☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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狼の死刑宣告

2010年03月22日 | ★★★★

狼の死刑宣告 [DVD]
【DEATH SENTENCE】 2009/10/10公開 アメリカR15+ 106分
監督:ジェームズ・ワン
出演:ケヴィン・ベーコン、ケリー・プレストン、ジョン・グッドマン、ジョーダン・ギャレット、スチュアート・ラファティ

愛する家族を守るために
街のダニども 全員死刑に 処す

Story:投資会社に勤めるごく普通の男、ニック・ヒュームはある日、愛する息子を目の前でギャングたちによって殺されてしまう。やがて犯人は捕まるもののギャングたちには微塵も反省の色が見られず、しかも裁判ではとうてい納得できる刑罰が科せられることはないと知ってしまったニック。もはや息子の仇は自らの手で行うしかないと決意するニックだったが…。(allcinema ONLINEより)

 

愛する息子をギャングに殺された父親の壮絶な復讐劇を描いた作品。原作は『狼よさらば』などで知られるブライアン・ガーフィールド。監督は『ソウ』シリーズのジェームズ・ワン。

こういう作品は“ヴィジランテ(自警)映画”というらしいですね。ジョディ・フォスターの『ブレイブワン』も同じ感じですね。『狼よさらば』は大好きな作品のひとつでしてチャールズ・ブロンソン演じる主人公が警察や法に頼らず妻子を殺したギャングにたったひとりで復讐をするというお話でしたが、こちらのお話も大ざっぱに言えば似たようなお話でした。

ケヴィン・ベーコンがカッコ良かったーーーーーっ!!

怒りがMAXに達するまでを見事に演じきったケヴィン・ベーコンが素晴らしい!!。
復讐ものは好きですが、ここまで壮絶で切ない復讐劇は久々で興奮しましたわ。
最初は普通のビジネスマンで良き夫良き父親、その後息子を殺した男を法の外で裁く男に変貌。しかし復讐は復讐を生むもので逆に復讐に恐れる展開に・・・。後半は再び復讐を誓い徐々に狂気と化していく3段階がたまりませーん。

息子が殺された理由がヒジョーに怒れるもので、ギャングに入るための殺人というから頭にくる。犯人は捕まるのですが刑はせいぜい5年が妥当という。殺人なのに5年・・・そりゃ遺族としては黙っちゃいられませんな。しかも重刑にしようとすると面倒なことがあるらしくかえって罪が軽くなってしまうこともあるという陪審員制度はいかかなものか、ムカー。法に裁かれるべき人間が法によって守られている矛盾さ、不公平だという主人公の気持ちがよくわかります。

俺がやらねば誰がやる!ということでケヴィンパパがギャングどもに死刑宣告をするわけですが、またこれがアクションあり、銃撃戦ありでモロに私の好みでございます。駐車場でギャングどもと格闘するわ、カッコ良い銃撃戦があるわでハイテンションなワタクシ。

相変わらず警察は役立たずなんですが、そんなの関係ないくらいケヴィンパパにくぎ付けです。最終決戦にのぞむ姿がめちゃくちゃカッコ良いのだ。もうボロボロになりながら死刑執行人としてガンガン行っちゃうところは気持ちいいくらいです。

でも冷静に考えると普通のビジネスマンだった人が、足や頭がぶっ飛ぶような過激な銃を手にして撃ちまくれるのはどうなんだろうと(笑。気にしない、気にしない。

*映画鑑賞★日記・・・より転載 


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