遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

暫く、休養します。

2023-06-01 16:10:56 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年6月1日(木)

休養します。

雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを
暫く休養させていただきます。
皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。
       遊民ヤギ爺 より。

紫陽花

2023-05-30 16:06:40 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年5月30日(火)

紫陽花 : あぢさい、七変化、四葩(よひら)

ユキノシタ科の落葉低木、高さ1.5m ~ 2m
日本原産で江戸時代に来日したシーボルトによって西洋に
紹介された。 平たく清楚な額紫陽花の改良種とされる。
葉は広卵形で対生する。
初夏に球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達した装飾花
を多数つける。


咲き始めの頃は白色で、次第に色が変化していく。



色は青から赤紫色へ変化するところから「七変化」という。
また「四葩」(よひら)と呼ばれる。
四葩の名は、花びらのように見える四枚の萼の中心から細
かい粒のような花をつけることからといわれる。
花びらと思う部分が萼、蕊とと思っている部分が花である。
「あぢさい」の由来は、「あぢ」は集まるの意の動詞で、
「さい」は藍色のことで、藍色が集まるという意味からこ
の名前が在るとされる。



花の色は酸性土壌では青、アルカリ土壌では赤紫を呈する。
雨に濡れて一層鮮やかさを増し、たっぷり雨水を含んで重
たげに咲くのがこの花の風情である。
人家と言わず公園と言わず、いたるところで見かける花。
他に花の少ないこの季節にこの花がないと、日本の梅雨時
は憂鬱一色となり、季節の貴重な彩りであろう。
紫陽花は雨期の陰鬱なイメージがあったが鉢植えが出回る
ようになり、マイナスイメージが払拭された。

鶴舞公園のアジサイが早くも見頃を迎えている。



園内の「あじさいの散歩道」には、2300株の紫陽花が
咲いている。 
昨日、早々と梅雨入りとなったこの地にもこの時期の主役、
紫陽花が雨に映え人目を誘う、、、、
青、赤紫のアジサイに加え、白と青のコントラストが美し
い額アジサイも色を添えている、、、、。




今日の1句

雨音に紫陽花の首傾げをり  ヤギ爺

合歓の花

2023-05-29 16:51:32 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年5月29日(月)

合歓の花 : ねぶの花

マメ科の落葉高木、高さ10mにも達する。
山中や川原などに自生。 里近くの河原などでも見かける。
葉は細かい羽状複葉で、小葉は10~20対生する。
葉は夜間閉じて垂れ下がり、眠るように見えることからこ
の名前がある。


漢字名のネムノキ「合歓木」((ごうかんと呼ぶ)は、中国
に於いてネムノキが夫婦円満の象徴とされる事からと云われる。

6~7月頃、雄蕊の長い花を咲かせるが「紅刷毛」に似て
とても美しい。





枝先に10~20個の花が集まって咲く。莢は篇長楕円形で、
樹皮は打撲傷に効能があり、精神安定・不眠解消にも効能が
あると言われる。また害虫の駆除にも用いられている。
木材は胴丸火鉢や木工、下駄の歯などに使用されている。

今日5月29日、気象庁は本州の東海地方迄の地域が梅雨入り
をしたと宣言した。
朝から雨模様で、大型の台風2号が沖縄海上に停滞する影響で
前線を刺激し大雨の恐れもあり、雨は今週末まで続く様子。
アジサイの花は早くも満開の所も多く、気候の移り変わりも
足早にやってくるようだ。雨天の季節に似合う花といわれる
が、この「合歓の花」もこの時期に咲く花、、、、、




港の埠頭公園にもネムノキがあり、雨の中で小さな扇を広げた
ようなピンクの花が、薄ボンヤリと花開いている。


雨に濡れ、地表の水たまりに花びらが落ちとても美しい。
雨に打たれ、すぐに形は崩れるが、、、このはかない様子が
雨の散策の足を止める。



今日の1句(俳人の名句)

象潟や雨に西施がねぶの花

※雨に濡れる合歓の花の趣をよく表現しているとの句評が
 添えられていました。

おうちご飯

2023-05-28 16:41:36 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年5月28日(日)

おうちご飯


カミさん達が集う「てとてとの会」が毎週3回(火、水、木)
ランチサービスを開いている。
名古屋港近隣に住むカミさんらのグループ「てとてと」では
毎週一回クラフト教室の場で、人形や小物入れ等を作っている。




他のグループも様々(古い着物を洋服に仕立て直す)在る様子。
これらとは別に古民家を所有されるカミさんが、ご近所に住む
独り居の方、中小企業にお勤めの方等向けの古民家カフェを開
いてる。当初は一人暮らしの方に昼食を提供、相談事・話相手
になっていたのが、誰もが自由に出入りできる交流の場となり、
「古民家カフェ」となった。



名古屋港に近い住宅地の路地裏に在る普通の古民家で、判り辛
い場所、口コミで来られる方以外は、殆どがご近所の顔見知り
ばかりである。



普通の家の玄関に入ると、正面に12畳位の部屋に8人掛けの
テーブル、左手に6畳の和室に和テーブル4人掛け、2室。
2階には手芸教室が在り、カミさんらは昼食時に降りてくる。




本日のメニュー、「おろしカツレツ、ヤサイサラダ、煮物、
和え物、汁椀等」にデザートのコーヒーとババロアセット。
昼食時にはほぼ満席となるが、賑やかにゆっくりと、、、。



今日の1句

古民家の涼しさ持たせランチかな   ヤギ爺

梯梧の花

2023-05-27 16:35:22 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和5年5月27日(土)

梯梧の花 : 海紅豆

インド原産のマメ科の落葉高木で、高さ10~15m。
樹皮は白色を帯び、枝には太い棘がある。
初夏、赤色の5~8cmの大きな蝶形の花を多数、密に
総状花序につけ、美しく輝く。
最盛期には、木全体が赤く見えるほどになる。
沖縄県の県花で、九州から本州中部の暖地に咲く。
別名の「海紅豆」はアメリカ梯梧ともいい、ブラジル原産。



名古屋港の埠頭公園には、例年より早く真っ赤な梯梧の花
が見頃を迎えている。

埠頭公園の散策コース(北側駐車場から岸壁まで)の散策
路沿いに真っ赤な蝶が樹木に叢るように見える。






この公園は草花はなく、ユーカリ、ハンノキ、鈴懸などが
青々と茂る中、ひと際目立つ紅の色、、、、、。

冬場になると植栽の手入れをされる方達が、枝葉を落とし
梯梧は裸木となる。




それぞれの枝ぶりが違い、まるでポーズを決めるオブジェ
のようで、その違いが面白い。


今日の1句

海風に梯梧の花の踊りをる   ヤギ爺