日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

今日から夏

2024年06月01日 | 自然 季節

 気象庁的には6月から3カ月間が夏、続いて3カ月ごとに秋・冬・春と移り変わる。これからは貿易風が強まるラニーニャ現象で梅雨の大雨と暑い夏が予測されている。税金による補助が終わり今月からの電気代アップがエアコン稼動を鈍らせ熱中症の多発に繋ながらないよう気をつけたい。

 この季節の花のひとつ、吉香公園の菖蒲が見ごろになっている。今年は少し背丈が低く、花の横顔を撮る人は苦心しながら花を追っておられた。咲き終わった花を取り除く作業も進んでおり、早めの鑑賞をお勧めします。

 錦帯橋上流では今夜から9月上旬まで錦川鵜飼が始まる。一時中断はあったが、寛永年間から伝わるという歴史が昭和1952(27)年に復興、今に続いている。篝火・手縄(たなわ)を使った鮎を獲る昔ながらの漁法で繰り広げられる。鵜匠は頭に風折烏帽子(かざおれえぼし)、衣装は胸当てと腰に腰蓑(こしみの)、足に足中(あしなか)を履いている。川面の風は暑さを忘れさせます。

 錦川水の祭典の一大行事で錦帯橋夏の風物詩でもあった8月第1土曜日の錦帯橋花火大会は警備上の問題とかで一昨年から中止になった。地元はもとより、これを楽しみに子や孫の帰省を待っていた人、市の人口に近い多くの観衆を寂しがらせた。コロナ禍で中止になった各地の花火大会は復活しているがどうだろうか。
  
 (今日の575) あの花火どこに消えたか子に聞かれ
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起きなくて良かった

2024年05月31日 | 地域

 自転車と乗用車の事故になるところだった。私が立って見ている小さな四つ角の向かいから乗用車、左側から自転車がくる。その距離間隔から何となく危ないな、そんな思いがした。それでも乗用車の前方には一旦停止線があり、自転車も見通しの悪い四つ角だから減速するだろうと思った。

 自動車は徐行をしたが一旦停止はしなかった。自転車は速度を落とさず左にハンドルをきった。「やった」と思ったが、自転車の若い男性は急停止し左足をついて止まったが倒れはしなかった。乗用車は徐行の途中でこちらも急停止した。自転車は若い人だから止まれたのだろうが、子どもや年配者ならあの急停止は出来ないだろう、そう思ううち、双方は何もなかったように行きかった。

 目の前のことに心配しただけ何か損をしたようだが、見通しの悪いところでは減速、一旦停止線では絶対に止まる、その必要性を改めて認識させてくれた一瞬の出来事だと思いなおした。そう思ったのも免許更新を知らせる通知が届いたばかりだからかもしれない。

 自転車の若い男性はヘルメットを着用していなかった。義務ではあるがこのヒヤリで着用に変わってくれればいいのだが。子どもはヘルメットを着用しているが成人のそれはめったに見かけない。着用してもあご紐を締めない人が多い。締めてこそヘルメットの威力が発揮される。慣れれば苦しくはない、経験から言います。

 (今日の575) スピードを抑えて曲がる裏通り
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教科書

2024年05月30日 | エッセイサロン
2024年5月30日 中国新聞「こだま」掲載
                 (私作の復刻版より)
 おはなをかざる/みんな いいこ。/きれいな ことば/みんな いいこ。/なかよしこよし/みんないいこ。
 平仮名書きの、この詩は、私が小学校に入学した昭和22(1947)年度の国語教科書に載っていた。子どもたちが遊ぶ様子を描いた挿絵とともに今もはっきりと覚えている。
 この詩を載せたページが岩国市の岩国学校教育資料館に展示されているのを先日、見つけた。黄土色に変わり何力所もテープで補修されていた。77年の歳月を感じさせる姿だった。
 戦前に使われた国定教科書の最後になる第6期(昭和22、23年度)と紹介されていた。平和と民主主義の教育が読み取れるとも記していた。
 22年といえば現在の6・3・3・4の学制が始まった年である。それまでの教科書では片仮名をまず習っていたが、この年から平仮名が先になったという。
 ということは、私は戦後の大きな変革の年に1年生になったわけだ。 50人余りの級友と、どんなふうに授業を受けていたのかは忘れてしまった。教室にあった2人がけの机、教卓そばのオルガンは記憶にある。夢と希望に燃えて勉学に励んだことが懐かしく思い出される。

