・エナジー2023で福地建装ファース本部が開発した「ファースの家」記事が大きく掲載されておりました。
ハウス・オ・ブ・ザ・イヤー・エナジーは、優秀な住宅の奨励を目的の表彰制度です。
元々は、ハウス・オ・ブ・ザ・イヤー・エレクトリックと云う名称で、優れたオール電化住宅を促進するために設けられました。

それが3・11の福島第一原発事故以後には、エネルギー熱源を電化に拘らず、省エネで快適な住宅システムを表彰する制度に変わりました。
名称も「エレクトリック」から「エナジー」と変わりました。

当初は、東京電力が全面的な主導でこの表彰制度を立ち上げました。
「ファース工法」ファースの家は、オール電化専用工法として構築された経緯があります。
東京電力からは、技術面で様々な情報を貰い、全国展開に弾みを付けることになりました。

今回、北海道民の8割が読んでいると云われる北海道新聞(毎日100万部発行)の地方欄(渡島桧山管内)に掲載されました。
新聞に載る理由は、北海道も寒い方から二分割され、全国沖縄を含む8区分の総ての地域で授賞、うち山陰に建築したファースの家は最高峰の「大賞」を受賞したからです。

この表彰制度は、単作品だけの断熱性能が特化しているだけでは受賞できません。
その工務店が継続的に、省エネ住宅の建築を行っているか否かも審査対象になります。
そもそもノミネート基準があり、相当な断熱係数がなければ受け付けて貰えません。

ファース工法は、断熱性能を担保(本部と加盟工務店で保障)する仕組みも構築しています。
私が日本で最初に樹脂スプレー発泡断熱工法の公的認定を受けた際は、住宅業界から大バッシングを受けました。
今や様々な樹脂メーカーが施工、年間6万棟もの樹脂発泡断熱材の家が建築されています。
安価なモノには、断熱性能の経年劣化が大きなモノもあり、注意が必要です。

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つぶやきからのモノづくり…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市本社

2024-05-17 17:05:20 | Weblog
つぶやきからのモノづくり…東京都内~羽田空港~函館空港~北斗市本社
建築基準法で換気量に関する法律が制定されています。
家屋内の容積(気積)の時間当たり0.5回以上を入れ替えるとしています。
0.5回以上と云うのものかなり乱暴な表記です。

換気とは、外気と同じにしなさいと云う事です。
一方で高気密高断熱は、来年度から基準から義務化になります。
確かに断熱力を法令に記載していますが、気密に関する表記はありません。

私達家づくりを行うものにとっては、断熱力(熱貫流率の低い断熱材を厚くする)を拡充させるのは当然です。
しかし、断熱力には気密性も加味されていなければ、隙間から熱が次々と漏れて外気と置換してしまいます。

また湿度も潜熱と云う熱なのです。
例えば気温20度、湿度50%の時、この50%の持つ熱(顕熱・寒暖計で見る温度)は、18.5度ですから双方を足した全熱は、20度+18.5度=38.5度と云う事になります。

日本列島は、これから乾燥時季となり、その後が一気に梅雨時となります。
気密性能のない家は、この乾燥空気や高温多湿の影響をまともに受けてしまいます。
前橋工科大学、三田村先生の「湿気を換気で制御できないか」と云う呟きが動機となり、給気口にシリカゲルを活用した装置を考案しました。

モノづくりの動機やきっかけは、ふとした思い付きや、何気ない呟きに奥深いヒントが隠されているものです。
この動機やヒントがなければ、新しいモノづくりは敵いません。
装置完成するまでの試行錯誤もあり、またモノづくりの醍醐味なのです。

動機やヒントを得るには、目で見て、肌で感じる情報でしか具現化しません。
画像は、情報量の集約地大都会東京の羽田空港でANA機内から撮りました。
北斗市本社には、実験装置や試験ハウスを揃えて耐えることなく研究開発をしています。

「#健康寿命を延ばす家」「#ファース工法」
「#福地建装」「#SDGs」

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