チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「復刻開館記念展仙厓・古唐津・中国陶磁・オリエント」出光美術館

2024-05-23 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、おでかけしましたにゃ。
今日わ、おなじみ、東京わ、有楽町駅にある美術館ですにゃ。

「出光美術館の軌跡ここから、さきへⅠ
復刻開館記念展仙厓・古唐津・中国陶磁・オリエント」

出光美術館わ、昭和41年に開館しましたにゃ。帝劇ビルの建て替えでしばらくお休みのするので、今年わ、今までの展示を振り返りつつ回顧する1年になりますにゃ。
チビクロわ、日本美術を見ることが好きで、出光美術館で作品を鑑賞することが多かったので、休館わ、とても残念ですにゃ。
ボクわ、仙厓和尚の禅の教えを説きつつもゆるっとした作風がよくて、今回の展覧会も楽しみにきましたにゃ。

堪忍柳画賛 仙厓 江戸時代
「気に入らぬ風も阿ろふに柳哉」
なんでもやり過ごしているようにみえる柳だけど、耐え難い風だってあって、そんな時も堪え忍ぶことが大事だって教えてくれているらしいですにゃ。
諸説あるみたいだけど、ボクわ、そう感じたですにゃ。

展示の終わりに開館してからの展覧会のチラシが掲示してあって、それによるとボクが初めて出光美術館を訪れたのわ、2010年で、このブログを始めたのわ、2014年ですにゃ。

美術館めぐりをする間に、
なにかが始まり、なにかが終わったのわ、たしかで、終わったから、また始まったですにゃ。それわ、光と闇のかんけいに似ているかもですにゃ。

今回も素晴らしい展覧会をありがとうございますにゃ、出光美術館さん。

近くのカフェで休憩ですにゃ。
スクランブルアップルというリンゴのケーキと、アイスチャイティーラテですにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂き
ありがとうございますにゃ。

「裁判官の爆笑お言葉集」長嶺超輝 幻冬舎

2024-05-15 20:00:00 | 2024読書
チビクロわ、読書しましたにゃ。
「裁判官の爆笑お言葉集」長嶺超輝

新聞の広告で見出しが気になったから、図書館で予約したですにゃ。
ずいぶん順番待ちしましたにゃ。

たくさんの事実の積み重ねが裁判だし、前後の文脈の関係もあるけど、
おもしろく感じてしまう一言がありますね、やはり、あれ、
裁判官も人間だものですかにゃ。

事実を並べただけでわ、物語にならないし、感動や感嘆も生まれないから、やっぱりすぐれた小説家というのわ、なかなかにスゴイと感じたチビクロですにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂いてありがとうございますにゃ。


「花 fIower 華 2024」山種美術館

2024-05-02 20:00:00 | 2024美術館 博物館
東京の恵比寿にいるチビクロわ、もう一つ美術館へ行ったのですにゃ。

この展覧会わ、終了しましたにゃ。
「特別展花fIower華2024」山種美術館

奥村土牛【醍醐】
樹齢約170年といわれる「太閤しだれ桜」がモデルで、絵具を何層にも塗り重ねた柔らかな色彩が素晴らしいですにゃ。まるでさくらの妖精があらわれそうですにゃ。
この作品わ、撮影が許可されていますにゃ。

本日の見るべき作品わ、3つ。
奥村土牛の桜、福田平八郎の牡丹、梅原龍三郎のばらでございますにゃ。

他にも田能村直入の「百花」わ、博物学的美しさもあって目を見張りましたにゃ。荒木十畝「四季花鳥」わ、縦の配置に彩色の鮮やかさが着物を連想しましたにゃ。
絵画の中の花を訪ねて、お花見というのも情緒がありますにゃ。

今日もチビクロのブログをお読み頂いて
ありがとうございますにゃ。



「没後50年木村伊兵衛写真に生きる」東京都写真美術館

2024-04-24 20:00:00 | 2024美術館 博物館
チビクロわ、お出かけしましたにゃ。
今日わ、東京恵比寿にある美術館ですにゃ。

「没後50年 木村伊兵衛
 写真に生きる」
東京都写真美術館


木村伊兵衛さんわ、明治34年生まれ(1901〜1974)ですにゃ。

日常の場面やちょっとした表情の変化を独自のスタイルで表現するカッコイイ写真家さんですにゃ。

広告宣伝写真や舞台、ヨーロッパ、日本の農村など多くをテーマにしましたにゃ。ボクが、気になったのわ、沖縄の市場の写真と、美しいピンクの夕暮れのパリの写真ですにゃ。

土門拳とともにリアリズム写真運動を
推進したそうですにゃ。

「木村伊兵衛写真賞」というのわ、
朝日新聞社主催の写真の新人賞で有名ですにゃ。チビクロなんてよくわかってないからさ、自分がいいと思った写真家が受賞してたりするとなんかうれしくなっちゃうのですにゃ。

ぜひ見ておきたい写真展でしたにゃ。
写真集を今度図書館で見て他の作品も見てみようと思いましたにゃ。


今日もチビクロのブログをお読み頂き
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「ナッシング・マン」キャサリン・ライアン・ハワード 新潮文庫

2024-04-18 20:00:00 | 2024読書
チビクロわ読書しましたにゃ。

「ナッシング・マン」キャサリン・ライアン・ハワード 新潮文庫 訳髙山祥子

チビクロのフォローさせていただいているブログでご紹介されていて、コワ、おもしろそうだったので、読んでみましたにゃ。勘わ的中、ドキドキだったので、先にネタバレあらすじを読んでしまったくらいなのですにゃ。ミステリ読み失格のチビクロですにゃ。
「作中作を駆使し巧緻を極めた圧巻の報復サスペンス」
サイコパスの犯罪者と、強い女の人。アメリカミステリの定番だと思うけど、被害者遺族や加害者遺族の感情まで描き、繊細なつくりになっているのでわと思いましたにゃ。アメリカでわ、現場で犯人を銃殺することが多いのか、それと死刑反対の国わ、やはり現場なのかにゃ。法のもとに裁くということわムズカシイことですにゃ。

著者わ、後書きに、なんとエクセルを使って小説を書いていて、エピソードの数などを管理するのだって!想像がつかにゃいですにゃ。

今日もチビクロのブログを
お読み頂きありがとうございましたにゃ。