ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

アオサナエ 2024<5月②>

2024-05-28 | サナエトンボ科アオサナエ属・ホンサナエ属

<5.26>

増水前に

翌週は雨続きの予報です、川の増水前に再びアオサナエの産卵撮影に行きました。曇天でも先週よりは天気良好。
前回は7分間で3♀を撮影しましたが、6時間の待機で目撃は同じ3♀。前回はたまたまで今年は少ないのかも。
最初の♀は12時10分頃に飛来。やけに激しく動き2回打水して30秒で姿を消しました。これでは撮影困難。
最後は15時35分頃、飛来した途端♂に捕捉されて終り。♂は15時から活性化し数頭が飛び回っていました。
撮影は2番目のみ。卵塊の落下を狙いますが、ぽたぽた落ちるのは見えても撮れないのが実情です。気温24℃。

14時10分頃 ♂の不在時に飛来して50秒の産卵




方向転換


横向きになるのを待ったがピントが合ったのは卵塊落下後 タイミング悪し

2024.5.26 埼玉県

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サラサヤンマ 2024<5月>

2024-05-27 | サラサヤンマ

<5.24>

暑い日

サラサヤンマの季節になりました。真夏日になる予報で、早い時期の暑い日程、目撃確率が高い交尾を期待です。
静止して待機する♂に3♀が捕捉されるまでは予測どおりでしたが、交尾態は樹上高く飛び、撮影ならずでした。
産卵前に♂に持っていかれたり、産卵してもまだ若いので落着かず、産卵も満足に撮れません。最高気温32℃。

12時10分頃 産卵場所を探す若い♀


着地したが産卵を試したのみ 10秒で飛び去る 


1時間20分程経過して同じ朽木に別の♀が飛来しました。ここは縄張りの♂から数m程ですが死角になります。
一見すると産卵不適の硬い朽木ですが、苔の裏側が産卵基質です。よって産卵管は容易に撮影できません。

13時半頃 同じ朽木に別の♀が着地 約3分間産卵




産卵慣れしていないのか近くに静止


さらに樹上に飛ぶ そのまま戻らず


♂はそこそこいたものの暑過ぎて飛ばず、殆ど静止状態です。正午で28℃、14時で30℃になりました。

静止して♀を待つ♂ 






飛んでもすぐに止まる繰り返し ここは不安定で止まれない


この暑さでは通常のホバリングを期待する方が無理というもの





2024.5.24 埼玉県

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ダビドサナエ 2024<5月④>

2024-05-25 | サナエトンボ科ダビドサナエ属・ヒメクロサナエ属

<5.21>

今季は少ない

苦戦モードのクロサナエは諦め、2週間ぶりに横浜の渓流のダビドサナエの観察に行きました。最高気温28℃。
午前中から待機して14時頃に1♀が産卵して終了。まだ活動期ですが、今季は少ないのか厳しい状況でした。
もう一方の狙いのヤマサナエ産卵も空振り。気象条件は良好なのに前日の雨上がりの午後に出きったかのかも。

白くなった老熟♀の産卵 10秒程で飛び去る終盤のパターン




♀が産卵した後に流れに降りてきた♂


ヤマサナエの産卵目撃はなし。♂がホバリングする時は産卵が見られるものですが、時期が早かったようです。

<ヤマサナエ> ホバリングする♂




縄張りの♂ 流れには3♂が出ていたようで時々バトルも見られた



2024.5.21 神奈川県

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アオハダトンボ 2024<5月>

2024-05-24 | ・アオハダトンボ

<5.19>

移精から産卵まで

アオサナエの産卵待ちの河川、何時もいるアオハダトンボが殆ど姿を見せません。晴れないと駄目なようです。
そんな状況下、交尾が成立して産卵した貴重な1対の様子です。目撃はこれのみで、干渉する♂もいません。

11時20分頃 ♂が♀を連結して即刻移精




移精は30秒で終了


交尾態 交尾時間は1分15秒


交尾後の♀ 水面からやや高い所で休止


産卵を促す♂


交尾後、約7分間休止して産卵開始










付近を探すと、ヒメサナエ3♀が羽化していました。

<ヒメサナエ> ♀羽化







2024.5.19 埼玉県

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アオサナエ 2024<5月①>

2024-05-23 | サナエトンボ科アオサナエ属・ホンサナエ属

<5.19>

効率よし

翌日から雨で一日中曇天の予報。天候から♂の活性がないことを期待して、アオサナエの産卵撮影に行きました。
昨年は産卵に来た♀が何度も♂に持って行かれ、悔しい思いをしています。薄曇り、無風で気温24℃で推移。
意に反して♂は何時もどおり飛び回りましたが、多分2♂と少なく、12時半頃に姿を消すと♀が飛来しました。
約7分間に3♀が集中する展開で、かつてなく効率よい産卵撮影になりました。前後1時間は目撃がありません。
13時半になると小雨が降りだして撤退、待機は2時間で済みました。

12時36分 最初の♀ 黄色みが強い若い個体 50秒の産卵 回り込むと向きを変える




2番目の♀ 最初の♀の産卵終了3分半後に飛来 55秒産卵 


やっと横を向いた






3番目の♀ 2番目が去って1分後に飛来 緑色が目立つ個体 40秒の産卵 正面向き、後ろ向きと激しく動く




卵塊形成


縄張りの♂ 時にバトル 小雨が降ってもパトロールを止めなかった





2024.5.19 埼玉県

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