 (今日の575) 平仮名に平和民主の姿着せ
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カープ首位に浮上

2024年05月29日 | 地域

 写真は今朝の地元紙の見出し。最近のプロ野球情報はアメリカのそれが主役のように思わせる。特にTVはその傾向が凄い。アメリカ野球の方が視聴率が稼げるのかもしれない、まあ日本人選手の活躍が全米をにぎわせているという報道がそうさせているのだろう。嬉しいことではある。

 日本のプロ野球、昨日からセ・パ交流戦が開幕した。1試合雨天中止だったがセが3勝、パが2勝の戦績だった。広島カープはオリックスと対戦、初回の2点を守り切り初戦を飾る。カープとしては4連勝を飾りセ・リーグ首位に浮上した。鯉の季節が思わしくなかったがこのところの好調が続けばペナントへの道が開ける。

 バスケットボールの人気は高まる一方。そんなバスケのBリーグのシーズン王者を決めるプレーオフで、広島ドラゴンフライズ昨季王者の琉球に1度もリードを許さず勝利し悲願の初優勝を果たした。紙面では「下剋上を果たした」とある。この試合、地元紙では号外を発行した。

 広島ドラゴンフライズ優勝の瞬間、マツダスタジアム電光掲示板に、「年間チャンピオンおめでとう」とスコアとともに表示されたという。カープも首位に浮かび出た、今度はカープが年間チャンピオンを目指して2勝1負のペースでやって欲しい。サンフレッチェ広島も上位で戦っている。広島県人ではないお隣に住む者としてもこれからの盛り上がりを期待する。

 (今日の575) 3チーム勝って地元紙盛り上げる 
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ヒロオビトンボエダシャクの来訪

2024年05月28日 | 生活・ニュース

 雨音を聞きながら予報通りよく降るなあ、そう思いながら朝刊を取りに玄関を出たのは5時過ぎ。6時を回ったところで玄関を出たら、蛾か蝶のどちらかだろうと思う生き物が土間でじっとしている。雨宿りかなと思いながら初めて見かけたそれを眺める。じっとしているが触角が1本ないが、残りが動くので生きている、雨が止むまでゆっくりしなと声掛けし撮る。

 9時すぎ出かける時に、少し移動しているが土間にじっとしたまま。11時過ぎ帰宅した時も出かける時と同じ位置にいる。まだ雨はやんでいない。どうなったかなと12時半ごろ出て見ると姿はなかった。雨も一休みしている。濡れずに居場所に戻れたのか、と思いながらなんという昆虫だろかとグーグルレンズのお世話になる。

 「ヒロオビトンボエダシャク」と表示し、各地各所で撮られた映像が載っている。そのどれもが玄関で私が撮った1枚と羽や体の縞などは同じ、これで間違いない。しかし、初めて見るどこから来たのだろう。いろいろ説明は載っている。昆虫で蛾。昼間に活動し栗などの花にやって来る。分布は全国で成虫は6~7月に見られるとある。格別に珍しい蛾ではないのだろう。

 しかし、昼間に活動するというが雨の夜にやって来ている。栗の花やヒメジョオンの花も好むそうだが、栗の木は近くでは見かけない、ヒメジョオンの花は知らないので有無が分からない。数時間の訪問だったがなにか楽しませてもらった。どこかでどうか生き延びてくれ、雨雲がすこし途切れ始めた。

 (今日の575) 初めての虫に出会ってブログネタ
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雨中でも教える

