今日から現実に戻らないといけないのですが、
書くことで心静まるので、
もう少しだけお付き合いください。
リタの棺には4つのものを入れました。
①僕たちが初めてリタと会った日の写真
この時はまだ名前は付いていません。
リタという名前は家族で馬事公苑を散歩していた時に、
思いついた名前でした。
あくまで「リタ」という音だけで決めた名前ですが、
あとになって、
家人(大)こと絵里の「リ」と、
娘のひなたの「タ」が入っていることに気づきました。
②留学先から帰国したひなたを出迎えるリタとニナの写真
ひなたは自分の部屋があるにも関わらず、
高校生まで、ほぼリビングのソファで寝ていました。
最初は自室で寝るのが怖くて。
後半は、部活で疲れて寝落ちして。
そんな時、いつもリタが一緒に寝ていました。
ひなたが寂しくないようにと、
添い寝してくれているように見えたものです。
ひなたが大きくなっても、
リタの中ではずっと小さい子どものままだった、
そんな気がしています。
③きゅうり
リタはきゅうりが大好物でした。
キッチンできゅうりを切ると飛んできました。
食べさせる前に、きゅうりの端を角のように頭に乗せて、
面白がっている時期がありました。
何回か繰り返すと、何も言わずとも、
きゅうりを乗せやすいよう、リタから頭を下げていました。
ある時、ズッキーニを切ったら、
きゅうりと間違えて飛んできて、
きゅうりじゃないとわかってがっかりして
去って行った時はおかしかったなあ。
④玄関先のモッコウバラとジャスミン
どちらも香り高い花です。
我が家の目印として入れました。
どこからでもすぐに我が家がわかるように。
リタさん、いい旅になりますように!
コメント、ありがとうございます
晩年、眠っている時、よく足を動かしていました。
夢の中で元気に走っていたのでしょう。
今や、老いた体から解き放たれ、
夢の中と同じように走り回っているといいなあ、
と思っています。