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赤松敏弘Vibraphone Connection・談話室

年に一度の、しもふさのくに、の成田詣

「年に一度の・・・」
下総国。しもふさのくに、と読みます。奈良時代の房総三国の一つ。
でもここは成田山で名前は通じますね。
毎年節分になると大相撲の力士さんや歌舞伎役者などが「豆まき」に来ることで有名。
年に一度この時期に成田詣。
 
 
元は大昔にこちらのイベントで呼んでいただいたのと祖母が成田山詣をしていた事からお札を納めに来るようになったのです。信者ではありませんが、風習として一年に一度、そんな日があってもいいかな、と。
 
 
何度来てもここの激急勾配の階段には圧倒されます。普通ならもっと緩やかな斜面に作るものですが、ここでは切り立った断崖絶壁を無理やり刻んだような急勾配の階段。
気になって(今頃になって?)調べてみたら53という数字に意味があるようでした。
東海道も五十三次なんて数合わせもありますが、本音はこれも修行と関係するようでした。まぁ、何も無いのにあんなに急斜面の階段は作らんでしょう。
 
ともあれ、53段を上り詰めて本堂に入るとここからの眺めで心が落ち着きます。一年に一度だけ。
 
 
ハーイ、そうよ、ナリタ・テンプルよ、アメイジング! ナイスプレイスね。
 
 
お札を収めたらちょいとこちらに足を伸ばしましょうか。
 
出世稲荷!
 
 
学生の頃、瀬戸内海の真ん中にある大山祇神社に行った時、初めて気づいたんだけど昔の神社仏閣はその時代の一大テーマパークだったんだなぁ、と。裏手の山に隧道が掘ってあったり、庭園とか色々極楽を味合わせてくれる施設が揃い、門前にはずらりと名物を売る出店が並ぶ。これ、現代のテーマパークと何一つ変わらない。小さな頃おばあちゃんに連れられて行った神社とか、なんか皆楽しそうだったもんなあ。
 
成田山も同様、ここの出世稲荷をはじめ、いろんな施設がある。本堂の後ろにはかなり大きな庭園があるし。地方から来た人には一台テーマパークだったんだろうなぁ。
祖母もそんな気持ちで上野から猫髭の京成電車に乗って来ていたようだ。
 
さて、詣の後は・・・急な石段を降りての楽しみ。
 
 
成田山の参道はもうご存知かと思うけど、「うなぎ」を出す店が日本一多く並んでいる。
 
江戸時代から印旛沼で獲れていたうなぎが名物として好まれていたそうでナント60軒!! こんな街は見たことがありませんでした。なので、ここに来ると「うなぎ」で〆。
 
 
ここから三軒(近江屋、菊屋、川豊)鰻続き。
この門前町はうなぎの幟だらけ。
 
今日はうなぎの前にちょいと買い物を。坂を登った先には・・・
 
 
いつ来ても行列の甘太郎。並んでるからあと回しにして・・・
 
 
豆の福田屋。極細ピーナッツが激ウマ。色々と豆を買って来ました。
で、さっきの甘太郎に行くと、もうあずきは売り切れたって?(涙) 白餡ゲット。さっき並べばよかった(泣)
 
っま、メインはこっちだからすぐに気を取り直す。
 
 
 
成田でうなぎ。その時の大半が「川豊」ですが、時々浮気して楽しんでいます(笑)
今年は浮気年で、新勝寺に一番近い専門店の「駿河屋」へ。
 
 
何年か前に改装されてぐっとその存在がアピールされるようになった江戸時代からの老舗です。ここは初めて。
 
はい。20分後。
 
鰻重(肝吸い付き) 成田山門前町「駿河屋」製
 
おお、うなぎは大ぶりですね。
タレが薄い場合はこれをかけてお召し上がりください、と醤油差しならぬタレ差しが添えられています。
さて。
 
 
っお! なるほど。
前に食べた「菊屋」(川豊のお隣り)さんとも通じるオーソドックスで定番の鰻重ながら確かに少しタレの絡みがあっさりしている。タレ差し必要ですね。見た目とは裏腹に実にあっさり。脂が乗っているからかもしれない。半分食べてから山椒の出番。なるほど、ここのうなぎは山椒との相性がいい。あっさりしていたのはそのためなんだろう。
 
面白いなぁ、どの店もうなぎの味が違う。
こりゃ、来年も浮気しなきゃ(笑)
 
存分に楽しんでの帰り道は激混み大渋滞。まぁ、いつも帰りはそうなる成田詣。覚悟は出来てます。
みくじは吉。でも、ちょうど今取り掛かったことがものの見事に謳われていた。
 
 
前進あるのみ!
 
