私的図書館

本好き人の365日

アイロンとエコ生活

2011-04-02 18:29:00 | 本と日常
今日は朝からアイロン選び。

ネットで評判や性能、値段などをチェックして、いくつか候補を決めてから大手家電量販店に出かけて来ました。

アイロンを買うのは初めて。
一人暮らしなのでいつもはクリーニングを利用しているのですが、少しでも節約になればと購入を決意しました。

買ったのはコードレスでスチーム機能の付いているやつ。
3,000円以内で買えました。
地デジTVを買った時のエコポイントで支払い。
ついでにホームセンターをはしごして、アイロン台も買って来ました。

家に帰ってさっそくアイロンがけ♪

何でも初めては楽しいですね。
アイロンがけ自体は小学生の頃から家で手伝っていましたが、新しい機械ということでいろいろ試しながら、夢中になって10枚くらい、シャツやズボンをピシッと仕上げました。

けっこう得意かも知れません。

う~ん、でもけっこう電気くいそうだし、本当に節約になっているのかな?
ま、楽しいのは最初だけでそのうちめったにやらなくなるだろうから(苦笑)、頻度からいったら電気代もそんなにかからないでしょう。
それに一台くらい家にアイロンがあったほうがなんとなく「家」って感じがするし。

女優の本上まなみさんもエッセイの中で、引越しして最初に買った物として、自転車とアイロン台とハンガーと物干し竿をあげていました。

「生活感」があっていいなぁ☆

でも電気を使うものは停電になったら使えない…
私が小学生の頃、田舎の祖母が使っていた炭を使う昔のアイロンを思い出しました。
炭の熱でアイロンをかけるのです。
ミシンも足踏み。
当時の同級生の中には、小学生なのに毎日川からお風呂の水を運んでいるという子もいました。
各家庭に水道が通ったのは私が大人になってからです。
父親も若い頃は山で炭を焼いていたといいます。
昔の生活はエコがあふれていました。

もっとも私の実家ではいまだに薪でお風呂を沸かしてコタツは豆炭。お風呂を沸かした炭を七輪に入れて魚を焼いたりしています。
ニワトリを飼ったり果樹園を作ってみたり、シイタケを栽培したり地蜂を飼育したり。母が嫁に来た頃はヤギもいたそうです。
竹やぶからはタケノコを、裏山からは杉の葉や朴葉やタラの芽を。家の前の畑からはしその葉や山芋やアケビが採れます。土筆はもうその辺にいくらでも生えてくるし、田んぼにはわらびやぜんまい、よもぎにふきのとう。
果樹園で作っているのはリンゴにサクランボに苺と葡萄。柿と梅は私が生まれる前から生えているもの。
昔は栗の木と桃もありました。下の家(お隣の家)には大きなナツメの木があって小学校の遠足のおやつによく採りに行ったものです。
ちなみに私は山菜は苦手でほとんど食べられません。
キノコもダメ。
地蜂なんて見た目でもうダメです。

ニワトリもイノシシも、魚ですら解体できません。
血が苦手なのです。
農家数軒でイノシシを捕まえる柵を持っているので、年に数頭、イノシシを解体しなくちゃいけないのです。骨は飼っている犬が喜んで食べます。

田舎生活はとってもできそうにありません。