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てらまち・ねっと



 1か月ほど前に、知人が癌の疑いで検査機関へ。いろいろと検査して、状況の一部が分かり、治療の方向も定まりつつあるらしい。ステージ4らしい。・・・治療の奏功を願う。

 私とはがん種はまったく違うけれど・・・
 もちろん、こちらの前立腺がんは4段階にならしたステージでは4相当になるわけで、あとがないのは当然。
 
 それはともかく、昨夜のテレビ東京の「ガイアの夜明け」で、がんに関する二つのテーマを扱った番組を放送していた。
 一つは、今では、医療現場の手術として広く知られる手術支援ロボット「ダビンチ」の特許が切れて、日本でも国産の手術支援ロボット「ひのとり」「hinotori」の開発が進められてきた。このことは以前の放送でも見た。それが、第一号の手術として「前立腺がん」に関して神戸大学で行われた、という一連の経過。
 今後、近々に次々と機器を操作するソフトを充実させて、いろんな癌などの手術に対応していけるようにするという。(私のような進行した前立腺がんは「手術」の対象外)

 もう一つは、薬とレーザー光を使ってがん細胞だけを狙い撃ちできるという「光免疫療法」。世界で先駆けて日本で始まった。その経過や治療の様子。今後、対応できるがん種を増やしていく、という。
 
 ということで、今日は関連情報にリンク、抜粋・記録しておく。
●独占取材!がんに立ち向かう ニッポンの最新技術
   ガイアの夜明け : テレビ東京 2021年2月9日 放送 第951回 
●国産初の手術支援ロボット「hinotori」1例目の手術が無事終了しました/神戸大学 2020年12月17日

●≪イントロダクション≫近赤外光線免疫療法による新規がん治療 小 林 久 隆* Hisataka Kobayashi/薬剤学, 76 (3), 172-176 (2016)
●楽天メディカル ADCアキャルックス用いた光免疫療法 3施設で治療開始 今春に15施設追加/ミクスOnline 2021/02/09 04:51
●光免疫療法が国内約20施設から順次導入 楽天メディカルジャパン/医療ニュース Medical Tribune 2021年02月08日 17:40
 すでに治療を開始している施設(3施設)と治療開始予定施設は以下。・・・

●東病院先端医療科/国立がん研究センター東病院
●光免疫療法 治験についてのお知らせ/国立がん研究センター東病院  2018 年 3 月 14 日

 なお、昨日2月9日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,368 訪問者数1,045」。

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●●独占取材!がんに立ち向かう ニッポンの最新技術
   ガイアの夜明け : テレビ東京 2021年2月9日 放送 第951回 
がんに立ち向かう最新技術が次々と誕生し、医療の現場で活躍を始めている。
アメリカ製「ダビンチ」の独壇場だった"手術支援ロボット"市場に殴り込みをかけるのが、川崎重工業などが開発した初の国産ロボ、その名も「ヒノトリ」。日本企業の技術力でがんに立ち向かう。

 一方、日本人の研究者が生みだした新たながん治療がある。
薬とレーザー光を使って、がん細胞だけを狙い撃ちできるという「光免疫療法」だ。再発や進行したがんにも有効ではないかと期待される治療が、ついに世界で先駆けて日本で始まった。

ニッポンの技術で誕生した、最先端のがん治療最前線を、ガイアのカメラが独占取材で迫る!

●国産初の手術支援ロボット「hinotori」1例目の手術が無事終了しました
     神戸大学 2020年12月17日
12月14日、神戸大学医学部附属病院国際がん医療・研究センター (ICCRC) において、国産初の手術支援ロボット「hinotori」を使った1例目の手術、前立腺がんの全摘手術を実施し、無事終了しました。患者さんは、73歳の男性で、手術時間は4時間28分、そのうち術者が手術支援ロボットを操作する時間は3時間39分でした。患者さんの体調は安定しています。・・・(以下、略)・・・


