とあるファーストフード店でのこと。
注文の品が出来上がるまでカウンターの前で待っている青年。
まだ学生のようなその男の子は、浴衣を着て下駄履き、耳には携帯型音楽プレイヤーのイヤフォンをして、分厚い文庫本を立ったまま読んでいました。
アレ? 今日って花火大会か何かあったかな…
と一瞬思いましたが、そんな予定はありません。
その格好にちょっとビックリしたものの、本好きの人にはめったに出会えないので珍しくてしばらくながめていました。
しだいにお客さんで混雑してくるカウンター。
その中で傍に人が居ないかのごとく、場所を譲ることもなく読書に熱中する彼の姿はとても浮いて見えて…
こんな本読みだけにはなるまい…
と私は固く決心しました。
夢中になるのはわかるけれど、時と場所を考えないと。
今日、本屋さんに行ったら児童書のコーナーで小学生くらいの女の子が本を読んでいました。
その子にとっては大きすぎる本を両手で抱え込み、開いたページの中に顔を突っ込むようにして夢中で読んでいます。
本当はその子の読んでいる棚もひと通り目を通したかったのですが、邪魔をしてはいけないとそっと通り過ぎました。
ああいう貴重な時間は大切にしてあげたいです。
注文の品が出来上がるまでカウンターの前で待っている青年。
まだ学生のようなその男の子は、浴衣を着て下駄履き、耳には携帯型音楽プレイヤーのイヤフォンをして、分厚い文庫本を立ったまま読んでいました。
アレ? 今日って花火大会か何かあったかな…
と一瞬思いましたが、そんな予定はありません。
その格好にちょっとビックリしたものの、本好きの人にはめったに出会えないので珍しくてしばらくながめていました。
しだいにお客さんで混雑してくるカウンター。
その中で傍に人が居ないかのごとく、場所を譲ることもなく読書に熱中する彼の姿はとても浮いて見えて…
こんな本読みだけにはなるまい…
と私は固く決心しました。
夢中になるのはわかるけれど、時と場所を考えないと。
今日、本屋さんに行ったら児童書のコーナーで小学生くらいの女の子が本を読んでいました。
その子にとっては大きすぎる本を両手で抱え込み、開いたページの中に顔を突っ込むようにして夢中で読んでいます。
本当はその子の読んでいる棚もひと通り目を通したかったのですが、邪魔をしてはいけないとそっと通り過ぎました。
ああいう貴重な時間は大切にしてあげたいです。