ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

2022年末の雑感的な総括(20221229)

2022年12月29日 | 沖縄暮らし

おはようございます。本日も曇。

 いよいよ2022年の年の瀬も押し迫ってきた。地球は回っており、日々24時間が経つのだから仕方がない。だが、この人間たちの不甲斐なさは、仕方がないではすまされない。そんな一年でした。

 昨日の残照は美しそうだった。私は撮影モードになかったので、遠目でしか見なかった。だから「美しそうだった」としかいえない。冬の天気は、積雲が殆どないので、雲が厚すぎて、太陽が塞がれるか、薄すぎて、あの美しさがなかなかひろがらない。そう理解している。そう理解していれば、トンデモナイ間違いを侵さない。より微妙なところを狙える。

 何事にも近似値を探り出し、当たりをつけながらやらなければ、時間の無駄になる。そのためにはかなりの事前学習など頭を使う。そのための時間がかかる。年始の旅企画の大詰めに入っているが、その地域のことがある程度わかってくると、では実際どうするかが、これまた決まらない。1,2日で全部見ることなどできないから選ばなければならない。だから決断する。それでも自分が決断できれば楽しさも倍増。結果がついてくれば、「どんなもんだい!」だし、逆の場合は、「ごめん!!」となる。「どんなもんだい」でも、「ごめん」でも、次に生かす。

 あらゆることをこのようにやれれば、いいのだが、なかなかこうはいかない。「失敗は成功の下」を生かせる社会を願うばかりだ。戦争になったらこうはいかない。原発事故が起きても、こうはいかない。

 この国は、その取り返しのきかないことに舵を切った。戦争へ、原発復活へ。反省を知らない餓鬼どもなのだ。50年前の私たちは、「戦争を知らない子どもたち」と半ば開き直っていたが、今では、見ざる・言わざる・聞かざるを決め込んでいる。見たら・言ったら・聴いたら、特定秘密保護法違反で逮捕される時間に入ってしまった。

 沖縄は、真っ先に、まさに戦場になるのだ。「そんなこと知らないよ」と思っている君に聴きたい。残念ながら、君たちもだよと教えるしかないのだ。えへへと笑っていられるのは、長くは続くまい。

 いざとなって、国の指図通り動いたらアウトだ。「沖縄を戦場にしない、させない」とは、国の指図通り動かないと言うことを含むのだ。自分の頭を使い、嫌だが自分でシュミレーションしておき対策を講じておく。アンチを貫くしかない。ひとりひとりがアンチを貫ける関係性を作っていこう。

 以上、2022年年末の総括(のひとつ)だ。

 



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