中国第一日目の夜は、青島(チンタオ)で海鮮料理☆
アワビ、イカ、フカヒレスープ♪♪
普段食べられない料理が並び、費用が会社持ちなのをいいことに、お腹いっぱいいただきました!
今回、通訳兼ガイドとして同行してくれたメガネ美人のチョウさん(仮名)の話によると、青島(チンタオ)周辺の海には、もともとアワビなどを養殖する筏がたくさん浮かんでいたそうなんですが、今度の北京オリンピックのボートレース会場に青島(チンタオ)が選ばれると、ほとんどの養殖筏が禁止されてしまって姿を消したんだそうです。
このチョウさん、まだ20代の美しい女性なのですが、ハッキリ物を言う面白い人で、
「中国人は何よりメンツを大切にします」とか、
「青島の大学が上海に持っていかれてしまって、ちょっとの間、青島と上海の市役所は仲が悪かった」
なんて話までして、地元青島出身の運転手さんと、今回世話役として上海から付いてきてくれている取引会社のシンさん(仮名)に同時に何やら中国語でツッコまれていました☆
そのチョウさんも友達と登ったという「泰山」。
さすが中国第一の名山というだけあり、観光客の多いこと。
私たちはその頂上にある「神憇ホテル」というところに泊まって、世界で最も綺麗な日の出というのを見る予定でいたのですが、直前になってホテル側からキャンセルに。
なんでも中国の政府高官が当日泊まることになり、警備の問題で泊まれなくなったとか。
うわぁ、日本で新幹線を止めちゃった政治家はいたけれど、さすが中国。
そう思うとなぜだか腹が立ちません。
だいたい海外で日本との違いをいちいち気にしていたらきりがないです。
たとえ料理の皿の中から同行した中国人の女性が何かつまみ出し、床にポイと投げ捨てても。
空港の女性スタッフが、スタッフルームの廊下で「蹴羽」に夢中になってても。
ホテルの従業員が、マスターキーで部屋のドアを開け、知らない男を連れて来ても(苦笑)
これにはさすがに驚きました。
泰安(泰山の麓の街)のホテルに泊まっていた時のこと、どうしても自分の持っているキーでドアが開かないからと、従業員に言って、”私の”部屋のドアをマスターキーで開けさせた男がいたんです!!
もちろん、そのドアの本来のキーはちゃんとあります。
ドアの”内側”に。
私が持っているんですから!
どうやらこの男は、本当に部屋を間違えただけだったようですが、もし部屋に誰もいなかったらどうなっていたことやら。
たいしたトラブルにならなくてよかったです。
ちなみに空港の女性スタッフが遊んでいた「蹴羽」というのは、バトミントンのシャトルを大きくしたみたいなものを、足で蹴って遊ぶというもので、「蹴鞠」みたいなものです☆
羽子板の足バージョンかな?
泰安ではしゃぶしゃぶ料理を食べました♪
この地方では、ハウス栽培が盛んで、美味しいキャベツや果物が採れるんだそうです。
そういえば、泰山までの道程、ものすごい数のビニールハウスを見ました。
みんなハウスの上にござみたいなのをかぶせる作業をしていました。
そして、どこでも必ず出てくるのがスイカ。
中国で食事すると、ホントによくスイカが出て来ます。
もう11月なのに。
みんなスイカが好きなのかな?
次の日は、泰山の麓にある岱廟(たいびょう)を見学してきました。
ではその話はまた次回☆