こんばんは。
今日は遅くまで仕事になりました。
もちろん『定額減税』の関係です。
【明日も出勤に】
今は、私を含めて3人で『定額減税』の対応をしています。
もう6月も1週間終わってしまいました。
本体の月例の給与支給日は25日です。
6月25日(火)に支給(振込)するためには、その6営業日前までに銀行に振込依頼のデータを送らないといけません。それが、17日(月)です。
1月を除く、4月、7月、10月以外は、毎月7日に勤務の締めが行われます。また、給与計算に1日付けの社員の情報を接続します。
そして、10日に給与仮計算というのを行い、概算を求めます。
それから、細かな金額の修正を何度も行い、だいたい毎月17日に本計算を行い、銀行にデータを接続します。
今月は、14日(金)に地域社員の本計算。17日(月)に社員の本計算になります。ただ、社員に関しては、評価に基づく『定期昇給』の処理も行われ、『定期昇給』の発令年月日が4月1日付けなので、4月まで遡って、基本給やその他手当の差額計算、超過勤務の超勤単価再計算から超勤手当の差額計算までを行い、6月の給与で、その差額も含めて支給されます。
ただでさえ、6月は給与計算に関するチェックが大変な月なんです。
それにプラスしての『定額減税』ですから。
更に、給与計算が終わると、即、夏の賞与計算に入ります。
通常、賞与の支給日が6月末なのですが、今年は、29日(土)、30日(日)なので、賞与の支給日が28日(金)に2日前倒しになります。
28日に支給するためには、20日(木)までには銀行にデータを接続する必要があり、20日が賞与の本計算ということになります。
賞与も、期末手当の考課(評価)に基づいて、個別に割り増しがされるため、賞与計算後の確認が大変です。
それと合わせて、賞与でも『定額減税』が行われます。
とにかく、今月をしのぐためには、『定額減税』だけで、地域社員の給与と賞与、社員の給与と賞与の4つについて確認をしないといけません。
更に、政府が「定額減税分について、給与明細への表示を義務化」したため、給与明細についても改修を行わなければなりません。
本体の給与明細はWeb明細に変更になっているのですが、給与と賞与ではフォーマットが異なります。更に、社員と地域社員では出力の仕方が違います。
なので、これも4パターンを確認しないといけないという状況です。
なかなかタイトです。
なので、明日も出勤して動作確認をすることになりました。
正直、「もういいかげんにしてほしい」と思うのですが。
給与、賞与の処理が正しく行われたとしても、『年末調整』で最終的な所得税額の計算をして所得税を戻したり、追加で引いたりするのですが、ここにも、今年に限ってですが、『定額減税』を考慮した改修を行わないといけません。
今日、SOさんと話していたら、今度2年後くらいに本体が新しく導入する人事・給与システムパッケージがあるのですが、その担メーカーの担当者に、『(テストですが)失敗した』との連絡が入ったそうです。
その話を聞いて、つくずく、どこも苦労しているんだな。と思って。
給与関係なので、1円の間違いも許されません。
それもあって、確認は大変です。
明日1日で、なんとか完了できるよう、頑張らないと。
では、また。