2024年05月27日 | 生活・ニュース

 作夜半からの雨は朝までに市内で30~40ミリの降雨量、降ったり止んだりを繰り返している。今日と明日は大雨に注意するよう天気予報では繰り返し呼びかけている。明日から予定されていた線状降水帯対象地域呼びかけを府県単位にする発表を前倒しで宮崎・鹿児島の両県に出された。

 台風1号が停滞する梅雨前線を活発化させることを予測しての降水帯情報、300㍉ともいわれる。南九州の降水による被害多発は何度も見てきた。温暖化が異常気象を助長しているがどうしたら防げるのか、地球規模での対応は各国の駆け引きで長引いているが、急がねば手遅れになる。

 ツバメが消える、そんなことを書いたのは数日前だった。今日は小雨の降る中、子ツバメ3羽が体を寄せ合って電線に止まっていた。しばらく見ていると親ツバメが餌を運んできた。飛び去るとすぐに次の1羽がやって来た。3羽は巣立ちしたばかりに見え、羽ばたきしながら止まる姿勢を保つように何度も羽ばたを繰り返す。人の世では見かけられない試練を親ツバメは課している。

 別の電線でも似た光景を見かけた。雨が降るから休むなんて出来ない生物の生き様に感心する。「仕事が楽しみなら、人生は極楽だ。仕事が義務なら、人生は地獄だ」、こんなメモがある。格言ではないが人生のひとつの割り切方かもしれないが、親ツバメの働きは生き方の手本だろう。

 (今日の575) 雨中でも生る手立てを教えおり
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糸のようでしたが

2024年05月26日 | 生活・ニュース

 ホームセンターの苗売り場、「育つかなあ」と思いながら買ったのは表示に「ケイトウ カラフルミックス」とあるケイトウ。茎の太さは太めの木綿糸くらい、小さな黒いポットに束のようにして植えられているから、かろうじて立っているのではなかろうか、極小の花が哀れに思えたので試してみようと連れて帰った。

 暇を与えていた鉢に植え替えるが、カラカラになっているこの土では植えれない。細かく柔らかくして水で湿し、細い棒で穴を作り、そこに糸のような苗を移す。1本にしてみると根はそれなりにしっかり張っている。これならと、気を良くして丁寧に丁寧に植え変えた。およそ30本くらい、植え替え手術後はくたびれたような姿勢をしている。まずは日陰で安静にさせる。

 3週間余り経った。驚くほど元気で茎も太くなり伸びた。花も大きくそれらしくなってきた。それは丁寧に植え変えてもらったお礼です、と花の気持ちを勝手に解釈している。今年はほかの花も調子がいい。そのひとつ、数年前の母の日に届いたユリが昨年の咲を詫びるように順調に咲いていて、妻の顔がほころぶ。

 このケイトウは密集して鉢植えするのが掟のようだが、育て方は買い主の思うままにさせてもらおう。押し合いへし合いしている鉢植えの写真を見るとちょっとかわいそう、陽を浴びて気ままに伸ばしてやろう。表面が乾燥したら水をやっている。

 (今日の575) 植え方に合わせて咲いて楽します
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免許更新に向けて

2024年05月25日 | 生活・ニュース

 ドライブレコーダーが普及し撮られた交通事故や無謀運転などの生々しい状況が画面で紹介される。怖いと思いながら、そこに遭遇したらどう対処しようか、あんな運転は絶対しない、そうした走行車には近づかないなど、日ごろの運転に取り入れることを学んでいる。免許更新手続きの通知が届いた。返納も増えているがまだそれが出来ない事情があり、ゴールドを続けたい。

 そんなことで「よし、安全運転」を改めて思い出かけて出会った不安全運転。ひとつは、表通から横道に入ったが離合には十分な道幅がある。向こうから高級車が道路中央を向かってくる。私は左に寄ったが向こうは気づかないで真ん中を向かってくる。突ると思い警音を発した。それでもすぐには気づかず私が止まってようやく気付いた。スマホ操作をしていたようだ。高級車はそのまま通り過ぎたが高級車が泣くだろう。