 
 
 
 
【期間限定公開/無料動画】
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最新の動画です。2022年11月に栃木県足利市のartspace&cafeで行われた彫刻家藤岡孝一氏の個展BLUEの中の「JAZZ in BLUE」での演奏からダイジェスト。
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写真をクリックするとartspace&cafeのページに飛びます。最初にコマーシャルが入る場合がありますのでご注意ください。
➡︎
演奏:Toshihiro Akamatsu(vibraphone) Hakuei Kim(piano)
 
・Straight, No Chaser......Monk
・Violet Rays.....Toshihiro Akamatsu
・Synonym......Toshihiro Akamatsu
・White Forest......Hakuei Kim
・Beyond the Dream......Toshihiro Akamatsu
・Lake Sagami......Hakuei Kim
・The Gleaner......Toshihuro Akamatsu
enc
・Blue in Green......Miles
 
Nov/13/2022 artspace&cafe @ Ashikaga, Tochigi.
 
Coming Soon!
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2023年3月30日(木)湘南・茅ヶ崎「Storyville
18:30開場/19:00開演
ハクエイ・キム(p) 赤松敏弘(vib)
MC: 3.850円+od

〒253-0056 神奈川県茅ヶ崎市共恵1丁目8−19 中島ビル 1F
☎️0467-91-9604
━━━━━━━━━━━━━━
2023年4月4日(火)千葉・柏「Nardis
19:30開場/20:00開演
ハクエイ・キム(p)赤松敏弘(vib)


MC 3630円 + od
問い・予約 04-7164-9469

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【プロデュース情報】
 
2023年1月25日発売!
現在の東京のジャズシーンで既にライブでは人を振り向かせる存在となりつつある新人実力派ヴァイビスト・吉野智子。今回そんな彼女のデビュー作のプロデュースを担当しました。
スタンダードもオリジナルも一つ一つ吟味して揃えた瑞々しさに溢れた作品に仕上がっています。試聴された方からはとても新人とは思えない堂々としたプレイに驚きも寄せられています。
メンバーは現在の東京のジャズシーンの若手を代表する精鋭揃い。
是非是非応援宜しくお願い致します。
 
KALEIDOSCOPE / カレイドスコープ
Tomoko Yoshino / 吉野智子
3000円+税
2023年1月25日発売 (WISE RECORD/WR-202301)
 
全国のCDショップ及びネットショップからお手元に。
 
■演奏
Vibraphone : 吉野智子 Tomoko Yoshino
Piano : 雨宮彩葉 Ayaha Amamiya
Bass : 鉄井孝司 Koji Tetsui
Drums : 小田桐和寛 Kazuhiro Odagiri
 
他。
 
■吉野智子WEB
今回は新たな試みとしてCD発売と同時にサブスクでの配信もスタートしました。
 
詳しくはこちらのページから
■Tomoko Yoshino's subscription link
 
皆様、応援宜しくお願い致します!
 
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■赤松敏弘 official site VIBRAPHONE CONNECTION
発売中のCD、ライブ情報、電子書籍やインタビュー掲載誌等、ジャズ、ヴィブラフォン、演奏法、ジャズセオリーと、ジャズやビブラフォンの周りにある様々な疑問も解決するお役立ち情報も満載。
1997年開設以来のユーザーからの様々な質問や情報交換もアーカイブとして保存中。是非一度お立ち寄りください。
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それでは今日も楽しい一日を!

 


【放送 / ラジオ、テレビ

今週のオンエア (2月16日~2月22日) 
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【テレビ】
東京MX2 (地デジ9ch + ▲up)

番組名『ヒーリングタイム&ヘッドライン・ニュース』

癒しの映像+最新のニュース+最良の音楽。

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■平日(月〜金) 12:10〜12:29 ■金曜 25:35 都知事定例会見終了後 〜27:00
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“路面電車のある風景 - 1”

『NEXT DOOR - NEW LIFE/赤松敏弘』(2020年作)


演奏:赤松敏弘(vib)ハクエイ・キム(p)市原ひかり(tp,flh)酒井麻生代(fl)須川崇志(b)小山太郎(ds)佐々木優樹(g)


━━━━━━━━━━━━━━
■土曜 17:30〜18:00 ■日曜 17:30〜17:38
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“ねこの足跡”

21年6月、7月、8月、10月ヴィブラフォン部門【Amazon's Choice】選出作品『NEXT DOOR - birth of the swift jazz/赤松敏弘』(2000年作)


演奏:赤松敏弘(vib)ユキ・アリマサ(p)養父貴(g)新澤健一郎(kb)平石カツミ(b)斉藤純(ds)相内勝雪(mnp)他。

━━━━━━━━━━━━━━
■土曜 5:00〜6:00 ■日曜 5:00〜6:00
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“東京点描 城南1”

『SPARKLING EYES/YUKARI』(2021年プロデュース作)


演奏:YUKARI(vib,mar)飯島瑠衣(p)中林董平(b)森永哲則(ds)guest:赤松敏弘(vib)

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■平日(月〜金) 27:00〜28:00 ■土曜 28:00〜29:00 / 18:00〜19:00 ■日曜 18:30〜19:00
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散歩の風景 夏から秋NEW!

『KALEIDOSCOPE/吉野智子』(2023年プロデュース作)


演奏:吉野智子(vib)雨宮彩葉(p)鉄井孝司(b)小田桐和寛(ds)



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