タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪寒さ厳しい道東の釧路にも春の兆し(11年)≫

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 今冬は降雪が少なく、春が早いと予想していたが、三月の天候不順で山はまだ残雪が多く、地面は南斜面でも凍結深度が深い。三月三十一日に訪れたSSB1L2の右尾根の麓に真冬でも凍結しない水源があって、ようやく雪が消え盛んに真水が湧出、小さな流れの下流にはヤチウグイの稚魚が泳いでいた。
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 フクジュソウは既に三月二十三日に我が家の庭で開花したものを投稿したが、山の急斜面で枯葉の中から顔を出しているのは趣が異なって味わい深い。早春のエゾイラクサは、茎や葉の刺毛に触れないように採取し、天麩羅にすると美味である。ギョウジャニンニクにエゾニワトコの新芽が加われば、豪華な天麩羅が剣菱の肴となる。帰り際に幸運にも、北に帰る時期が近いオジロワシに遭遇したが、距離が遠く、光学十倍ズームのデジカメでは焦点が甘くなった。

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