 二つめは、県道15号線の欽明路トンネル、約1.1㌔の長さ。出入口付近は明るいが中央付近は暗く、ライト点灯しないと安全に走れない。それでも無灯火車は多く私はいつも気をつけて通っている。今日は色は黒系で無灯火の大型ワゴン数台が車間距離不十分で通過しているのとすれ違った。集団行動に見えたが大迷惑な運転だ。

 「安全運転は運転者の心がけ次第、常にこころに用意していればゆとりある運転ができる」、現役のころ社内の安全運転教室で講師からこんな内容の話しがあった。安全運転を心がける、そのおかげだろうか免許のゴールドが続いている。もう少し頑張ろう。

 (今日の575)  ハンドルが己れの人生左右する
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入金メールが届いた

2024年05月24日 | 生活・ニュース

 世の流れから遅れているとはわかっているが、我が家はカードを利用しての買い物はごくごく限っている。それでもカード会社を騙ると思われるメールは頻繁に入る。どれも名の知れた大手企業や銀行関係のカード会社を名乗る。貴方のカードが不正利用された疑い、ご利用確認の連絡、請求金額の確認、ETCカードの利用停止、重要なお知らせ、アカウントの変更等など、心当たり無い内容ばかり。

 直近ではこんな内容があった。持っていない銀行系カード会社から「お客様の口座へ入金がございました。確認は下記のアドレスから」、入金の案内という連絡は初めてだ。その金額が面白い。最近、何度か確認依頼のある金額と同額。今日で4日連続、明日はどうなる。

 これまで被害にあっていないが加齢は増すばかり。これからも気を抜かす、間違ってもクリックなどしないよう注意していく。最近、数億円にも達する被害金額が報道された投資詐欺、我が家には送金する元が無いので被害は起きないが、ただただ驚いている。県警ホームページでも繰り返し注意が呼びかけられるが後を絶たないようだ。

 誘いのSNSを開いたことが無い、というのはどこを開けばいいのか分からないから出会っていない。出会わなくても困らないが、高齢者の老後を困らせる掲示は阻止できるような対策が求められている。早期の対策を願いしたい。「うまい話しには裏がある」という、気をつけたい。

 (今日の575) 番号にプラス(+)があれば詐欺電話
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聞こえれば楽し

2024年05月23日 | 生活・ニュース

 眼鏡の調整をしてもらうためいつも購入する店に出向いた。来客が多く、順番待ちをしているとき聞こえて来たのは補聴器を購入される人と店員の会話。その眼鏡店では補聴器も販売している。姿は見えないし会話の内容はよく分からないが、店員の声は普通の会話より少し声が大きい、そんな感じがした。

 補聴器は聴力に障害がある人が音を聞こえるようにするため装着する機器くらいは分かるがその内容は全く知らない。たまたま新聞の折り込み広告が少ない日だったからか、補聴器の広告が目に付いた。電池式と充電式、そのどちらにも耳あな型と耳かけ型の2種類があり、片耳と両耳の価格が載っているが、その高値に驚いた。

 私より年配の女性があるとき「補聴器を忘れてきたので聞こえにくい」と話され、装着されていることを知った。その女性宅は補聴器も販売されている店、さぞいい物を使われているかと思い聞くと「高価だから必ずしもいい商品とはいえない、使い心地は値段とは別」という意外な答えだった。

 両親も祖父母も聴力云々は聞いていいない。自分もまだ聞きづらいと思ったことはないが、両親と祖父母の享年を超えており、いつお世話になるか分からないが、その品選びをする時が来たら「値段より使い心地」という話を参考にしようと思う。聞こえるから生活が楽しい、広告の1行が教える。

 (今日の575) 補聴器で楽しい日々が戻りくる
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消えゆくツバメ