●≪イントロダクション≫近赤外光線免疫療法による新規がん治療 小 林 久 隆* Hisataka Kobayashi
   薬剤学, 76 (3), 172-176 (2016)
 ・・・(以下、略)・・・
●楽天メディカル ADCアキャルックス用いた光免疫療法 3施設で治療開始 今春に15施設追加
   ミクスOnline 2021/02/09 04:51
楽天メディカルジャパンは2月8日、世界初の頭頸部がんの光免疫療法に用いる抗体薬物複合体・アキャルックス点滴静注(一般名:セツキシマブ サロタロカンナトリウム(遺伝子組換え))の販売を開始した。3病院で同剤を用いた光免疫療法による治療を開始したことも発表した。治療開始施設は、▽愛知県がんセンター病院▽国立がん研究センター東病院▽東京医科大学病院――。今春までに少なくとも15施設で同治療を開始する予定としている。

アキャルックスはがん細胞を壊死させる新しい局所治療に用いる医薬品で、EGFRを標的とするモノクローナル抗体のセツキシマブと、光感受性物質であるフタロシアニン誘導体(IR700NHSエステル)が結合した抗体薬物複合体(ADC)。同剤投与後に専用の医療機器「BioBladeレーザシステム」でレーザ光を病巣部位に照射すると、腫瘍細胞の細胞膜上に発現するEGFRに結合した同剤が励起され、腫瘍細胞を傷害する。

同剤投与下におけるレーザ光照射(以下、光免疫療法)は、ニボルマブやセツキシマブなどによる治療が行われている切除不能な局所進行または局所再発の頭頸部がん患者が対象となる。

■治療開始予定15施設 8~9割の医師が講習受講済
光免疫療法は、適正使用のための講習会を受講した十分な知識・経験のある医師によって提供されることになっている。同社によると、今春までに光免疫療法の提供を開始予定の15施設の医師の8~9割は受講済みだという。新型コロナの影響で分散して受講しているため時間がかかっているが、春までに、開始予定の施設の医師全員が受講する予定だとしている。

今春までに光免疫療法を開始予定の15施設は、▽大阪国際がんセンター▽大阪大学医学部附属病院▽岡山大学病院▽関西医科大学附属病院▽九州大学病院▽京都大学医学部附属病院▽久留米大学病院▽神戸大学医学部附属病院▽埼玉医科大学国際医療センター▽東京医科歯科大学医学部附属病院▽鳥取大学医学部附属病院▽広島大学病院▽北海道大学病院▽宮城県立がんセンター▽横浜市立大学附属病院――となる(五十音順)。これらの施設は2月5日時点で施設名をオープンにして良いとの許諾を得た施設だといい、今春までに新たに“少なくとも15施設”で治療を開始予定ということになる。

同社の三木谷浩史会長は、20年9月の承認取得以降、1日でも早く上市できるよう関連学会と連携しつつ、各医療機関の協力を得ながら準備を進めてきたと振り返った上で、「本医薬品および医療機器を用いた新しい治療を患者様にお届けできること、ならびに実際に治療を受けられる医療機関についてお知らせできる日がきたことを、実に感慨深く、うれしく思う」とコメントした。

なお、同社は専用のレーザシステムを20年12月に、アキャルックスを21年1月1日に発売した。今回、発売開始から約1か月後の販売開始の案内となった。同社によると、20年9月の同剤の承認取得後から、同剤を用いた光免疫療法を受けられる施設に関する問い合わせが多く寄せられていたという。そこで、全国的に治療開始施設、治療開始予定施設が公表できる段階で同剤発売の案内も同時に行うことにしたため、発売関係のアナウンスが2月になったとしている。

●光免疫療法が国内約20施設から順次導入 楽天メディカルジャパン
    医療ニュース Medical Tribune 2021年02月08日 17:40
 楽天メディカルジャパンは本日(2月8日)、光免疫療法であるセツキシマブ サロタロカンナトリウム(商品名アキャルックス)および同医薬品と組み合わせて用いる医療機器レーザ装置(商品名BioBlade レーザシステム)について、今年(2021年)1月1日に販売を開始し、同療法を以下の約20施設から順次拡大予定であることを発表した。すでに治療を開始している施設(3施設)と治療開始予定施設は以下のとおり。

【すでに治療を開始している施設】 ・愛知県がんセンター病院、国立がん研究センター東病院、東京医科大学病院
【治療開始予定施設】 ・大阪国際がんセンター、大阪大学病院、岡山大学病院、関西医科大学病院、九州大学病院、京都大学病院、久留米大学病院、神戸大学病院、埼玉医科大学国際医療センター、東京医科歯科大学病院、鳥取大学病院、広島大学病院、北海道大学病院、宮城県立がんセンター、横浜市立大学病院

