古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

午後おそい客   日本エッセイスト・クラブ編

2024-01-07 14:03:52 | 本の紹介
文藝春秋  1984年

1983年から行われていたベストエッセイ

を募集して、そこから、上位53篇をのせている。

どれもおもしろかった。一編だけ読み通せなかった

エッセイがあって、テレビ関係の人のだったが、

政治の内幕を刻々と描いたもので興味のない僕は

だめだった。ひとつ発見は、天津甘栗は天津には

ない、というもの。これは驚きだった。

ぼくのベストは水木しげるさんの失くそうにも

失くせないといういわくつきの安い300円の帽子の

話しだった。

84年ということでまだ戦争の話しとかもあって、

ぼくは戦争の話しはわりかし好きなので、その雰囲気

を味わえてよかった。

さすが、ベスト・エッセイ、たがわず読ませてくれた。



















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