2024年05月22日 | 自然 季節

 「ツバメが軒下に出入りしていた」と妻の話し。ここに新築して30年、ツバメが我が家に立ち寄る姿は見ていないので、いいことになるかと期待したが残念だがこの時期になってはもうやっては来ないだろう。それにしても最近はツバメの姿が減った、それも大幅な減少のように感じている。そんなおりある報告書に目が留まった。

 それは「公益社団法人 日本野鳥の会」の「消えゆくツバメを守ろう」という一文。「春になると、南の国から渡ってくるツバメ。しかし近年、ツバメは減少しているといわれています」とあり、里山の自然の中で生きてきて、人と自然の共存を象徴する野鳥で、つばめが姿を消すということは私たちにとって日本の原風景が消えてしまうこと、とある。

 別のレポートではツバメが減った背景がこう説明されている。「餌場である水田や畑の減少、巣作り出来る軒のある日本家屋の減少など、日本人の暮らしの変化が大きく作用している」と指摘している。指摘のどの項目にも思い当たる。環境省や自治体の調査でも繁殖数が少なくなっており、米の作付け面積の減少に合わせツバメが減っている調査もある。

 手のひらサイズのカメラでズーム一杯に延ばして覗いていると1羽のツバメが電線に止まっている。撮ろうとしたら1羽飛んできて近くに止まる。2羽ともにくちばしを忙しく動かす。何か話し合っている、いや威嚇しあっているのかもそんなことを思いながら撮ったが「仲間が少ない」そんな会話だったかもしれない。

 (今日の575) 小次郎は飛燕見つめて返し技
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間引き菜

2024年05月21日 | 生活・ニュース

 間引く、昔作られた時代ものでは読んだり聞いたりしたものだが、今はそんなセリフなどは無いだろう。TV画面を通して昔の映画が流れる時に「オリジナルを尊重して当時のまま放送します」そんな断りが出る。倫理や差別に通じる言語は禁止用語になっており、断ることで批判を避けるのだろう。

 根菜類を立派に大きく育てるためにはこの間引く作業が発生する。家庭菜園を作る時も、今やっている仲間との農園でも植えるたびに発生する。あの小さな種を上手く蒔けば発生しない作業かもしれないが、素人の手作業結果だがこれもまた楽しい作業のひとつになっている。大根やニンジンなどの間引き菜は旬を先取りするものとして大事にいただいている。

 先日は仲の良い兄弟が固まって押し合いしているような蕪(かぶ)を大きくするために間引いた。大根やニンジンと違いどれを残すか、どれを育てるか、隣の団子状態との間など、何昔か前の菜園を思い浮かべながら間引く、団子状態からみんな残りたいと思う身になって考えながら非情ではあるが1個だけ残していく。

 ピンポン玉より少し大きめの真っ白い蕪とその葉は分け合って持ち帰った。我が家では浅漬け風にした。根はそのままでもみずみずしくて美味しいとは経験者の話し。焼いたり、煮たりすると食感や味の変化が楽しめるとも教わった。収穫した時までお預けとしよう。

 (今日の575) 間引き菜は旬より早く食卓に
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カメムシ発生4倍に

2024年05月20日 | 地域

 月1回の仲間との共同農園の作業、専従者は居ないがリーダーが折々に立ち寄り雑草を刈り、追肥をし、耕したりと野菜作りの大方をされている。メンバーの作業日の主な作業のひとつは収穫になることが多い。先日は大根、ほうれん草、玉ねぎ、キャベツ、サニーレタス、カブなど間引きを含む野菜を収穫、しっかり分け前をいただいて帰る。

 緑濃い野菜を収穫中、暖かくなったんだ、思うひとつに虫が何種類も現れた。日ごろは静かで思いのままに畑を動き回って思いのままに野菜をつついているのだろうが、作業日はそうはいかない。毛虫がもぐもぐと急いで逃げる、今年初、見逃してやった。青虫が転がり落ちる、名前は知らないが赤黒い虫が飛び去る、春だと実感する。

