真の動物福祉牧場を目指して

青い山脈 - 修行編

 今回はトゥルクのヒマラヤでの修行について語りますが、山での修行は日本にも修験道の伝統が今も残っております。

修験道 - Wikipedia

 私が今度「地域おこし協力隊」で行く予定の小鹿野町にも、両神山や御岳山といった修験道で有名な山があり、山を歩きながら唱題行が出来て気に入りました。

 中国でも古来から仙人の伝説はアマタあり、俗世の混沌を逃れて山で悟りを拓く道は、今でも人気を博しております。

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 このコラムでは仙人になる秘訣として、「亀のように座り、鳩のように歩き、犬のように寝ろ」と教えられています。

 これについて詳しい説明はないので、私の解釈を述べてみますと「亀のように座る」は座禅で禅譲の心を持つのに役立ち、「鳩のように歩く」は常に周りに気を配って生きる姿勢を表していると思います。

 「犬のように寝る」については「うつぶせ寝健康法」という本が詳しく解説しており、これは「免疫力を高める寝方」と題した回でフィーチャー(特集)しました。
 これについて新しく発見を付け足すと、うつぶせ寝ではお腹の下に手を入れるのがコツなのですが、この時に親指を掌の上に重ねるとイイです。

 中国の仙人について付け足すと、彼は当然「食」にもコダワっており、霊芝(キノコ)や朝鮮人参、クコの実などを主食としていた様ですが、酒も常飲していたそうで、これは左派の人々にとっては朗報でしょう。

 話をトゥルクに戻しますと、彼女はこうしたヒマラヤの仙人に弟子入りします。
 仙人は時おり麓の村に降りて来ましたが、それは少しは世間にも関心を持っていたからで、食糧は山で自給自足できていました。

 それは長年、麻とクコの実だけで生きて来て、ブレサリアン(超少食者)と成っていたから可能なコトで、トゥルクも彼の様に自由に生きたいと思います。
 しかし10代で成長期のトゥルクにこの修行はムリがあり、仙人は自分の腸内細菌を丸薬にしたモノを彼女に与えますが、それでもまだまだ長い年月をかけて、徐々にブレサリアンを目指して行きなさいと諭します。

 この仙人の名前はシバにしようかと思い、シバ爺は高齢なのでもう冬場を山で過ごすコトは出来ずに里へ降りて来ます。
 そこでトゥルクは彼を敬い世話して、シバ爺も彼女に特別な輝きを認め、その芽を伸ばす助けを喜んでしました。
 
 
 
 
 
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