https://t.co/16wzFVjHXi
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) June 1, 2023
がん終末期の療養場所で余命に差があるか?(日本)
・余命週や月単位の患者では自宅の方が緩和ケア病棟より長く生存
・平均生存期間在宅65日、病棟32日と倍の開き
・環境でのストレス差が影響か
・自宅療養が向かない患者も。その人に適した最期の場所を選ぶのが望ましい
「家に帰ると医者がいつも診られず、すぐ亡くなるのではないか」との心配の声が多いため調査を行ったと
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) June 1, 2023
確かにその様な声は時々伺うため、このような結果が出たことで説明にも使えるものだろう
衰弱が進んだ状態では、環境の差によって受ける負荷も大きいとうかがわれ、現場の実感とも合致する結果
私が診た範囲の実感だが、この数年は病棟の面会制限のこともあり、がん終末期に在宅で過ごすことを希望される方も多かったと思う
— 大津秀一🍀医師🍀緩和ケア内科🍀早期からの緩和ケア外来🍀院長🍀「どこでも緩和®」で全国対応可 (@shuichiotsu) June 1, 2023
コロナ下では「残りの時間を家族と制限なく過ごしたいため家を選ぶ」という重要な動機があり、余命に関してはともかく、終末期の生活の質の向上には寄与したと思われる
進行癌患者において,最期の時間を過ごす場所が病院よりも自宅である方が生存期間が長かった.予後予測指標PiPS-Aで予後が月or週単位の患者では自宅の方が生存期間が長く,日単位では生存期間に有意差はみられず.本邦2878例解析(PLoS One 2023;18:e0284147)https://t.co/5xBNMxrBA0
— EARLの医学ツイート (@EARL_med_tw) May 31, 2023
「在宅ケアは医師がすぐに診られるわけではないので病院と違ってすぐに亡くなってしまうのではないか?」という不安をもつ方も多いですが、その可能性は低そうな結果です。最期の時間をどこで過ごすかについて、非常に参考になる研究結果だと思います。 https://t.co/LhuzRklx9K
— EARLの医学ツイート (@EARL_med_tw) May 31, 2023