 そんな中で多かったのは大小のカメムシ。これは何匹か葬らせてもらった。例年の何倍もの発生で夏から秋に収穫の果物類に大きな被害が発生する報道があった。地元紙の報道で山口県は平年の4倍以上の見出しが載っていた。クサギカメムシ(写真の右端)で、「暖冬に加えてエサとなるヒノキやスギの実である『球果』が多かったことで個体数が増えたのでは」と推測されている。

 ずいぶん前になるが、県北のリンゴ狩りに仲間と出かけたときにリンゴ園のいたるところに誘蛾灯が設けてある。農園主に聞くと「リンゴを蛾などから守るために欠かせない設備」と教えられた。報道から、これから農園ではこうした戦いの苦労が始まる。効果的な駆除方法はないのだろうか。

 (今日の575) 収量をがた落ちさせるカメムシは
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盆地の麦秋

2024年05月19日 | 地域

 麦秋は陰暦4月の異称。麦を取り入れる季節になる。子どものころの冬、少し伸びた麦の芽を踏んで親の農作業を手伝った記憶が残っている。「伸びた麦の芽トントントン 僕らは麦ふみ踏んでいく 踏めばこの根が麦の芽が しっかり根を張る葉を伸ばす」、うすら覚えだがこんな唱歌か童謡か分からないがあった気がする。

 どうして折角伸び始めた芽を踏むのだろう、そんなことを思いながら踏んだかどうかは記憶にないが、葉に行く水分を押さえ根に水分を与え張らすため、そんな話しを思い出す。歌にある通りの話しを納得していたのかもしれない。

 秋でもないのになぜ麦秋なのか、歳時記では「稲が秋に実るのでそれにならって麦の実るころを麦秋という」、こんな説明が載っている。周囲は樹木や雑草などの緑の中では黄金色に見えないこともないが、かつての時代にはこうして四季を楽しんで自然を愛でたのではなかろうか。麦という収穫への感謝も込めて、そう思う。

 かつては農園地帯だった一帯の稲田も麦畑も減少し、どんどん宅地化されている。食糧自給率の低下によるものだろうか。写真の一帯もかつては大農業集落だったが、最近は通るたびに新築や宅地造成が目に付く。交通の便のよいこの農地がいつまでこのままの姿で観る目を癒してくれるのか他人事ながら気になる。

 (今日の575) 麦わらを編んで作ったホタル籠
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ランドセル

2024年05月18日 | 地域

 「ランドセルはいつ買うの」、こんな質問を投げかけられても、我が家も弟妹宅も遠く過ぎ去ったことで答えられない。ただ今ごろはゴールデンウイークがピークと聞いたことはあるが、それを確認したことはない。GWで帰省した孫の好きなランドセルを祖父母が買う、1年近くも前のことになるが。

 ふと「ランドセルの購入検討は3~4月」というチラシを見た。それは1年先の新入生用のことだった。6割の人が8月までには決まるという。GWの次は夏休みがターゲットらしい。店頭で見ると価格は税抜き5万円台~8万円台と幅がある。予約注文らしく納期は7月から来年の1月くらいとある。任期のカラー、男児はブラック系、女児はパール系とある。

 選び方のポイントはいくつかあるが、背負ってみて重さや歩いての感じなどをいくつも試してみようとある。最近は軽量化、柔らかなベルト、タブレット収納など多くの工夫がされていいて、選ぶ方も苦労しているという。贅沢な苦労だから苦労とは言えない。

 そんなランドセルを背負って入学した1年生の通う近所の小学校は25日(土)が運動会という。昨日、練習につかれた様子の1年生の下校に出会った。迎えの祖父がランドセルを持っての下校風景だった。暑さの中での練習、1年生にはきついのだろうと見送った。頑張れよ1年生。

 (今日の575) ランドセル1年生には大きすぎ
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