その後、岡田監督は「ジャンボリー大集会」の壇上からメッセージをおくりました。
「私自身、20年ほどエコに取り組んでおり、スカウトのみなさんにもそれを期待しています。地球環境はこれまでも少しずつ変わってきていた。今問題なのは、その変化のスピードが急になったこと。1900年に15億人だった地球の人口。1950年には30億人。2000年には60億人になり、今や68億を超えようとしています。その分、地球が大きくなればいいのだが、地球は大きくなりません。つまり、仲間と共生していくしかないんです。
そのために、少し環境が変わったくらいで根をあげてはいけません。そんな変化に耐えつつ、できることからやっていきましょう。それはボーイスカウトの活動に通じることなんです」
その後、ボーイスカウトの創立者、ベーデン=パウエル卿の言葉
「フットボールをする時、あなたは、あなた自身が楽しむだけでなく、味方が勝つようにゲームする」
を引用して、
「自分だけが楽しくても、チームが負けたでは意味がない。南アフリカ大会での日本代表チームは、試合に出ていないメンバーも、チームが勝つために自分ができることを積極的にしてくれた。だからこそ予選を突破できた。スカウトのみなさんにも、今回のテーマのように世界に向かって羽ばたいて欲しい。自分の国を誇りに思うことも忘れないで。そして、同時に相手のことを尊敬してほしい。今回の南アフリカ杯で日本代表は決勝トーナメントでパラグアイに負けましたけど、沈んでいる日本代表に対して、パラグアイの主力選手が声をかけ、励ましてくれた。彼らは国を愛し、一生懸命誇りを持って日本代表が戦ったことを知っていた。みなさんにもそういった自分だけでなく、周りの人間を大切に思える人間になってほしい」
と語りました。
「私自身、20年ほどエコに取り組んでおり、スカウトのみなさんにもそれを期待しています。地球環境はこれまでも少しずつ変わってきていた。今問題なのは、その変化のスピードが急になったこと。1900年に15億人だった地球の人口。1950年には30億人。2000年には60億人になり、今や68億を超えようとしています。その分、地球が大きくなればいいのだが、地球は大きくなりません。つまり、仲間と共生していくしかないんです。
そのために、少し環境が変わったくらいで根をあげてはいけません。そんな変化に耐えつつ、できることからやっていきましょう。それはボーイスカウトの活動に通じることなんです」
その後、ボーイスカウトの創立者、ベーデン=パウエル卿の言葉
「フットボールをする時、あなたは、あなた自身が楽しむだけでなく、味方が勝つようにゲームする」
を引用して、
「自分だけが楽しくても、チームが負けたでは意味がない。南アフリカ大会での日本代表チームは、試合に出ていないメンバーも、チームが勝つために自分ができることを積極的にしてくれた。だからこそ予選を突破できた。スカウトのみなさんにも、今回のテーマのように世界に向かって羽ばたいて欲しい。自分の国を誇りに思うことも忘れないで。そして、同時に相手のことを尊敬してほしい。今回の南アフリカ杯で日本代表は決勝トーナメントでパラグアイに負けましたけど、沈んでいる日本代表に対して、パラグアイの主力選手が声をかけ、励ましてくれた。彼らは国を愛し、一生懸命誇りを持って日本代表が戦ったことを知っていた。みなさんにもそういった自分だけでなく、周りの人間を大切に思える人間になってほしい」
と語りました。