タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

北海道立釧路芸術館で開催されている北海道釧路江南高等学校の「校外展2019」を観て= 作品紹介「後編」

北海道釧路江南高等学校「校外展 2019」
 主 催:北海道釧路江南高等学校生徒会
 共 催:北海道釧路芸術館
 後 援:釧路市教育委員会 NHK 釧路放送局
     HBC 釧路放送局 STV 釧路放送局
     北海道新聞釧路支社 朝日新聞釧路支局
     釧路新聞社 FMくしろ 時事タイムス放送社
     釧路演劇協議会 釧路演劇みたい会

 本日紹介する作品は、展示3部門のうち書道部の臨書3点。展示された書作品は力作が目白押しで、選ぶのに大いに難儀したが、独りよがりの単なる個人的好みから3点に絞り込んだ。

 まずは大好きな隷書2点、齊藤 明日香さんの「木簡」(昨年に続き2度目)と寺 奈さんの「乙瑛碑」。両作品を比べて見ると、素朴で大らかな古隷と装飾的な八分隷の違いがよく表れていると思う。もう1点は、岩 希さんの「灌頂記」。太字と細字が流れるような書体でバランス良く纏められ、全体として大いなる力強さが溢れていて見応えがある。

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