幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

松山の夜の街・居酒屋で一杯

2024-04-03 | グルメ

松山での夕食。

ホテルのロビーで飲食店紹介のリーフレットを探し、大街道にある「媛や」さんを選び予約した。

松山城からわずかな距離の一郭「大街道」は松山市の中心であり、ホテルや飲食店も多い繁華街である。

入り口横のテーブルに落ち着く。

 

まずはお刺身で、ビールを一杯。

 

お料理、お酒のメニューが揃っている。

「じゃこ天」は注文してから揚げたアツアツで出てきて、出来合いを炙っただけのものとは違う。

タケノコの土佐煮も春らしい一品で、タケノコの先っぽの柔らかさと、ちょっとしたえぐみがまたおいしい。

 

酒は土佐の「酔鯨」に。

塩、コショウで味付けされた、「せせり」は軟骨のコリっとした食感がいい。

また、新玉ねぎの天ぷらは塩で頂くが、甘みがあってとてもおいしい。

 

 

お酒も進み良い気持ちになったころ、地元の名産「伊予柑のお酒」でさっぱりと。

 

お店の構えは決してキラキラしてはいなく、むしろ地味な感じである。

ご主人の、「おいしいものを出そう」とする気持ちが伝わり、手早く出してくれる料理はいずれもおいしかった。

魚については研究熱心な方のようで、東京の鮮魚スーパーまで鮮魚の流通を視察に行かれたことがあるそうである。

ご主人との会話も楽しく、居心地の良いお店だった。

さすが愛媛、〆に一皿サービスで出してくれたみかん「せとか」の甘さ、みずみずしさは絶品であった。



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