タンスの中を整理していたら、使っていないバッグの中から千円札が出て来ました!!
うぉ、ラッキー♪
昔から「イザという時」のためにあちこちに現金を入れておくのがクセなんですよね。
財布を忘れたり、予算をオーバーしてもサッと対応できるように。
それで入れたまま忘れてる。
まるでドングリを埋めたまま忘れてしまうリスみたいなもんです。
本末転倒(苦笑)
自身の節約生活を描いて人気のイラストレーター、森川弘子さんのコミックエッセイ、
『年収150万円一家 節約生活15年め』 (メディアファクトリー)
を読みました。
このシリーズも3冊目。
売れないSF作家の夫と小さな娘さんとの3人暮らし。
光熱費を抑えるために3人一緒にお風呂に入ったり、節約料理を工夫してみたり。
節約生活のコツは「昭和の暮らし」を楽しむこと☆
電気料金や税金が値上げになって、節約節電がさかんに叫ばれていますが、森川さんちは15年も前からずっと節約生活!
「へ~」と思うアイデアから、「ここまではちょっと」というものまで紹介されています。
毎回思うけれど、森川さんって料理上手だよなぁ~
もう一冊は、愛知県のニュータウンでワンルームの丸太小屋に住み、キッチンガーデンで野菜を作ったり、保存食やお菓子を作り自給自足の生活を楽しんでおられる、83歳と86歳のご夫婦の1年間を紹介した本。
『あしたも、こはるびより。83歳と86歳の菜園生活。はる。なつ。あき。ふゆ。』 (主婦と生活社)
旦那さんはニュータウンの建設に関わった建築家だそうで、2人はその側に土地を買い、木を植え、丸太小屋を建て、野菜を育てて暮らしてみえます。
奥さんが使いやすいように工夫された農具がすべて黄色に塗られていたり、格子状に区切られた畑やそれを取り囲む樹木や草花、レンガで作られた燻製釜に、なんといっても素敵なのがお2人の暮らす丸太小屋!
「ターシャの庭」や「赤毛アン」と同じ”ニオイ”を感じました♪
体を痛めない程度に勤勉に畑を管理し、お茶をいれ、お菓子を焼く。
畑は完全無農薬で、野菜クズなどを落ち葉とまぜてたい肥にしているんだとか。
愛知県はお隣なので、お2人の暮らすニュータウンも知っていますが、私から見たらけっこう便利で開発された大きな町です。そんなところでこんな生活を送ってみえる方がいるなんて驚きでした。
しかも83歳と86歳!
春夏秋冬、それぞれの時期に撮影した畑の写真が載っていましたが、季節によって姿を変えるその畑の姿は、まさに自然のサイクルそのもの。
あぁ、自然ってこうやって回っているんだな、と感じました。
旦那さんが小麦を手で抜こうとしている奥さんに「腰を痛めるから無理しなさんな」と言葉をかけている様子が微笑ましかったです♪
どこかで無理をすると、いつか跳ね返ってくるんですよね。
奥さんがササッと作るチーズケーキやパイのおいしそうなこと!!
節約生活もそうですけれど、こういう生活って料理の腕がいいか悪いかで、日々の楽しみが全然違うと思いました(苦笑)
生活って、「食べること」なんですね。
冷凍庫の中も片付けようと、昨日は冷凍さぬきうどんを、牛乳とマヨネーズ、鶏がらスープと黒コショウに残り物の野菜を入れて「なんちゃってカルボナーラ」にしてみました。
腰はないけどこれがけっこう食べられる♪
マクド〇ルドのポテトも残ってしまったので、細かく刻んでタマネギやニンジンと一緒に炒め、溶いた卵を流し込んでオムレツにしました。
こっちはさすがにホクホク感はないな…
テレビでやっている「節約生活」の番組が好きなので、マネしてみましたがなかなかうまくはいきません。
料理ってセンスとかもあるんでしょうね。
節約ってやっぱり難しいなぁ。