私が少年の頃は、田舎家では小正月(正月の望の日、旧暦一月十五日だが、現在は新暦の一月十五日)まで、玄関の左右の柱に釘で留めたトドマツの枝に、蜜柑を添えて注連縄を張っていた覚えがある。
本来、元日から小正月(地域によっては七日)までを松の内というが、私が結婚し釧路に転職した昭和四十五年頃には、釧路はもちろん田舎家でも七日までになっていた。
今はもう昔の風習は廃れ、松の内という言葉を耳にすることもなくなった。とまれ、三日に始まったウォーキングを松の内だけで終わらせないように、女房に尻を叩かれ、六日、スーパー福原まで買い物を兼ねて往復一時間半。脚が慣れてきたのを実感。
コールマインの選炭汚水沈殿池付近の上空をトビが数羽旋回しているのを、女房が撮影するというので、寒い中を付き合ったが、私はトビを捉えられなかった。
女房がタイミングよく撮影した一枚(写真上段)を借用した。飛翔中のトビを撮ろうという意気込みの違いが、はっきり結果として表れたということ。私は、生ゴミを漁りに集まったハシブトガラスが電線に止まっているのを撮っただけ。
≪十七日早朝の追記≫
このブログを投稿した後、いくらなんでもハシブトガラスだけでは情けないと気にかけていたが、十五日のウォーキングの途中、別の場所で飛翔するトビを撮影できたので、ハシブトガラスの横に並べた。これで少しは形になったかと思う。
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