●東病院先端医療科
   国立がん研究センター東病院
・・・(略)・・・世界最先端の新規抗がん剤治療
東病院では、がんゲノム医療の推進はもとより、最近では、新たな抗体療法(抗原抗体複合体など)や免疫療法の開発を開発も行っています。免疫療法は近年、加速度的に開発が進んでおり、従来の抗体を用いた免疫療法(免疫チェックポイント阻害剤など)だけでなく、ウィルスやゲノム改変技術を利用した細胞療法(CAR-T療法)、また、光免疫療法など新しい医療技術を応用した開発にも力を入れております
・・・(以下、略)・・・

●光免疫療法 治験についてのお知らせ
     国立がん研究センター東病院  2018 年 3 月 14 日
国立がん研究センター東病院で 2018 年 3 月 14 日に開始された「光免疫療法」に関する治験について,お問い合わせを多く頂く内容についてまとめました。
【治験登録についての基本情報】
治験への参加ご希望の方は主治医からの紹介状が必要です。治験についての詳細を記載し
ているページについては,主治医にご相談いただく際に有用な情報を掲載しているため,
専門用語も含まれます。何卒ご了承ください。
東病院 当院で実施している治験一覧
https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/division/clinical_trial/patient/030/20170918141351.html

【消化管内科・消化管内視鏡科】頭頸部がん(15)
※登録期間終了後は掲載情報が削除されます
Q:対象のがん腫は何か
A:標準治療法がない局所再発された頭頸部扁平上皮がん,です。
Q:治験に参加できる人数はどれくらいか
A:第 I 相試験は薬の安全性の確認,有効で安全な投与量や投与方法を調べることが目的で
すので,ごく少数の患者さんに参加していただくことになります。予定数に達した場合は,
登録を終了します。
東病院 治験・臨床研究について 治験・臨床研究の各段階(フェーズ)
https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/division/clinical_trial/patient/020/20170918141325.html
Q:他の病院で第 I 相試験を行っているか
A:国立がん研究センター東病院のみで実施される予定です。
Q:第 II 相試験あるいは第 III 相試験はいつ頃始まるのか
A:第 I 相試験で薬の安全性の確認,有効で安全な投与量や投与方法を調べ,第 II 相試験
あるいは第 III 相試験を行えるか,いつから開始するか,どこの医療機関で実施するかなど
を,治験依頼者(製薬企業等)が判断します。開始時期については未定です。
Q:頭頸部がん以外のがん腫の治験はいつ始まるのか
A:現在,治験依頼者(製薬企業等)が検討を行っている段階であるため,対象のがん腫や
開始時期などは未定です。
Q:治験に参加できるかどうか,電話やメールで教えて欲しい
A:現在の患者さんの病状,健康状態を正確に判断することはできませんので,確実に参加
できる治験や臨床研究の紹介や参加できるかどうかなどの内容にはお答えできません。何
卒ご了承ください。
Q:光免疫療法はどのような仕組みか
A:本治験で使用する薬剤はがんの表面にあるたんぱく質「EGFR(上皮成長因子受容体)」
に結びつく抗体を使います。その抗体に,近赤外線光によって反応を起こす化学物質を付
け,静脈注射で体内に入れます。抗体はがん細胞に届いて結合し,近赤外線の光を照射す
ると,化学反応を起こしてがん細胞が破壊されます。「EGFR」が多く出ていないがん腫や,
近赤外線光が当たらない場所にあるがん腫については,十分な効果が得られないことが推
測されます。治験等の参加を希望される方は,まず,患者さんの主治医にご相談ください。
また,医師は,その患者さんが参加条件に合致するか検査結果をみて判断します。参加条
件や人数制限により参加できないことがあります。
※「EGFR」とは,がん細胞が増殖するための信号を細胞内に伝える役割を果たしているた
んぱく質で,がん細胞の表面に多く存在しています。
 お問い合わせはこちらのページよりご確認ください。
https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/division/clinical_trial/info_E-mail.html




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